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働くことの哲学
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働くことの哲学

ラース・スヴェンセン(著者), 小須田健(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 紀伊國屋書店
発売年月日 2016/04/07
JAN 9784314011365

働くことの哲学

¥550

商品レビュー

4.3

24件のお客様レビュー

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2024/06/15

・造船所での仕事は、父が自分をどんな存在と理解し、また他人からどうみなされていたかを決める上で重要な部分を占めていた ・労働のない世界という考えは、おそらく私たちのいずれをも絶望の淵に追いやるだろう ・アリストテレスのみるところの幸福とは「よく生きること」と同義だ。幸福と良く生き...

・造船所での仕事は、父が自分をどんな存在と理解し、また他人からどうみなされていたかを決める上で重要な部分を占めていた ・労働のない世界という考えは、おそらく私たちのいずれをも絶望の淵に追いやるだろう ・アリストテレスのみるところの幸福とは「よく生きること」と同義だ。幸福と良く生きることはよく同一視される。それ自体で目的となりうる唯一のものが幸福であり、その他のいっさいはこの目的にいたるため手だてだ ・神と関係において労働は依然として従属的な役割しか占めておらず、祈りと瞑想のほうがはるかに本質的ないとなみではあった。 ・社会的成功者たらんとするなど、まったくもって神の権威にたいする反抗としか映らない ・金銭への愛着こそが、あらゆる種類の悪の温床だ ・人生にはある種の目標が不可欠であり仕事はそうした目標の一部だ ・首尾一貫した目的がある目的は主として仕事において具現化される ・意味を求める私たちのロマン主義的な欲望を労働が満たしそこねるなら、それは労働が天職としても失敗しているということ ・各人がもっとも自分に適した仕事に就くことが国家に対して各人の追っている義務だと信じているようだ ・自分たちにとって何が本当に大切かについての選択を実行しただけのこと ・愉しい活動とはそれ自体を超える目的がない ・現代人はレジャーのための時間すべてをありとあらゆる活動で埋め尽くして、仕事にもどったときに本当の休日がやってくるかのような気にさえするほど ・内的な善と外的な財 ・日々の暮らしにどうしても必要な分として支払わなければならない額以上のお金はたいていは自分の物質的富を増すことにではなく、仕事を休むために使われていた。その所の今日の優優先順位事項はまったく変わってしまった ・アイデンティティを確立しようとやっきになっている。消費はそのために不可欠な一部だ ・時には私たちは仕事の内面的な価値に夢中になってしまい、そうなるととても厄介なことになる ・仕事は配偶者よりもずっと要求が少ない ・私たちは歴史上の過去の人々ほど忙しく働く必要はなく、物質的な富という点では殆どの人が並外れて恵まれた状態にあり、仕事に対する私たちの期待がこれほどまでに高かったことはなかった ・仕事が自分の人生の中でこれほど重みをもつものであるのかを見積もる作業をけっして怠ってはならない

Posted by ブクログ

2024/03/07

作者がノルウェーの哲学者でお国柄なのか過労死について反応が薄い印象。 作者自身の体験をもとに個として労働に向き合う姿勢を考えてる内容で、日本のようにまわりの雰囲気にのまれ集団の中の一労働者として考えるとはまた違った。 もう少し自立して個として労働に携わり読み返したら印象が変わるか...

作者がノルウェーの哲学者でお国柄なのか過労死について反応が薄い印象。 作者自身の体験をもとに個として労働に向き合う姿勢を考えてる内容で、日本のようにまわりの雰囲気にのまれ集団の中の一労働者として考えるとはまた違った。 もう少し自立して個として労働に携わり読み返したら印象が変わるかもしれない。

Posted by ブクログ

2023/09/05

仕事は人生において何かしらのの意味を持つということを大前提とした上で、人の仕事との関わり方についてさまざまな観点で考察を行なっている。 基本的に筆者が序文の中で述べているように労働に対する一つの真理を与えるものではなく、何らかの示唆を与えるものになっている。 この手の本は大体骨太...

仕事は人生において何かしらのの意味を持つということを大前提とした上で、人の仕事との関わり方についてさまざまな観点で考察を行なっている。 基本的に筆者が序文の中で述べているように労働に対する一つの真理を与えるものではなく、何らかの示唆を与えるものになっている。 この手の本は大体骨太で読むのに苦労する印象だがこの本はいい具合の長さでまとめられていて、自分はどう考えるのかという思索へ導くという意味ではちょうどよかった。

Posted by ブクログ

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