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人工知能は私たちを滅ぼすのか 計算機が神になる100年の物語
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人工知能は私たちを滅ぼすのか 計算機が神になる100年の物語

児玉哲彦(著者)

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人工知能は私たちを滅ぼすのか 計算機が神になる100年の物語

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ダイヤモンド社
発売年月日 2016/03/17
JAN 9784478068090

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人工知能は私たちを滅ぼすのか

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商品レビュー

3.7

15件のお客様レビュー

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2020/08/03

個人的にはすごく面白く読めたのに、AMAZONレビューは辛口批評が多かった。 まさに賛否両論!(賛のレビューも多かったのは事実) 表現方法にケチを付けたい人がいるのも分かる。 本の構成が少し凝っていて、 「聖書の引用」 「未来で暮らす女子大生ナミとA.I.D.の物語部分」 「10...

個人的にはすごく面白く読めたのに、AMAZONレビューは辛口批評が多かった。 まさに賛否両論!(賛のレビューも多かったのは事実) 表現方法にケチを付けたい人がいるのも分かる。 本の構成が少し凝っていて、 「聖書の引用」 「未来で暮らす女子大生ナミとA.I.D.の物語部分」 「100年間のコンピューターの歴史の解説部分」 の3種をミックスさせて展開されていく。 わざわざ聖書を引き合いに出す必要あるの? (というのが否のレビューの大半) 未来を暗示した内容が聖書には書いてある、と説明しているのだが、確かにこじつけ感は否めない。 ただ、100年間のコンピューターの歴史はさらっと読めるし、知識として持って置くことは意味があった。 「機器の開発の歴史」というよりは「どういうつもりでコンピューターを作っていったのか?」という解説になっているので、「なるほど」感がある。 ついつい忘れがちであるが、確かに今のPC・スマホ含めて全てのコンピュータが「0・1」の二進法で作られていると思うと、改めて最初に考えた人のすごさを感じてしまう。 なぜ、スイッチのON・OFFだけで、すべての計算が出来るはず、という理屈に思い至ったのか? 人間の脳(つまりは人工知能につながるのだが)すらも、「0・1」で表現できるはずだという未来を予見出来た能力。 歴史は、ムーアの法則による、高速化、そこからネットワーク化、さらにはクライド化を説明する。 AIは最近になってこそ流行っているが、元々はコンピューターで実現しようとしていたのがAIだったってこと。 つまり「AIを作ろうとしてコンピューターを作った」のだ。 当時はハードもソフトもそこまで高性能になれなかったので、当然計画は何度も頓挫していく。 それがようやく最近になって、機器の進化によって実現可能性が出てきた、という話なのだ。 未来人のナミの生活は、少し前ではSFの話に見えただろうが、今読むと違和感は全くない。 確実にこういう社会になっていくだろうことは想像に難くない。 それもそんなに遠い未来ではない。 10年かからない数年後の話。 ほんの数年後、我々がどうなっているのか? 未来を前向きに捉えたいところだ。 (2018/7/20)

Posted by ブクログ

2019/02/03

ここ数年、人工知能が注目されているが、私はパソコンやコンピュータの発展過程で、産まれてきた発想が人工知能だと思っていた。本書では、コンピュータ(1930年当時は機械)自体がそもそも人と同じことが出来る機械を作りたいという数学者、脳科学者の考えと研究によって、コンピュータが開発され...

ここ数年、人工知能が注目されているが、私はパソコンやコンピュータの発展過程で、産まれてきた発想が人工知能だと思っていた。本書では、コンピュータ(1930年当時は機械)自体がそもそも人と同じことが出来る機械を作りたいという数学者、脳科学者の考えと研究によって、コンピュータが開発されてきたとあり、わたしの考えが全く逆であったことを知った。 コンピュータの誕生、大戦、政治・軍事統制や抑圧のための高速処理発展、1984年にコンピュータは個人賢くするためにと作られたパーソナルコンピュータ、、。 コンピュータの100年の歴史は、常に人工知能開発の歴史とともにあったのですね。 2045年にシンギュラリティが起こるという預言は外れて欲しいと願います。そして永遠にその日が訪れて欲しくないです。

Posted by ブクログ

2018/03/27

コンピューターの発明、ネットワーク、そこからのモバイル技術、現代のクラウド、ビッグデータ、人工知能まで、網羅的に歴史が説明されており、これまでのITの発展の経過についてざっくりとした知識を得ることができる。 人工知能の技術的な詳細は他書に譲るような感はあるが、歴史を俯瞰した説明...

コンピューターの発明、ネットワーク、そこからのモバイル技術、現代のクラウド、ビッグデータ、人工知能まで、網羅的に歴史が説明されており、これまでのITの発展の経過についてざっくりとした知識を得ることができる。 人工知能の技術的な詳細は他書に譲るような感はあるが、歴史を俯瞰した説明や、キリスト教や、架空のエピソードを交えた緩急ある物語構成、人工知能を突き詰めていったときに、機械に心は生まれるのか、人間の心とは何か?に関しての筆者の踏み込んだ説明など。飽きさせない内容で面白く最後まで読めた。 それにしても、 シンギュラリティの到来については、 読む本、読む本で評価が違っていておもしろい。 この本はかなり世界の終わりを煽っていて、 世界は2045年で終わるという風にも読める。 が未来はいかに?

Posted by ブクログ

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