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トランプ現象とアメリカ保守思想 崩れ落ちる理想国家
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トランプ現象とアメリカ保守思想 崩れ落ちる理想国家

会田弘継(著者)

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トランプ現象とアメリカ保守思想 崩れ落ちる理想国家

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 左右社
発売年月日 2016/08/01
JAN 9784865281521

トランプ現象とアメリカ保守思想

¥990

商品レビュー

3.8

7件のお客様レビュー

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2025/04/13

本書の内容とは、特に関係あるわけじゃないが、読後に思ったこと。 スティーブ・ジョブズが、iMacを引っ提げて再起する前後のアップル追い出され劇と、今回のトランプ関税劇場は、どこか共通点があるか。 グローバルサウスの台頭によりアメリカの覇権が、傷付きつつある今日、ウクライナ、ガ...

本書の内容とは、特に関係あるわけじゃないが、読後に思ったこと。 スティーブ・ジョブズが、iMacを引っ提げて再起する前後のアップル追い出され劇と、今回のトランプ関税劇場は、どこか共通点があるか。 グローバルサウスの台頭によりアメリカの覇権が、傷付きつつある今日、ウクライナ、ガザ事変後の世界。これが、マックとWindowsのOSを含めたGUIの特許問題でアップルが、躓いた話と対比できるか。 つまり、巻き返しとしてのUNIXOSをベースとしたiMacの逆襲と、関税を使うことにより製造業の再生を目論む今のアメリカ。戦争する国家としては、死活問題だ。 逆襲モノのお話って、面白いよね。スターウォーズとかさ。まぁ、移民て、ある意味、再起、逆襲にもなるからね。 それに、読んだ直後に思った事は、ほんとアメリカ人てじっとしていること、苦手そうだ。リベラル、自由、外からの束縛を嫌う。これに保守的な何物かが、加味されつつあるのか。実数と虚数、つまり複素数ってか。 保守が、実数、リベラルが虚数って事になるが。アメリカ人にとっては、逆なのか。リベラルが実?の方が、しっくり来るかな。

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2019/12/04

【トランプというキャラクターを得て,たまたま成功したポピュリズムとみていては,来たるべき大きな変動に気付き遅れるかもしれない。それがいま私たちが胸に刻むべきことである】(文中より引用) ポピュリズムや経済的な問題が背景にあるとして語られがちな「トランプ現象」を、アメリカの保守思...

【トランプというキャラクターを得て,たまたま成功したポピュリズムとみていては,来たるべき大きな変動に気付き遅れるかもしれない。それがいま私たちが胸に刻むべきことである】(文中より引用) ポピュリズムや経済的な問題が背景にあるとして語られがちな「トランプ現象」を、アメリカの保守思想という文脈から読み解こうと試みた作品。著者は、共同通信社のワシントン支局長を務めた経歴を有する会田弘継。 第二部まではトランプ大統領その人に焦点が当てられているのですが、圧倒的に読み応えがあるのは第三部のアメリカ保守思想の変遷を紹介したパート。日本ではあまり紹介されていない思想家や潮流も明らかにされており、アメリカを考えていく上での軸を一つ新たに提供してくれた気がします。 ベトナム戦争を契機とするネオコンの転変が印象的☆5つ

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2017/01/07

『追跡・アメリカの思想家たち』の著者で知られる、元共同通信のジャーナリスト会田弘継氏による、トランプをめぐるアメリカの概観をコンパクトに解説してくれる好著。 本書は3部構成からなる。今回の大統領選の状況論を語る第1章、トランプの来歴や人物像を手短に紹介する第2章、そして著者が専...

『追跡・アメリカの思想家たち』の著者で知られる、元共同通信のジャーナリスト会田弘継氏による、トランプをめぐるアメリカの概観をコンパクトに解説してくれる好著。 本書は3部構成からなる。今回の大統領選の状況論を語る第1章、トランプの来歴や人物像を手短に紹介する第2章、そして著者が専門とするアメリカ保守思想とトランプを思想史で接続する第3章。本書を通して、トランプ的なものというのは、アメリカで周期的に生じる反動の一環のようにみせつつ、しかし反復ながら同じではない異様さも備えているのだと感じさせる。 ひとつ注目したいトピックは、トランプ的なものの起源に関しての論述である。(第三章) トランプお得意の文句「アメリカ・ファースト」は、コメンテーターで過去に大統領選にも立候補したパット・ブキャナンが選挙の際に使った言葉だという。その政策はなんとトランプが掲げるものと同じで、彼らは2000年選挙で改革党で合流し出会っているのだ。 このブキャナンの政策の源流には、社会学者・ドナルド・ウォレンがいる。かれは70年代におこなった調査から、白人中間層が感じる課税に対する見返りのなさへの〈怒り〉を発見し、彼らこそがアメリカを揺るがす「ラディカルセンター」だとみなした。この調査を保守思想家サミュエル・フランシスが着目し、ブキャナンに働きかけたことが「アメリカ・ファースト」の政策につながる。 そのフランシスの思想は原保守主義 〈パレオコン〉paleoconservativeと呼ばれる。源流は南北戦争期の南部保守思想であり、その思想の中心は「人種秩序の肯定」そして「再構築」しようとする白人優位主義。ブキャナンの思想は、保守本流からは異端として排除されていたが、フランシス→ブキャナン→トランプと受け継がれたのだと論じる。 トランプは機会主義的であり、思想を持っていないと評されるのが通例だ。しかし、会田氏のパースペクティブから浮かび上がる姿は、南北戦争に起源を持つ「白人至上主義」者なのだ。

Posted by ブクログ