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働くことの哲学
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働くことの哲学

ラース・スヴェンセン(著者), 小須田健(訳者)

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働くことの哲学

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 紀伊國屋書店
発売年月日 2016/04/07
JAN 9784314011365

働くことの哲学

¥880

商品レビュー

4

27件のお客様レビュー

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2026/05/09

まさかの、著者が労働賛成派でした。『「内面的な満足感」がまったく得られない、つまり金銭以外の見かえりをなにももたらさない仕事をイメージすること自体が、とてつもなく困難だ。』……えっ!?私がやっている仕事はじゃあ一体……!? 労働はいいよの精神が全編に渡って土台にあるので、もやもや...

まさかの、著者が労働賛成派でした。『「内面的な満足感」がまったく得られない、つまり金銭以外の見かえりをなにももたらさない仕事をイメージすること自体が、とてつもなく困難だ。』……えっ!?私がやっている仕事はじゃあ一体……!? 労働はいいよの精神が全編に渡って土台にあるので、もやもやしながらの読書ではあったが、労働というものを多面的に考えられるまさに「働くこと」をテーマに哲学をしている本でよかった。(経済学者が書くような問題点や解決策を考えていく本ではなく、あくまで「哲学」をしている本。) 労働者である前に消費者である私たちは、人に力を誇示するために物を買っている。現代で当たり前とされる生活レベルは昔の王や王女が羨むほどのもの。労働が辛い辛いと言うけど、そんなに辛くなるほど働いて維持している私の生活は身分相応なのだろうか?と考えさせられた。 満足感を与えてくれなくなった仕事を捨てて次の仕事に移るのは「労働をも消費している」というくだりには、ははァーと唸った。結婚相手も職場も住む場所も、気に入るものを手に取っては捨て、「もっといいものを」と求めるのは消費意識が私たちに根付いているからか。

Posted by ブクログ

2026/02/04

著者の癖なのか、ノルウェー語と日本語のギャップによるものなのか分からないけど、すごく読みづらい。 そして訳で、無駄に漢字が使われていない部分が多い。漢字で表せるはずの部分を表現的な意図も無いのに、わざわざ平仮名を使っている所が読んでいて非常に疲れる。 内容は面白いんだけど読んでい...

著者の癖なのか、ノルウェー語と日本語のギャップによるものなのか分からないけど、すごく読みづらい。 そして訳で、無駄に漢字が使われていない部分が多い。漢字で表せるはずの部分を表現的な意図も無いのに、わざわざ平仮名を使っている所が読んでいて非常に疲れる。 内容は面白いんだけど読んでいて疲れます。

Posted by ブクログ

2025/08/28

学んだこと ・現代社会で増えているのは労働時間ではなくむしろ余暇であり、余暇の方が忙しくなっている ・生産性が上がった結果、余った時間で休むのではなくより多くの消費をする、そのためにより稼ぐというスパイラルに陥っている ・仕事には単なる収入源以上の意味があることは明らかだが、自己...

学んだこと ・現代社会で増えているのは労働時間ではなくむしろ余暇であり、余暇の方が忙しくなっている ・生産性が上がった結果、余った時間で休むのではなくより多くの消費をする、そのためにより稼ぐというスパイラルに陥っている ・仕事には単なる収入源以上の意味があることは明らかだが、自己実現や良好な人間関係などすべての面を満足させてくれるものではあり得ない。どこまで行っても「仕事は仕事」である ・どれだけ仕事に打ち込もうと、それは人生の1つの側面でしかなく、仕事に熱中するあまり他の一切がおろそかになっている人は依存症の様相を呈している 印象に残った言葉 ・欲求には限りがあるが、欲望には限りがない 思ったこと 資本主義社会は人間の欲望を原動力にして「もっと消費し、もっと稼ぐ」ことによって発展を続けてきた。しかしそこに完全に飲み込まれてしまうと、資本主義の操り人形になって人間の幸福とはどんどんかけ離れていってしまう。 最近の中国では躺平族(タンピン族)という消費と労働を拒否する動きがあるが、資本主義社会の経済成長を鈍化させる態度として中国政府からは警戒されている。経済を発展させるためには「自分は幸せか」とか「消費すること/稼ぐことにどれだけの意味があるか」を考えて立ち止まることなく、がむしゃらに働き大した意味もなく消費を続ける人間が大量にいることが望ましいということなのかもしれない。 働くことで私たちは幸せになれると思っている、あるいは最近多い「どうせ働くなら楽しい仕事をしよう」という言説に踊らされているが、働くことだけ、消費することだけでは空虚であり人生は豊かにならない。人生の豊かさとは何か?答えの出ない問いだが、面倒がらずに考え続けることが大切だと思った。

Posted by ブクログ

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