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土漠の花 幻冬舎文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2016/08/05 |
JAN | 9784344425125 |
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3.8
79件のお客様レビュー
日本推理作家協会賞 受賞作。 初めて読む作家ですが、圧倒的な筆力に驚きました。本作の舞台はソマリアの国境という日本人には馴染みの薄い危険地域。そこで死闘を繰り広げる若き自衛官たちを、友情と確執を絡めながらリアルに描写していきます。 安倍内閣の時に「集団的自衛権」が強行採決されて...
日本推理作家協会賞 受賞作。 初めて読む作家ですが、圧倒的な筆力に驚きました。本作の舞台はソマリアの国境という日本人には馴染みの薄い危険地域。そこで死闘を繰り広げる若き自衛官たちを、友情と確執を絡めながらリアルに描写していきます。 安倍内閣の時に「集団的自衛権」が強行採決されて、私たちが恐れていたのは、まさに本書のような状況なのだと思います。 ソマリアは、ネットで検索すると、テロや誘拐、武装強盗が後を絶たず、治安が極めて悪いため外務省は「レベル4:渡航は止めてください。退避してください」を発出しています。 そんな危険地域で残虐な武装集団の群に包囲され、絶体絶命のピンチに陥ったのは、ビヨマール・カダン少子族の娘アスキラを助けたことによります。強敵から逃げ、闘い、銃撃を受け、死闘を繰り返します。それだけでなく、『ハムシン』という恐ろしい熱波の砂嵐に襲われ、読みながらも、神から見放されたというのはこういうことか、と天を仰ぎたくなります。 戦闘だけではなく、自衛官一人ひとりの心情や自衛隊の暗部にもメスを入れ、なかなか助けに来ない友軍の真実にも触れていきます。それがストーリーに厚みをもたらし、読み応えのある硬派の作品となりました。
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月村了衛さん初読み『土漠の花』の概要と感想になります。面白かった♪ 概要です。 アフリカ、ソマリア半島の岩壁に友軍ヘリが墜落したと報せを受け、陸自の友永は仲間と共に捜索へ向かう。見るも無惨な光景を目の当たりにした友永たちは明朝に遺体の回収作業を予定するが、その晩にソマリアの未来...
月村了衛さん初読み『土漠の花』の概要と感想になります。面白かった♪ 概要です。 アフリカ、ソマリア半島の岩壁に友軍ヘリが墜落したと報せを受け、陸自の友永は仲間と共に捜索へ向かう。見るも無惨な光景を目の当たりにした友永たちは明朝に遺体の回収作業を予定するが、その晩にソマリアの未来を左右する大事件が起きる。友永の眼に映るアフリカは、どこまで進めば希望に変わるのだろうか。 感想です。 本作を読み進める中で映画『プライベート・ライアン』を思い出しました。自衛隊は他国の紛争に軍事介入しないとは言え、眼の前で亡くなっていく仲間の姿に、どれだけの哀しみと怒りを友永たちは堪えたことでしょう。月村了衛さんは『機龍警察』シリーズでお名前を知っていましたが、同僚オススメの本作を知れて良かったです♪
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
kindle本。前に読んだ「東京輪舞」もなかなか面白かったので、同じ著者の作品なので読みました。率直にいって「面白い!!」の一言です。個人的に、こういった冒険ものは好きなところもあるのですが、ほぼ一気読みでした。ソマリアに派遣された自衛隊が現地の民族争いに巻き込まれ、戦闘に発展する中での人間模様の面と、戦闘の描写が素晴らしく、「緊張感」と「ほんわか感」が次々やってくる感じがたまらないものがありました。個人的には、新開が現地遊牧民の子供に竹とんぼを教えるシーンがおそらくクライマックスだと思いましたが、印象に残りましたね。いやあ、でもさすがに映像化はできないんだろうな 笑。個人的には文句なしで★5つです
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