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アガサ・クリスティーと14の毒薬
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 2016/09/15 |
| JAN | 9784000050142 |
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アガサ・クリスティーと14の毒薬
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商品レビュー
3.9
7件のお客様レビュー
タイトルに惹かれて手に取ったけれども、想像していた以上にガチだった本。 毒薬関係の本を立て続けに読んだことがあるので、この本で引用されている毒薬については、ひと通り既知だったけれども、ここまで作用機序についてまで突っ込んである本はすくなかった。有機化学に疎い私にはちんぷんかんぷん...
タイトルに惹かれて手に取ったけれども、想像していた以上にガチだった本。 毒薬関係の本を立て続けに読んだことがあるので、この本で引用されている毒薬については、ひと通り既知だったけれども、ここまで作用機序についてまで突っ込んである本はすくなかった。有機化学に疎い私にはちんぷんかんぷんなところもあり、読み進めるのに時間がかかった。翻訳した人も大変だったろうなあと思う。 引用されているアガサ・クリスティの作品については、読んであるものは読み返したくなったし、未読のものは読みたくなったし、著者はとても誠実に作品を取り上げ扱っているなあとしみじみと感心した。 それと同時に、アガサ・クリスティという人は勉強家だったんだなあと感慨深く思った。もっともっと評価されて良い女性なのになあ……なんて思った。 実はこれから、この本で取り上げられている『エッジウェア郷の死』を読む予定だ。いまから楽しみで仕方ない。
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ポワロと私 を読み終えた流れで、さらにアガサ・クリスティーの作品の評論的なものが読みたい、と、どこかの書評で知ったこの本をチョイス。 気軽に読み始めたのですが、ちょっとびっくりしました…本気の「14種類の毒について解説する」本だったのです… どんな分子構造か、何から採れるか、も...
ポワロと私 を読み終えた流れで、さらにアガサ・クリスティーの作品の評論的なものが読みたい、と、どこかの書評で知ったこの本をチョイス。 気軽に読み始めたのですが、ちょっとびっくりしました…本気の「14種類の毒について解説する」本だったのです… どんな分子構造か、何から採れるか、もし体内に入ったらどうなるか…など詳細に書かれ、ドキドキしました… アガサの毒の記述の正確さや、毒の発見や使われ方の歴史(物によっては薬として使われていたとか)、実際の殺人事件なども紹介。とても興味深く…はい、おもしろかったのです… 最近読んでいた別の本で、徳川幕府も砒素が蔓延していたようで、和歌山カレー事件のことも思い出し…ゾッ。 誤って毒を摂取してしまう可能性と危険性も教えられました。もともとそそっかしく、何でも口にしがちなので、注意しなくては。 巻末の化学式(というのか?)とアガサの作品の殺害方法一覧も、今後の本選びの参考になりました。 たくさん再読したくなり、大変!
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アガサ・クリスティーの作品に登場する毒薬について実際の事件も交えながら取り上げた本。 アガサ・クリスティーが薬剤師であったことを初めて知った。 取り上げられている作品はほとんど読んだことが無いため、これをきっかけに読んでみようと思う。
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