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なぎさ 角川文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2016/06/18 |
JAN | 9784041039892 |
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なぎさ
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なぎさ
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商品レビュー
3.7
41件のお客様レビュー
「なぎさ」読了。 当時人物はみなどこか危うい。危うさの中で何とか自分を保ちながら生きている。冬乃も佐々井も菫も川崎も…あと何か「嫌なやつ」が出てくる。それが「いい人」ばかりの小説とは違うリアルに繋がる。最後は「ハッピーエンド」とは言えないけど、何とか前を向いて歩き出す、終わり方...
「なぎさ」読了。 当時人物はみなどこか危うい。危うさの中で何とか自分を保ちながら生きている。冬乃も佐々井も菫も川崎も…あと何か「嫌なやつ」が出てくる。それが「いい人」ばかりの小説とは違うリアルに繋がる。最後は「ハッピーエンド」とは言えないけど、何とか前を向いて歩き出す、終わり方。 #山本文緒 #なぎさ
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姉妹ではじめた海街のカフェ、 芸人を夢見たけど、家庭をもつためにブラック企業で勤める若者、 一見、夢見がちな人たちの地に足ついてない話のようにみえる。 けれど、逃げられなかった現実の重さや 人生自体を誰かに相乗りして自分を保とうとした弱さをしっかり見つめている。 一見にていない冬...
姉妹ではじめた海街のカフェ、 芸人を夢見たけど、家庭をもつためにブラック企業で勤める若者、 一見、夢見がちな人たちの地に足ついてない話のようにみえる。 けれど、逃げられなかった現実の重さや 人生自体を誰かに相乗りして自分を保とうとした弱さをしっかり見つめている。 一見にていない冬乃と川崎は、どこか似ている。 背負った生来の重さに向き合ったとき、ようやく自分の人生が動き出す。 人は凹み、傷付き、けれど少しずつ再生する。
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頭が良いことと良い人であることは別でありましろ相反する、登場人物を全員ならべるとまさにそのことがグラデーションとなってかんじられる、そんな一冊。
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