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絶滅鳥ドードーを追い求めた男 空飛ぶ侯爵、蜂須賀正氏1903-53
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 藤原書店 |
| 発売年月日 | 2016/08/01 |
| JAN | 9784865780819 |
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絶滅鳥ドードーを追い求めた男
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世界的な鳥類学者でドードーを追い求めた、蜂須賀正氏。 だが、清あれば濁ありの人生。彼の生涯と冒険や研究、 交友、そして醜聞などを詳細に追う、人物伝。 カラー口絵8ページ ・プロローグ 毀誉褒貶の人 1 正氏のイギリス、日本人イギリス 2 ロスチャイルドと絶滅鳥 3 イギリス留学中...
世界的な鳥類学者でドードーを追い求めた、蜂須賀正氏。 だが、清あれば濁ありの人生。彼の生涯と冒険や研究、 交友、そして醜聞などを詳細に追う、人物伝。 カラー口絵8ページ ・プロローグ 毀誉褒貶の人 1 正氏のイギリス、日本人イギリス 2 ロスチャイルドと絶滅鳥 3 イギリス留学中の調査・採集旅行 4 「有尾人」とムクドリを探すフィリピン探検 5 ベルギー政府のアフリカ探検隊 6 ブルガリア国王ボリス三世 7 空飛ぶ侯爵の帰国 8 日本野鳥の会の出発 9 大回りの帰国 10 戦争中の蜂須賀正氏 11 「マサは天才だったんだよ」 ・エピローグ 二〇一四年、正氏の研究が注目される ・あとがき 蜂須賀正氏関連年譜(1903-58)、 参考文献一覧、主要人名索引有り。 徳島・阿波藩主の蜂須賀家当主で華族(侯爵)の蜂須賀正氏。 世は明治~昭和期。所謂華族の坊ちゃまではあるが、 生き物への興味は尽きず、16歳で日本鳥学会に入会する。 17歳でイギリスに留学してからは、家族の期待あれど 興味は鳥。ロスチャイルド男爵との親交と影響により、 ドードーへの関心が芽生える。鳥の研究での国際的な親交。 鳥類保護会議に出席し、22歳で国際的デビュー。 ナイル流域やアイスランド、北アフリカ、フィリピン、 中南米、中国南部などの海外と戦後の国内での 探検、鳥類生物の調査などに参加し、功績を挙げる。 その反面、飛行機を自ら操縦したり、数々の女性問題、 蜂須賀家の内情と内紛、不良華族として処分、熱海の別邸、 結婚と離婚など、世間の興味と注目を引き起こすことも。 そして50歳での急死。 川端裕人著の「ドードーをめぐる堂々めぐり」と 「おしゃべりな絶滅動物たち」での読書がきっかけで、 蜂須賀正氏について知りたくでの選書です。 彼の著書や研究、様々な資料からの抜粋がメインで、 更に、彼と関わる鳥類研究者たちについても詳細。 エピローグの長崎のドードーの話は 「ドードーをめぐる堂々めぐり」により詳しく書かれています。 時代に迎合せず、目先に捉われず、我が道を邁進した人生。 コスモポリタンであること、国内外での鳥類研究を介しての 交流や親交、探検や研究が主なる内容の印象でした。 ただ、蜂須賀家の親族や家族については記述が少なかったです。
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蜂須賀正氏(1903-53)。鳥類研究者、探検家で冒険家、破天荒な人生、その毀誉褒貶の人物像に迫る。 彼が生まれた頃、東京三田にあった蜂須賀邸(現在のオーストラリア大使館のあたり)は、土地が5万坪、建物部分が2千坪あったという。学習院高等科を中退後、ケンブリッジ大学に留学。政治学...
蜂須賀正氏(1903-53)。鳥類研究者、探検家で冒険家、破天荒な人生、その毀誉褒貶の人物像に迫る。 彼が生まれた頃、東京三田にあった蜂須賀邸(現在のオーストラリア大使館のあたり)は、土地が5万坪、建物部分が2千坪あったという。学習院高等科を中退後、ケンブリッジ大学に留学。政治学を学ぶはずが、鳥の研究に没頭、エジプトを旅行したり、北アフリカを探険したりした。留学を終えてからも、有尾人を探しにフィリピンに出かけたり、ベルギーのアフリカ探険隊に加わったり、自分の飛行機を操縦して「空飛ぶ侯爵」の異名をとったり、巨大な絶滅鳥ドードーの研究をしたりと、話題に事欠かなかった。それに自身のスキャンダラスな女性問題も加わる。こうした賑やかさの一方で、アカデミックな側面はあまり注目されてこなかった。著書が何冊もあり、おびただしい数の論文も書いている。ドードーの研究で理学博士も取得している。本書は、この側面にウエイトをおいている。 読みながら、同時代を生きた薩摩次郎八とダブって見えてしまった。生年はほぼ同じ。次郎八も富豪の御曹司、ロンドン留学を経て、パリで豪奢な生活。パリ日本館を建設したのち、全財産を蕩尽。男爵でもないのに、バロンと呼ばれた。実は、本書の著者、村上紀史郎氏は、彼の評伝『バロン・サツマと呼ばれた男』も書いている。 難点を言えば、調べてわかったことをほぼすべて入れ込んでいる点。その結果、周辺部分はかなり詳しいものの、本丸に迫り切れていないような印象が残る。少し残念。
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