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トランプ現象とアメリカ保守思想 の商品レビュー

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7件のお客様レビュー

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2025/04/13

本書の内容とは、特に関係あるわけじゃないが、読後に思ったこと。 スティーブ・ジョブズが、iMacを引っ提げて再起する前後のアップル追い出され劇と、今回のトランプ関税劇場は、どこか共通点があるか。 グローバルサウスの台頭によりアメリカの覇権が、傷付きつつある今日、ウクライナ、ガ...

本書の内容とは、特に関係あるわけじゃないが、読後に思ったこと。 スティーブ・ジョブズが、iMacを引っ提げて再起する前後のアップル追い出され劇と、今回のトランプ関税劇場は、どこか共通点があるか。 グローバルサウスの台頭によりアメリカの覇権が、傷付きつつある今日、ウクライナ、ガザ事変後の世界。これが、マックとWindowsのOSを含めたGUIの特許問題でアップルが、躓いた話と対比できるか。 つまり、巻き返しとしてのUNIXOSをベースとしたiMacの逆襲と、関税を使うことにより製造業の再生を目論む今のアメリカ。戦争する国家としては、死活問題だ。 逆襲モノのお話って、面白いよね。スターウォーズとかさ。まぁ、移民て、ある意味、再起、逆襲にもなるからね。 それに、読んだ直後に思った事は、ほんとアメリカ人てじっとしていること、苦手そうだ。リベラル、自由、外からの束縛を嫌う。これに保守的な何物かが、加味されつつあるのか。実数と虚数、つまり複素数ってか。 保守が、実数、リベラルが虚数って事になるが。アメリカ人にとっては、逆なのか。リベラルが実?の方が、しっくり来るかな。

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2019/12/04

【トランプというキャラクターを得て,たまたま成功したポピュリズムとみていては,来たるべき大きな変動に気付き遅れるかもしれない。それがいま私たちが胸に刻むべきことである】(文中より引用) ポピュリズムや経済的な問題が背景にあるとして語られがちな「トランプ現象」を、アメリカの保守思...

【トランプというキャラクターを得て,たまたま成功したポピュリズムとみていては,来たるべき大きな変動に気付き遅れるかもしれない。それがいま私たちが胸に刻むべきことである】(文中より引用) ポピュリズムや経済的な問題が背景にあるとして語られがちな「トランプ現象」を、アメリカの保守思想という文脈から読み解こうと試みた作品。著者は、共同通信社のワシントン支局長を務めた経歴を有する会田弘継。 第二部まではトランプ大統領その人に焦点が当てられているのですが、圧倒的に読み応えがあるのは第三部のアメリカ保守思想の変遷を紹介したパート。日本ではあまり紹介されていない思想家や潮流も明らかにされており、アメリカを考えていく上での軸を一つ新たに提供してくれた気がします。 ベトナム戦争を契機とするネオコンの転変が印象的☆5つ

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2017/01/07

『追跡・アメリカの思想家たち』の著者で知られる、元共同通信のジャーナリスト会田弘継氏による、トランプをめぐるアメリカの概観をコンパクトに解説してくれる好著。 本書は3部構成からなる。今回の大統領選の状況論を語る第1章、トランプの来歴や人物像を手短に紹介する第2章、そして著者が専...

『追跡・アメリカの思想家たち』の著者で知られる、元共同通信のジャーナリスト会田弘継氏による、トランプをめぐるアメリカの概観をコンパクトに解説してくれる好著。 本書は3部構成からなる。今回の大統領選の状況論を語る第1章、トランプの来歴や人物像を手短に紹介する第2章、そして著者が専門とするアメリカ保守思想とトランプを思想史で接続する第3章。本書を通して、トランプ的なものというのは、アメリカで周期的に生じる反動の一環のようにみせつつ、しかし反復ながら同じではない異様さも備えているのだと感じさせる。 ひとつ注目したいトピックは、トランプ的なものの起源に関しての論述である。(第三章) トランプお得意の文句「アメリカ・ファースト」は、コメンテーターで過去に大統領選にも立候補したパット・ブキャナンが選挙の際に使った言葉だという。その政策はなんとトランプが掲げるものと同じで、彼らは2000年選挙で改革党で合流し出会っているのだ。 このブキャナンの政策の源流には、社会学者・ドナルド・ウォレンがいる。かれは70年代におこなった調査から、白人中間層が感じる課税に対する見返りのなさへの〈怒り〉を発見し、彼らこそがアメリカを揺るがす「ラディカルセンター」だとみなした。この調査を保守思想家サミュエル・フランシスが着目し、ブキャナンに働きかけたことが「アメリカ・ファースト」の政策につながる。 そのフランシスの思想は原保守主義 〈パレオコン〉paleoconservativeと呼ばれる。源流は南北戦争期の南部保守思想であり、その思想の中心は「人種秩序の肯定」そして「再構築」しようとする白人優位主義。ブキャナンの思想は、保守本流からは異端として排除されていたが、フランシス→ブキャナン→トランプと受け継がれたのだと論じる。 トランプは機会主義的であり、思想を持っていないと評されるのが通例だ。しかし、会田氏のパースペクティブから浮かび上がる姿は、南北戦争に起源を持つ「白人至上主義」者なのだ。

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2016/12/07

トランプ支持につながっていく、保守の流れを過去に遡って追っている。伝統主義者、リバタリアン、ネオコン、そしてニューライト(宗教右派)。50年代へのノスタルジー、白人階級の「ラディカルセンター」がトランプ支持の源流。アメリカ史の流れから、今のトランプ現象を読み解くべきだ、として、そ...

