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翔ぶ少女 ポプラ文庫
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翔ぶ少女 ポプラ文庫

原田マハ(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ポプラ社
発売年月日 2016/04/05
JAN 9784591149966

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翔ぶ少女

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商品レビュー

3.7

84件のお客様レビュー

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2026/09/14

心が元気になれば、心が入っている体も元気になる。 心って、人間の「エンジン」みたいな感じかな。——(p99) 名前がゼロ、イチ、ニイ、サンなのも素敵

Posted by ブクログ

2026/09/08

【概略】  1995年1月17日、早朝5時46分、関西地方を地震が襲った。長田区で「パンの阿藤」を営む家族、1階で仕込みをしていた両親は帰らぬ人に、残されたのは2階にいた3年生の逸騎(イツキ)、1年生の丹華(ニケ)、3歳の燦空(サンク)。ひしゃげた自宅が火に包まれつつある中、パニ...

【概略】  1995年1月17日、早朝5時46分、関西地方を地震が襲った。長田区で「パンの阿藤」を営む家族、1階で仕込みをしていた両親は帰らぬ人に、残されたのは2階にいた3年生の逸騎(イツキ)、1年生の丹華(ニケ)、3歳の燦空(サンク)。ひしゃげた自宅が火に包まれつつある中、パニックになった3人を救ったのは後にゼロ先生と呼ばれる佐元良(さもとら)先生だった。のちに本当の家族となったゼロ先生と3人の子ども達、だが地震が残した傷跡は、ずっとあとになっても深く残っていたのだった。 2026年09月08日 読了 【書評】  「これ、あげる。読んでみて」と渡されたこの本。れいによって「原田マハ一気読み」というね。読みやすさがそうさせるのか、ストーリーの展開がそうさせるのか。幸いにして今回はアウトドア・マハ、屋外マハではなかったため、おっさんの涙活ぶりを公に晒すことはなくてよかった。  南海トラフ地震が起こる、そして起こった場合、直撃するエリアに住む自分だけれど、これまでの人生で今のところ幸いにして大きな地震を目の当たりにする経験が、ない。本書の阪神淡路大震災は大学2年生(かな?)で、自宅で友人とテスト勉強をしていたんだよね。・・・で、朝にドン!という音にびっくりして。自宅のあるエリアは、日本油脂の工場が近くに(といっても本当の意味の近くではない)あって。たま~に爆発する(?)ので、てっきりまたそこの爆発かと思ったら・・・だったのね。東日本大震災の時も地元にいたし。本当に、何もないことに感謝をしなくちゃいけないと思う。  大きな地震をリアルで体験した方達が本書を読んだら、おそらく感じ方は自分とは全く違ったものになってると思う。場合によっては嫌なことを思い出して体調に変調をきたしてしまうかも・・・なんて心配すらしてしまった。家屋の倒壊であれ、津波であれ、目の前で大事な方達、いや、ご縁がなくとも人の命が失われていく様子は、誠実な方・責任感の強い方ほど、ココロに大きな爪痕を残してしまうのではないかと思ってしまう。「自分にもっと腕力があったなら」「もっと大声で周囲に助けを呼べたなら」「走って駆け付ける体力があったなら」・・・沢山の「イフ」という十字架を背負ってしまうのではないかなと、思ってしまう。本書では、ゼロ先生にも、3人の子ども達にも、そういった傷跡が残ってしまった。そしてそれをお互いに助け合うことで、結果的に傷をお互いに癒し合っていくような、そんな関係を築いていったように見えたね。  震災の現状をしっかりと描写しなくちゃいけない反面、ドキュメンタリーのような形で、真実に迫り過ぎると前述のようにココロのアナフィラキシーショックが起きるような心配が・・・そういった部分を少し中和するために、非現実感というシロップとして、原田マハさんの専門分野である美術の要素がネーミングに反映されてるよね。サモトラケのニケ・・・だから、「さもとらさん」で、名前がゼロ、主人公格の女の子・丹華(ニケ)「2」、逸騎(イツキ)は「1」、燦空(サンク)は「3」。リアリティの中にフィクションをしっかり入れたよね。そしてサモトラケのニケならではの「羽」の存在。自分が今まで読んできた原田マハ作品にはないテイスト・・・これも勝手な想像だけど、震災を題材に選んだことでリアルになりすぎないように、そして希望という願いも込めて「羽」という存在が採用されたのかなと想像しちゃう。そしてそれは心の開放のメタファー。無限の可能性の象徴として描かれたのかなと。  自分がこの世に存在することが許されている間に、南海トラフ地震や他の地震に自分が直面するのか?そこで自分は命を落とすのか?どんな運命が待っているかわからないけれど、ひょっとしたら「あぁ・・・あの時(2026年9月)に、あの本(この本ね)を読んでおいてよかったな」と思えるような自分でいたい。  地震という壮絶な体験をされた方達には、是非一度、手に取ってもらえたら・・・そしてよかったら、感想を共有してもらえたら嬉しいです。

Posted by ブクログ

2026/05/28

震災時、目の前で広がったであろう光景を想像させられた。私は、幸運なことに災害に身近な人を奪われていない。だから、その悲惨で残酷な出来事を事実として身近に感じることができない。 でも、これは地続きの、この世界で起こった事実。 どれほどの人が苦しんだか見当もつかない。 悲しさは治ら...

震災時、目の前で広がったであろう光景を想像させられた。私は、幸運なことに災害に身近な人を奪われていない。だから、その悲惨で残酷な出来事を事実として身近に感じることができない。 でも、これは地続きの、この世界で起こった事実。 どれほどの人が苦しんだか見当もつかない。 悲しさは治らない。抱えていくもの。 それと同時に生きてこれたということを喜びたい。 そのような文が印象に残る。

Posted by ブクログ

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