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リーチ先生
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2016/10/26 |
JAN | 9784087710113 |
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商品レビュー
4.1
124件のお客様レビュー
大分の小鹿田焼、バーナード・リーチについて書かれているから、原田マハの本だから 読み始めた理由はそんなものだった。 柳宗悦や、民藝、用の美など知りたいことが随所にあり面白かった。 陶芸について、さらにその歴史についてもっと知りたくなったし、バーナード・リーチやその仲間(濱田庄司...
大分の小鹿田焼、バーナード・リーチについて書かれているから、原田マハの本だから 読み始めた理由はそんなものだった。 柳宗悦や、民藝、用の美など知りたいことが随所にあり面白かった。 陶芸について、さらにその歴史についてもっと知りたくなったし、バーナード・リーチやその仲間(濱田庄司、富本憲吉ら)の作品を観てみたいと思った。 嫌な人、悪い人が全く出てこないのがとてもよかった。 白樺派の恵まれ過ぎた環境が庶民の生活とはかけ離れているのが少し気になったが。
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私の中では鉄板の原田さんのアートもの。 陶芸の里・小鹿田に、高名な英国人陶芸家、バーナード・リーチが来訪することに。 “リーチ先生”のお世話係を仰せつかることになった、陶工見習いの沖高市は、あるときリーチから高市の父親・亀乃介の名を聞かされて驚くのですが、そんな高市にリーチは懐...
私の中では鉄板の原田さんのアートもの。 陶芸の里・小鹿田に、高名な英国人陶芸家、バーナード・リーチが来訪することに。 “リーチ先生”のお世話係を仰せつかることになった、陶工見習いの沖高市は、あるときリーチから高市の父親・亀乃介の名を聞かされて驚くのですが、そんな高市にリーチは懐かしそうにこう告げるのです。 「やっぱり、君は、カメちゃんの息子でしたか。」 実在していた、英国人陶芸家・バーナード・リーチの半生を、架空の人物である沖亀乃介の視点から描いたアートフィクション。 日本の美を愛し、日本と英国の文化の架け橋となるべく芸術活動に打ち込んだリーチ先生と、彼を敬い支え続けた、助手のカメちゃんこと亀乃介との絆に心が温まります。 作中にはリーチをはじめ、濱田庄司や柳宗悦、岸田劉生等々・・といった錚々たる実在した芸術家たちとの交流が描かれているのですが、彼らの芸術に対する熱量がビンビン伝わってきて、勿論フィクションではあるのですが、“実際こんな感じだったのでは・・”と思わせるような生き生きとした描写力はさすがですね。 物語の後半は、舞台が日本から英国に移り、英国西端の町・セント・アイヴスでの日々が綴られるのですが、陶芸に適した“土”を探し求めてあちこち巡る羽目になったり、新しい工房〈リーチ・ポタリ―〉を開くも、最初の火入れが上手くいかなかったり・・試行錯誤しながらも、英国に陶芸の礎となる場所を築いていく様が胸あアツです。 そして、ここでは亀乃介と現地のパブの女給・シンシアとの恋バナもございますよ~。 『リーチ先生』というタイトルで、勿論リーチさんの事が描かれているのですが、同時に亀乃介の物語でもあるので、プロローグとエピローグで亀乃介の息子・高市へと繋がる構成が良くできているなぁと思いました。 結構ヴォリュームがあって、読み応えありましたが、物語の中にすっかり惹き込まれてしまうので、長さは感じなかったですし、読後感も爽やかで良かったです。 本書を読み終えた後、ネットでリーチさんの作品を検索して拝見しましたが、どれも温かさ感じる作品ばかりで、例えば水差し(ジャグ)のぽってり感とか、芸術品というだけでなく日常的に愛用したくなるような親しみがあって、まさに本書にもテーマ的に描かれていた“アーツ・アンド・クラフツ”の精神を感じた次第です~。
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じわじわロス感が押し寄せてますw ってな事で、原田マハの『リーチ先生』 実在した陶芸家バーナード・リーチの伝記的お話。 若き日のリーチがイギリスの学校で出逢った高村光太郎に導かれて日本へ単身やって来て、陶芸に出逢いその魅力に惹かれ日本に住み付きイギリスと日本の陶芸、芸術の架...
じわじわロス感が押し寄せてますw ってな事で、原田マハの『リーチ先生』 実在した陶芸家バーナード・リーチの伝記的お話。 若き日のリーチがイギリスの学校で出逢った高村光太郎に導かれて日本へ単身やって来て、陶芸に出逢いその魅力に惹かれ日本に住み付きイギリスと日本の陶芸、芸術の架け橋になって行く……。 その時に出逢う沖亀乃助、柳宗悦、濱田庄司、富本憲吉など心温まる人々との友情 芸術には疎いわしでもろくろを回したくなる程この本読むと陶芸に惹かれていく♪ マハさんの本は本当に心が広がると言うか、新しい世界へ連れて行ってくれるから楽しくなるね 2017年9冊目
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