- 中古
- 書籍
- 書籍
女學生奇譚
定価 ¥1,760
550円 定価より1,210円(68%)おトク
獲得ポイント5P
残り1点 ご注文はお早めに
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
発売年月日 | 2016/06/08 |
JAN | 9784198641665 |
- 書籍
- 書籍
女學生奇譚
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
女學生奇譚
¥550
残り1点
ご注文はお早めに
商品レビュー
3.6
48件のお客様レビュー
Posted by
昭和初期の女学生っぽいオトメ体でしたためられる呪われた古書『女學生奇譚』をめぐるミステリー。 お話も、登場人物も、舞台設定も、ほぼ漫画のような奇抜さで気軽に楽しめた。女学生の手記という設定も好きな人にはたまらないのではなかろうか。『女学生の友』やら吉屋信子『花物語』まんまの、美...
昭和初期の女学生っぽいオトメ体でしたためられる呪われた古書『女學生奇譚』をめぐるミステリー。 お話も、登場人物も、舞台設定も、ほぼ漫画のような奇抜さで気軽に楽しめた。女学生の手記という設定も好きな人にはたまらないのではなかろうか。『女学生の友』やら吉屋信子『花物語』まんまの、美少女しか存在しない、きらびやかで情緒過多で閉じたような独特な世界がちゃんと再現されていて堪能できた。 着物の描写がしつこいのもリアルだった。友禅すら想像できないのになぜこんなにも分かるような気がするのかと、乙女文学読みながらいつも思うことを思った。 もちろんミステリーも最後の数ページまで餡子が詰まっており、ダレることなくラストまで疾走感がある良き娯楽小説だった。
Posted by
「この本を読んではいけない。そう警告するメモが挟まれた古書。あなただったら、読みますか?」という本の帯に目を奪われ、ついつい読んでしまった。単なるいたずらか、それとも。戦前に書かれた思われるその本は女学生の書いた手記なのか単なるフィクションなのか。フリーライターの八坂とカメラマン...
「この本を読んではいけない。そう警告するメモが挟まれた古書。あなただったら、読みますか?」という本の帯に目を奪われ、ついつい読んでしまった。単なるいたずらか、それとも。戦前に書かれた思われるその本は女学生の書いた手記なのか単なるフィクションなのか。フリーライターの八坂とカメラマンの篠宮、この本の謎を持ち込んだあやめ。メモと古書に秘められた謎を探るうちに意外な事実が判明してゆく。一通りの解決はするのだが、この本が八坂に持ち込まれた謎は残ったまま。キャラも内容も良い。是非、続編が読んでみたい。「うらんぼんの夜」の作者。
Posted by