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働くことの哲学
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 紀伊國屋書店 |
| 発売年月日 | 2016/04/07 |
| JAN | 9784314011365 |

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商品レビュー
4.2
26件のお客様レビュー
学んだこと ・現代社会で増えているのは労働時間ではなくむしろ余暇であり、余暇の方が忙しくなっている ・生産性が上がった結果、余った時間で休むのではなくより多くの消費をする、そのためにより稼ぐというスパイラルに陥っている ・仕事には単なる収入源以上の意味があることは明らかだが、自己...
学んだこと ・現代社会で増えているのは労働時間ではなくむしろ余暇であり、余暇の方が忙しくなっている ・生産性が上がった結果、余った時間で休むのではなくより多くの消費をする、そのためにより稼ぐというスパイラルに陥っている ・仕事には単なる収入源以上の意味があることは明らかだが、自己実現や良好な人間関係などすべての面を満足させてくれるものではあり得ない。どこまで行っても「仕事は仕事」である ・どれだけ仕事に打ち込もうと、それは人生の1つの側面でしかなく、仕事に熱中するあまり他の一切がおろそかになっている人は依存症の様相を呈している 印象に残った言葉 ・欲求には限りがあるが、欲望には限りがない 思ったこと 資本主義社会は人間の欲望を原動力にして「もっと消費し、もっと稼ぐ」ことによって発展を続けてきた。しかしそこに完全に飲み込まれてしまうと、資本主義の操り人形になって人間の幸福とはどんどんかけ離れていってしまう。 最近の中国では躺平族(タンピン族)という消費と労働を拒否する動きがあるが、資本主義社会の経済成長を鈍化させる態度として中国政府からは警戒されている。経済を発展させるためには「自分は幸せか」とか「消費すること/稼ぐことにどれだけの意味があるか」を考えて立ち止まることなく、がむしゃらに働き大した意味もなく消費を続ける人間が大量にいることが望ましいということなのかもしれない。 働くことで私たちは幸せになれると思っている、あるいは最近多い「どうせ働くなら楽しい仕事をしよう」という言説に踊らされているが、働くことだけ、消費することだけでは空虚であり人生は豊かにならない。人生の豊かさとは何か?答えの出ない問いだが、面倒がらずに考え続けることが大切だと思った。
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メモ→ https://x.com/nobushiromasaki/status/1915392111488237795?s=46&t=z75bb9jRqQkzTbvnO6hSdw
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・自分自身の特定の職業における手際の良さというものは、みずからの知的で社会的、かつ勇敢な徳を犠牲にすることで獲得されるものだと思われる。 ・現代的なリーダーはだれにもなにかをするようにと矯正することはなく、むしろ従業員が自分を組織にとっても望ましいありかたにみずから変える気になる...
・自分自身の特定の職業における手際の良さというものは、みずからの知的で社会的、かつ勇敢な徳を犠牲にすることで獲得されるものだと思われる。 ・現代的なリーダーはだれにもなにかをするようにと矯正することはなく、むしろ従業員が自分を組織にとっても望ましいありかたにみずから変える気になるようにしむける。 ・程度の差こそあれ労働者を自動機械のようにみなしていたフォード流のパラダイムと比べると、こんにちの管理理論に認められる、労働者を血肉を備えた存在とみなす方向への転換は、たしかに改善ではあるものの、ときとして現代の企業管理戦略は、「ごく普通の」企業よりもむしろカルトのほうに似通ったもののように見えなくもない。 ・豊かな国に暮らす平均的収入の人と、25%それよりも多い収入を得ている人を比べてみても、平均してより多く稼いでいる人のほうがその分だけ幸福だということにはならない。だから私たちが幸福を目標とするなら、たぶんより多くお金を儲けることをあまり重視しない方が良いだろうし、家族や友人と良い関係を保つこと以上に、金儲けに高い価値をつけることなどけっしてすべきではない。 ・幸運を獲得した人々が贅沢に手を染めることで自身を際立たせようとするのは、個人的な楽しみという面もなくはないが、大抵はそれを誇示することで賞賛を得たいという思いからだ。この手の人々が増えればそれだけ、派手な消費をおこなって目立とうとする人々に向けられる大衆の関心はヒートアップしてゆく。かくしてこの関心の高まりは、だんだんと下方へ波及してゆき、比較的ささやかな資産しか持たない人々までもが、住まいや家具、衣服や食事にもっと費やさねばならないと思い込むようになり、ついにはもっと収入を増やすためにはもっともっと働かねばならないと思い込んでしまう人々が「望ましい」存在であるかのようになってしまう。 ・消費社会では、私たちの社会的地位は、なにを生産できるかにではなく、なにを消費できるかという能力に左右される。 ・生きる上での究極の意味が仕事からもたらされると期待すると、やがて失望に見舞われる。同じことは愛情や友情から芸術、そのほかなんにでも当てはまる。究極の意味などそもそもない。それだけで私たちを満足させてくれるものなどひとつもしてないのだ。 ・こんにち私たちは、まえの世代とは違って、仕事を、意味や自己実現へ通じるある種の感受性をもたらしてくれるものとみなしており、仕事が夢を叶えてくれ、楽しみにあふれ、自分の愛する人々に囲まれてなされるものとなることを期待している。だが、スヴェンセンに言わせるなら、これは仕事に対する要求過多であり、日常生活に私たちが期待する意味を過度に仕事のうちに求めること時代が誤りだ。
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