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独り居の日記
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | みすず書房 |
発売年月日 | 2016/09/01 |
JAN | 9784622085584 |
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6件のお客様レビュー
ずっと暑かったし、半分哲学書のような日記本だったので、読むのに時間がかかった。心に残るたくさんのフレーズがあったはずだけど、思い出されるのはなんだかすんごそうな深い庭の様子。実物を見たわけじゃないけど、本を開くと扉を同時に開いたように、目の前にその庭のある風景が広がるような読書体...
ずっと暑かったし、半分哲学書のような日記本だったので、読むのに時間がかかった。心に残るたくさんのフレーズがあったはずだけど、思い出されるのはなんだかすんごそうな深い庭の様子。実物を見たわけじゃないけど、本を開くと扉を同時に開いたように、目の前にその庭のある風景が広がるような読書体験だった。 メイ・サートンが、時折り「もう大人なのだから」というようなことを言うけど、この人これ書いてる時はほとんど還暦。いったいつになったら私は大人という自覚が持てるようになるのだろうと思っていたけど、どうやら60近くになっても、ハッキリと大人の自覚はないらしい。大先輩がこういうことをさらけ出してくれていると、後輩としては頼もしい。 この日記は9月から始まって、翌年の9月で終わる。一年の間に、人は成長はしないのかもしれないけど、でもこんなにも心の襞が増えていくものなのだと感じた。
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硬い言葉で訳されているので、読むのにものすごく時間がかかった。 でも、ありのままの感情の起伏が書かれていてとても学びがあった。 難しいことがたくさん書かれているので30%くらいしか著者の考えがわからなかったとはおもうけど、それでも私には大いなる発見でした。 この方の小説も読もうと...
硬い言葉で訳されているので、読むのにものすごく時間がかかった。 でも、ありのままの感情の起伏が書かれていてとても学びがあった。 難しいことがたくさん書かれているので30%くらいしか著者の考えがわからなかったとはおもうけど、それでも私には大いなる発見でした。 この方の小説も読もうと思います。
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【孤独と向き合う】 詩人であり作家であるメイ・サートンが、アメリカの田舎ニューハンプシャー・ネルソンに移り住み記した、58歳の1年間の記録。 日記という体裁ではあるけれど、すさまじい集中力での内省がほとんどで、さながら私小説のような趣きも。 「独り居」(ひとりい、と読む)とい...
【孤独と向き合う】 詩人であり作家であるメイ・サートンが、アメリカの田舎ニューハンプシャー・ネルソンに移り住み記した、58歳の1年間の記録。 日記という体裁ではあるけれど、すさまじい集中力での内省がほとんどで、さながら私小説のような趣きも。 「独り居」(ひとりい、と読む)という言葉、この本で初めて知ったなあ。 ひとり住まい、おひとり様、みたいな意味だと思うけれど、「独り居」と書くと、もっと毅然としたたたずまいと独立心を感じます。 自然の美しさを静かに記した文章かと思いきや、サートンの精力的な活動ぶりと激しい気性の起伏に圧倒された本書。 頻繁に講演や観劇のために旅行し、山と積み上がる読者からの手紙にも逐一返信する。 大量の球根と庭仕事に向かいながら、詩作のための時間が十分にとれないと嘆く様子は、矛盾ともとれるけれど。 きっと、本人にとっては精一杯何事にも誠実であろうとしているだけなのだと感じます。 「何事でも真の重大事に直面するとき、人は常に孤独である。私がかくも歴然と一人ぽっちであることーー肉体的に、ほとんどいつも、その他の意味でもーーから、持ちうるかもしれない内的洞察、または利点は、人間としての普遍的な状態に入るための一方法であるかもしれない。人が絶対の孤立を処理する方法は、成長への道程でもあり、誰にとっても、大いなる精神の旅路である。」 という文章がすごく心に響きました。 人生の重大時における決断って、だいたいは自分の責任において決めて、その決断に対して最善を尽くすことしかできなくて、人ってすごく孤独だと改めて思う今日この頃。 そんな時でも、この孤独は自分だけのものではなくて広い世界につながっているのだと思えば、不思議と慰められます。 草花でも動物でもなんでもいいから、何かに優しくしたいと思いながら読み終えた一冊でした。
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