- 中古
- 書籍
- 文庫
ロルドの恐怖劇場 ちくま文庫
定価 ¥924
330円 定価より594円(64%)おトク
獲得ポイント3P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2016/09/10 |
JAN | 9784480433756 |
- 書籍
- 文庫
ロルドの恐怖劇場
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
ロルドの恐怖劇場
¥330
在庫なし
商品レビュー
3.4
14件のお客様レビュー
一話が短くてスイスイ読めるし面白かった。 今ではありがちな話にも思えるけど、当時はすごく斬新だったりしたんだろうなって。 好きなのは、「無言の苦しみ」と「究極の責め苦」あたりかな。 某有名映画のラストみたいな絶望感。
Posted by
血生臭く恐ろしい話もあれば、悲しみに満ちた話も、読後、嫌なしこりを残してくれるものも……。飽きなかった。 最初に記されている通り、書かれた時代もあって今読むと「それはいけないだろう」となる箇所も多々あり……時の変化を感じた。 「究極の責め苦」「ベリギーシ」「告白」の辺りが好き。...
血生臭く恐ろしい話もあれば、悲しみに満ちた話も、読後、嫌なしこりを残してくれるものも……。飽きなかった。 最初に記されている通り、書かれた時代もあって今読むと「それはいけないだろう」となる箇所も多々あり……時の変化を感じた。 「究極の責め苦」「ベリギーシ」「告白」の辺りが好き。究極の責め苦、告白などの読後感はたまったものじゃないのだけど、こういった話にどうしようもなく惹かれる感覚を覚えるのはなぜだろう。
Posted by
グラン・ギニョル座の劇作家であり、「恐怖のプリンス」と呼ばれたロルドの恐怖小説集です。グランギニョルと聞くと、やはり血腥くスプラッターなイメージが浮かび、そんな先入観で本短編集を読み始めたのですが…予想に反して理智的。身体的な恐怖と言うよりは精神的な恐怖といった趣の、「狂気」に近...
グラン・ギニョル座の劇作家であり、「恐怖のプリンス」と呼ばれたロルドの恐怖小説集です。グランギニョルと聞くと、やはり血腥くスプラッターなイメージが浮かび、そんな先入観で本短編集を読み始めたのですが…予想に反して理智的。身体的な恐怖と言うよりは精神的な恐怖といった趣の、「狂気」に近い作品が多かった印象です。とにかく医者がいっぱい出てくる。解説を読むと理解できますが、精神医療と人間の闇。この手の恐怖表現は当時は新鮮でより恐ろしいものと見なされていたようです。現在からすればその分面白みも半減してしまうかもしれませんが、「ヒステリー患者」なんかは面白く読めました。 あと「大いなる謎」。どこかゴシックロマンス的なイメージと幻想小説みがあって、個人的にはお気に入りです。
Posted by