トランプ支持につながっていく、保守の流れを過去に遡って追っている。伝統主義者、リバタリアン、ネオコン、そしてニューライト(宗教右派)。50年代へのノスタルジー、白人階級の「ラディカルセンター」がトランプ支持の源流。アメリカ史の流れから、今のトランプ現象を読み解くべきだ、として、その因果の読み解きは読者に委ねられている。

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2016/12/04

政治に疎いので、ちょっと難しかったです…。トランプ本人のパーソナリティというよりは、トランプが台頭するに至るアメリカ社会の実情、そして思想に焦点を当てています。追い込まれる中間層、ニューライトからはじまる保守派政治運動、信仰復活運動…。常に前進し続けたアメリカの中産階級白人は、今...

政治に疎いので、ちょっと難しかったです…。トランプ本人のパーソナリティというよりは、トランプが台頭するに至るアメリカ社会の実情、そして思想に焦点を当てています。追い込まれる中間層、ニューライトからはじまる保守派政治運動、信仰復活運動…。常に前進し続けたアメリカの中産階級白人は、今は、アメリカ没落論を背景に、1950年代に羨望の目を向けている。 ・アメリカの保守思想は、自由主義の保守をするためのもので、自由主義に包含される ・オバマ・トランプは対極に見えるが、支持層には「もう戦争はこりごり」という精神性の共通点がある

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2016/12/03

034頁:カーソンは……双生児の分離手術を率いて……有名になった。 ・率いる:多くの人々を指揮する。長として指図する。統率する。 手術って、率いることができるんだ。手術を擬人化して表現しているのだろうか? 084頁:泡沫候補とみなされていた。大物には組みせないだろうと。 ・たぶん...

034頁:カーソンは……双生児の分離手術を率いて……有名になった。 ・率いる:多くの人々を指揮する。長として指図する。統率する。 手術って、率いることができるんだ。手術を擬人化して表現しているのだろうか? 084頁:泡沫候補とみなされていた。大物には組みせないだろうと。 ・たぶん、生まれてはじめて「くみせない」という用例を目にした。「大物には勝てない、相手にならない」ということを言いたいのだと思うが、「くみする」の意味を取り違えているのではないか? 【与する/組する】:仲間に加わる。味方する。同意する。 106頁:若干二十七歳 ・若干:数ははっきりしないが,あまり多くはないことを表す。副詞的にも用いる。いくらか。多少。 181頁:どちらの主張にも与さず ・「与(くみ)せず」が正しいのではないでしょうか?

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2016/10/30

 なぜトランプ? ホワイ、アメリカンピーポー? という疑問から本書を読むことになったのだが、トランプを個人的・キャラクター的に解説するだけでなく、アメリカ保守思想の流れに位置づけることで、なぜアメリカ人がトランプに熱狂するのかをうまく説明してくれる1冊だった。  第1章「壊れゆく...

 なぜトランプ? ホワイ、アメリカンピーポー? という疑問から本書を読むことになったのだが、トランプを個人的・キャラクター的に解説するだけでなく、アメリカ保守思想の流れに位置づけることで、なぜアメリカ人がトランプに熱狂するのかをうまく説明してくれる1冊だった。  第1章「壊れゆくアメリカ」では、現在のアメリカ白人中間層になにが起きているのかということから、トランプに惹かれていく心理を解説。彼らは経済的に追い詰められ、人口比でも割合を減らし、現状に強い疑念と憤りを抱えている。トランプ人気とサンダース人気は同根のもとにあるとする。  保守もリベラルも、アメリカの政治思想の根本はいずれも「自由主義」というのがおもしろい。リベラルは社会的な価値観における個人の自由の拡大を求めつつ経済は政府にあれこれにやってもらおうとする。一方、保守は社会問題については権力による規制を求めつつ、経済活動には「政府は口を出すな」と言う。  第2章「トランプという男」は、トランプの生い立ちから、財産を築き、テレビショーで人気者になるまでを描く。「個人的・キャラクター的」な章で、ここはわりとあっさり。  第3章「トランプの反動思想」は、アメリカの4つの保守思想の系統である伝統主義者、リバタリアン、ネオコン、ニューライトをそれぞれ解説。これらが反ソ連でひとつにまとまったレーガン政権時代をへて、冷戦終結したあとまたバラバラになった各派はトランプをどう見ているか。近代主義の遺伝子を引き継いでいるネオコンはトランプを完全否定。伝統主義者の大部分と、リバタリアンたちも困惑気味。結局、トランプは「反動」であり、支持しているのはニューライト=宗教右派と、伝統主義者の一部=公民権運動の前の白人優位社会を懐古する層ということになるだろうか。  1冊通して、トランプを軸に、アメリカの保守-リベラル軸の政治の流れを追うことができる。自分としては共和党のなかでもトランプを支持する層としない層があるということを、すこし整理して考えられるようになった。

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