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一般気象学 第2版補訂版
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京大学出版会 |
発売年月日 | 2016/03/01 |
JAN | 9784130627252 |
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一般気象学 第2版補訂版
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商品レビュー
4
5件のお客様レビュー
気象学の本の中では、一番読んだ。 基本を正しく、基礎から説明してある。 気象予報士の試験勉強にも必ず約立つ。
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大学教養レベルの気象入門テキストとして書かれている。教科書にしては語り口がわかりやすく、この分野では広く読まれている名著。高校レベルの物理法則から丁寧に論理と計算を展開し、飛躍なしに気象に関する結論を導いている。結果だけを示されたときに「なぜ?」と感じる疑問が解決するのは心地よい...
大学教養レベルの気象入門テキストとして書かれている。教科書にしては語り口がわかりやすく、この分野では広く読まれている名著。高校レベルの物理法則から丁寧に論理と計算を展開し、飛躍なしに気象に関する結論を導いている。結果だけを示されたときに「なぜ?」と感じる疑問が解決するのは心地よい。例えば、なぜ地球にだけ水があるのか?という疑問を理解したいと思うだろうか。 前半では、気象の源となる大気の取り扱い方法を丁寧に解説している。例えば、湿潤断熱減率などだ。大気は膨張する気体で水蒸気を含むので、温度・圧力・湿度などは高度によって様々に変わる。そこで温位や混合比(絶対湿度)などの概念が導入される。それらのパラメータをとおして大気の状態はより見通しよく理解される。ここまでの知識で下層に湿潤大気が流れこむと対流不安定が生じ豪雨となることが理解できる。 後半ではメソスケールの実際の気象現象(集中豪雨や台風)や成層圏での大気の動き、地球温暖化などの気候変動についても解説されている。
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高度1万kmを超えた空には巻雲ができて、高度が100m上がるたびに気温は0.6℃下がる・・・なんて単純な「知識」から、断熱膨張やコリオリ力等交えながら気象を原理原則から理解するために一方踏み込んだ気象学のお話。著書の冒頭で述べられるように、気象ほど基礎が応用に結び付き、現象が目に...
高度1万kmを超えた空には巻雲ができて、高度が100m上がるたびに気温は0.6℃下がる・・・なんて単純な「知識」から、断熱膨張やコリオリ力等交えながら気象を原理原則から理解するために一方踏み込んだ気象学のお話。著書の冒頭で述べられるように、気象ほど基礎が応用に結び付き、現象が目に見えたり実感しやすいものはないのではなかろうか。数式を逐一なぞらえることはしなかったが、この本を読み終えて雲を見るたび・雨が降るたびに背後の自然現象について考える楽しみができた。もっと若い時に読んでいれば、自然を題材として数式に慣れ親しんで、専門分野にも行かせたかもな、なんて感じた。
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