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死神の報復(上) レーガンとゴルバチョフの軍拡競争
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死神の報復(上) レーガンとゴルバチョフの軍拡競争

デイヴィッド・E.ホフマン(著者), 平賀秀明(訳者)

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死神の報復(上) レーガンとゴルバチョフの軍拡競争

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白水社
発売年月日 2016/08/01
JAN 9784560092576

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商品レビュー

4.6

6件のお客様レビュー

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2024/08/19

この作品は冷戦末期のソ連とアメリカの軍拡競争、そしてソ連の生物兵器開発をめぐるノンフィクションです。 この本も強烈です。 米ソ核軍拡競争の最終段階とも言えるゴルバチョフ、レーガンの外交交渉は読んでいて非常に緊迫したものを感じました。さすがピュリツァー賞受賞作品。読ませます。語...

この作品は冷戦末期のソ連とアメリカの軍拡競争、そしてソ連の生物兵器開発をめぐるノンフィクションです。 この本も強烈です。 米ソ核軍拡競争の最終段階とも言えるゴルバチョフ、レーガンの外交交渉は読んでいて非常に緊迫したものを感じました。さすがピュリツァー賞受賞作品。読ませます。語りに引き込まれてしまいました。 大国間の駆け引きを目の当たりにできる名著です。冷戦末期からソ連崩壊への時代背景を知るのにもおすすめの作品です。

Posted by ブクログ

2023/07/04

冷戦時代のレーガンとゴルバチョフ、2人のリーダーの思惑と葛藤が感じられる。誰しもが普通に考える戦争反対、核兵器廃絶は普通の人が考えるよりはるかに困難である。その葛藤を抱えた大国のリーダーが発する「核戦争に勝利者はなく、ゆえに決して戦ってはならないのです」という言葉を噛み締めながら...

冷戦時代のレーガンとゴルバチョフ、2人のリーダーの思惑と葛藤が感じられる。誰しもが普通に考える戦争反対、核兵器廃絶は普通の人が考えるよりはるかに困難である。その葛藤を抱えた大国のリーダーが発する「核戦争に勝利者はなく、ゆえに決して戦ってはならないのです」という言葉を噛み締めながら下巻に進みたい。

Posted by ブクログ

2020/10/21

これ原題が『The Dead Hand』,すなわちソ連の指導者が全員一撃目で蒸発したとしても確実に核で報復するシステムのことなんだけど,アンドロポフ翁らの猜疑心ほんと無限な感じで,誤解による全面核戦争の可能性はほんと無視できなかったのがひしひしと感じられてすごい…。 ゴルバチョフ...

これ原題が『The Dead Hand』,すなわちソ連の指導者が全員一撃目で蒸発したとしても確実に核で報復するシステムのことなんだけど,アンドロポフ翁らの猜疑心ほんと無限な感じで,誤解による全面核戦争の可能性はほんと無視できなかったのがひしひしと感じられてすごい…。 ゴルバチョフ氏ももう89。去年の暮れに朝日新聞がインタビューしてたようだ。 https://www.asahi.com/sp/articles/ASMDJ5DGBMDJPLZU005.html?ref=amp_login 同郷でかわいがられてたアンドロポフ翁から後継者に指名されたのに,実際はチェルネンコ翁が後を継ぐ。でも翁はもうヨボヨボでこんなのに核攻撃の意思決定を任せるの危険すぎる…。 ゴルバチョフ偉大なのに徹子の部屋を始め日本の民放番組にもたくさん出てたり,ゴルビーの愛称でゲーム化されたり,めっちゃフレンドリーで親しみやすいイメージなの凄くない?

Posted by ブクログ

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