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遠野物語 新潮文庫
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遠野物語 新潮文庫

柳田国男(著者)

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遠野物語 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2016/06/01
JAN 9784101047065

遠野物語

¥385

商品レビュー

3.6

14件のお客様レビュー

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2024/09/04

 戦慄しましたよ〜、柳田国男さ〜ん。そのへんの平地ジジイですけど、戦慄しました!(怒られるな) そしてザックリ、ヒトの脳って不思議だな、と思った次第です。  遠野物語は超有名です。わたしがなんで知ってるか覚えてないけど。だからこんなに本の厚さが薄い本だとは思っていなくてびっくり...

 戦慄しましたよ〜、柳田国男さ〜ん。そのへんの平地ジジイですけど、戦慄しました!(怒られるな) そしてザックリ、ヒトの脳って不思議だな、と思った次第です。  遠野物語は超有名です。わたしがなんで知ってるか覚えてないけど。だからこんなに本の厚さが薄い本だとは思っていなくてびっくりしました。  図書館で借りる時とき友人に「口語訳ってあるみたいだけど?」と尋ねたら「口伝の口語だから気にするな」と言われたけど、パラパラみると「〜あり」「〜と云う」「〜なり」文語体じゃないの。  本文は全部で119話、ナンバリングされています。74ページ、1ページ15行だから、1話9行くらい。  どう読んでいいのか不安になったので、解説を読んでみました。新潮文庫の解説は3人体制、山本健吉さん、ウ~ン、吉本隆明さんは「意味」とあるからパス、三島由紀夫さん、うーん、・・・、諦めて読み始めました。  ちょっと読んでみて感じたのは、それぞれの話のサイズ感というか粒感がバラバラだなということ、内容も幅広いです。  この本は明治42年2月頃から遠野郷の伝承を柳田さんが佐々木鏡石さんから聞いて、書き取ったものらしい。  佐々木さんはどうやって知ったのかな?子どものときから、夜になるとTVもネットもないからみんなでお話して覚えたんだろうか。  遠野物語にはエグい殺人事件、不倫から、あちこちの噂話もあります。この内容、サイズ感は何かと似ている・・・う〜ん、ワイドショーですな。夜に話をするんだったら、若い人は知らないともうけど、わたしが子どもの頃やってた「ウイークエンダー」か!  わたしが好きな話はNo.43「猟師の熊さんが獣の熊さんを討ち取ったど〜」みたいな話、大きなケガとかなくてよかったよほんと。  遠野物語は短い話なのにいろんなキャラクターがでてくるだから、ものすごくイマジネーションをかき立てられる。だから、いろんな作家さんたちがインスパイアされるのもわかります。キャラクターの宝庫!  毎週ちがう怪獣や宇宙人がでてくるウルトラセブンを思いだします(なんとなく選択しました)。  また、遠野物語では地理的要素も大切なポイントみたい。事件現場の地名が書いてあるから地図をみながら読みました。でも、これは難しかった。  だから、いっそゲームにしてほしいです、トコトコ行くやつ(ユニバでもいいけどね)。『あつまれ どうぶつの森』ってあるけど(やったことなし)、遠野物語もキャラと空間の広がりあるから『あつまれ とおのの郷』とかどうでしょうか。もうあるのかな?  今回読んでみて、文語体であったりで内容がもうひとつつかめないものも正直ありました。  でも、おもしろかったので、口語訳もあるからそのうち再チャレンジしたいです。

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2024/05/12

よかった。座敷童子や河童に会いたくなり、GWには遠野へ行った。 ほのぼのとした童話というより、割と残酷な話やギョッとする話が多かった。三姉妹が山の神様になる話と、キツネと相撲をとる話が好きだった。 ただ、後半の解説を読んでより深く理解できた気がする。自分の読解力のなさ、文章を噛み...

よかった。座敷童子や河童に会いたくなり、GWには遠野へ行った。 ほのぼのとした童話というより、割と残酷な話やギョッとする話が多かった。三姉妹が山の神様になる話と、キツネと相撲をとる話が好きだった。 ただ、後半の解説を読んでより深く理解できた気がする。自分の読解力のなさ、文章を噛み砕き深く楽しむ能力のなさを感じた。読み手の能力って大事。

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2024/03/24

テレビの番組であったり、何かの文章の中で度々目にし耳にしてきた「遠野物語」をやっと読む。 全ページの半分近くが「遠野物語」そのもので、残りは山本健吉、吉本隆明、三島由紀夫の解説が占める。ドキッとする印象的な場面もあったが、淡々と伝承が続くばかりで少々退屈した。三人による解説で肉付...

テレビの番組であったり、何かの文章の中で度々目にし耳にしてきた「遠野物語」をやっと読む。 全ページの半分近くが「遠野物語」そのもので、残りは山本健吉、吉本隆明、三島由紀夫の解説が占める。ドキッとする印象的な場面もあったが、淡々と伝承が続くばかりで少々退屈した。三人による解説で肉付けされて、やっと伝承の意味、その中の小説、柳田国男の文章力に気づかされた。1910年 35歳の時に書かれた「遠野物語」が今も読み継がれている理由が少しわかった。

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