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落ちぬ椿 上絵師 律の似面絵帖 光文社文庫

知野みさき(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2016/07/12
JAN 9784334773281

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落ちぬ椿

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商品レビュー

3.9

21件のお客様レビュー

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2024/01/13

苦手な時代物だけど、この方の小説は相性がよいのか読みやすい。勿論おもしろい。 ちょっとじれったさもあったりして(笑)、今後への期待もこめて★は4つにしておきます。 最近の読書量的にシリーズものは敬遠していて読むのが遅くなってしまったけど、これは読み進められそうです。まぁ焦らず今...

苦手な時代物だけど、この方の小説は相性がよいのか読みやすい。勿論おもしろい。 ちょっとじれったさもあったりして(笑)、今後への期待もこめて★は4つにしておきます。 最近の読書量的にシリーズものは敬遠していて読むのが遅くなってしまったけど、これは読み進められそうです。まぁ焦らず今年の読書目標の1つ、の気分でいきたいなと。

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2023/12/05

上絵師・律の独り立ちと、幼馴染である涼太との恋の成長。捕り物もちょこっと。 上絵師という父の跡を継いで、仕事に、恋にと、 懸命に生きる女、律の成長物語。 シリーズもので、六作目「駆ける百合」まで、一挙に読んだ。 母親を辻斬りに殺され、優れた上絵師だった父も、 失意のうちに死ぬ...

上絵師・律の独り立ちと、幼馴染である涼太との恋の成長。捕り物もちょこっと。 上絵師という父の跡を継いで、仕事に、恋にと、 懸命に生きる女、律の成長物語。 シリーズもので、六作目「駆ける百合」まで、一挙に読んだ。 母親を辻斬りに殺され、優れた上絵師だった父も、 失意のうちに死ぬ。 残された律は、幼い弟、慶太郎を支えながら、上絵師としての道を歩んでいく。 幼馴染みである、葉茶屋・青陽堂の一人息子、涼太との恋や、 「似面絵」の見事さが、馴染みの同心、広瀬保治郎の目に留まり、 それ以来、頻繁に関わる事件の数々など、盛りだくさん。 四作目、五作目と読み進めても、 涼太との恋がなかなか進まず、イライラさせられることも。 当初は、恋も仕事も思い通りいかないのだが、 一つひとつにウジウジ、グチグチと、律の心の声が、 少々、うっとうしくて、途中脱落しようかと思いながら、 池見屋女将、類など、他の登場人物のキャラや、彼らとの交流に魅かれ、 とうとう、六作目までたどり着いた。 ここまでくれば、もう後は、勢いで読んでいける。

Posted by ブクログ

2023/09/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

時代小説。 あらすじ  律二十二歳。十歳下の弟慶太と二人暮らし。二月前に父親が亡くなった。父は上絵師といって、着物などに直接絵を描く職人だった。母親が辻斬りに遭って亡くなって後、失意の父親に代わって仕事をしていたのは律だったが、律の名前だけでは仕事が来ない。片手間に受けた似顔絵によって町で起こる事件が解決していく。  今のところミステリーという感じはない。母親を斬った犯人は武士なのかな。二十二歳というと、時代小説では結構な大人の設定だが、律はまだふわふわしていて、上絵師で身を立てると言いながら幼なじみの涼太のことがあきらめきれていない。父親が亡くなってまだ2ヶ月なので、これから自立していくのかな。

Posted by ブクログ

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