- 中古
- 書籍
- 書籍
その島のひとたちは、ひとの話をきかない 精神科医、「自殺希少地域」を行く
定価 ¥1,540
715円 定価より825円(53%)おトク
獲得ポイント6P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 青土社 |
発売年月日 | 2016/06/24 |
JAN | 9784791769315 |
- 書籍
- 書籍
その島のひとたちは、ひとの話をきかない
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
その島のひとたちは、ひとの話をきかない
¥715
在庫なし
商品レビュー
4.2
62件のお客様レビュー
相手は変えられない、変えられるのは自分、よって自分を変える。工夫する力を得る。相手の動きとよく対話して新しい工夫をしていく。 著者のこの言葉を一昔前に気づきたかった。 娘の勧めで読み始めたが、とても心に残った本だった。続けてオープンダイアローグの本も読むことにした。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
なぜ現代の人間関係が希薄になってしまったか。 国の平成の大合併をメンタルヘルスからの視点からは大失敗だったと語る著者。 引用: 「効率はひとが生きやすくなるための手段である。しかし平成の大合併は、コストを減らすことが目的になってしまった。成果はコストを減らすことだった。すべての計画はひとの生きやすさこそが目的になるはずなのだが、それは見えなくなった。効率を手段ではなく目的に添えてしまっては、それは何も生み出すことはない。それどころかひとを不幸にさえしてしまう。」
Posted by
田舎というのは噂になるのが早く、それ故に暮らしづらさがあったり、皆んなと同じというところからはみ出ることのできない息苦しさがあるとよく聞くが、自殺希少地域では、噂話で終わらせるのではなく、困っている人がいたら支え合おう、違いを受け入れようとする土壌が整っているのかな、と思った。 ...
田舎というのは噂になるのが早く、それ故に暮らしづらさがあったり、皆んなと同じというところからはみ出ることのできない息苦しさがあるとよく聞くが、自殺希少地域では、噂話で終わらせるのではなく、困っている人がいたら支え合おう、違いを受け入れようとする土壌が整っているのかな、と思った。 私はどちらかと言うと閉鎖的な空気のある家庭環境で育ち、両親も世間体を気にするタイプだったからこそ、噂話にされるのを恐れ、だからオープンに自分の悩みについて語るのを恐れていたけれど、この本を読んでいたら「噂話にされたくない」という心のブロックを外して生きてみてもいいかもと思えてきた。触れられたくない心の部屋の風通しをよくすることのメリットもデメリットも存在するけれど、自分が自他に優しくあることを意識していたら自然とそういう人たちを引き寄せることができるし、悩みを抱えたままの自分で社会の中に存在させてあげること、周りと対話していくことの勇気が大切なように感じた。 コミュニティづくり、組織づくりにも大切なことが色々と書かれている本だなぁと思った。
Posted by