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オデュッセイアー(訳:呉茂一)(下) 岩波文庫
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オデュッセイアー(訳:呉茂一)(下) 岩波文庫

ホメーロス(著者), 呉茂一(訳者)

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オデュッセイアー(訳:呉茂一)(下) 岩波文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 1972/08/16
JAN 9784003210253

オデュッセイアー(訳:呉茂一)(下)

¥605

商品レビュー

4.1

37件のお客様レビュー

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2024/03/09

ホメロスによる叙事詩。タイトルは知ってるが読んだことないという方は多いのではないか?3000年前に書かれたのが信じられないほど面白い。祖国への苦難に満ちた旅路を描いたのが上巻。下巻は帰国後の物語となっている。

Posted by ブクログ

2024/01/09

下巻は一気読み。 故国を発ってから20年後にやっとのことで帰還。 息子との再会はなんと豚小屋でした。 しかし乞食の姿のまま、息子や忠実な下僕の豚飼い・牛飼い以外には自身の素性を明かさずに情報収集開始。 オデュッセウス家の財産を食い潰したり、妻に言い寄っている求婚者どもにどう...

下巻は一気読み。 故国を発ってから20年後にやっとのことで帰還。 息子との再会はなんと豚小屋でした。 しかし乞食の姿のまま、息子や忠実な下僕の豚飼い・牛飼い以外には自身の素性を明かさずに情報収集開始。 オデュッセウス家の財産を食い潰したり、妻に言い寄っている求婚者どもにどう報復するかについて息子と作戦を練り、ついに自分の屋敷で血祭りに上げる。 女中たちの裏切りに対しても容赦しないあたり若干引き気味。 イリアスから始まり各上下巻ということでしばらく積読でしたが、読み始めると弩級のエンターテイメントで有意義な読書体験でした。 2千年以上に渡り読み継がれていることも納得です。

Posted by ブクログ

2023/08/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

オデュッセイア下巻、期待通りにすごくエンタメしてて面白かった。乞食老人の身なりをして我が家に潜伏して、居座って財産を食いつぶしている奴らを息子とともに成敗・皆殺しするまでのハラハラわくわく感、20年越しの妻や父親、召使いたちとの感動の再会の細やかな描写などすごく手が込んでいる。 自分に群がっていた迷惑な求婚者どもの死体の中で血にまみれて雄々しく立つ旦那様を見たら奥様も心温まる想いをなさるでしょう、と語る乳母とか、減った家畜はまたどこかから略奪してくればいい!と明るく語るオデュッセウスなど当時のなかなかハードな価値観も垣間見えるのだが、それも含めて楽しかった。

Posted by ブクログ

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