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逆説の日本史(19) 幕末年代史編Ⅱ 井伊直弼と尊王攘夷の謎 小学館文庫
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逆説の日本史(19) 幕末年代史編Ⅱ 井伊直弼と尊王攘夷の謎 小学館文庫

井沢元彦(著者)

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逆説の日本史(19) 幕末年代史編Ⅱ 井伊直弼と尊王攘夷の謎 小学館文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2016/04/06
JAN 9784094062861

逆説の日本史(19)

¥605

商品レビュー

3.5

4件のお客様レビュー

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2026/01/15

 著者もあとがきで書いているように幕末史についてこれほどわかりやすく書かれた本は他にないと思います。たとえば安政の大獄で吉田松陰がなぜ死刑になったのか、ということについてきちんと説明している歴史書はありません。そもそも安政の大獄は、慶喜を擁立しようという一橋派の弾圧のために行われ...

 著者もあとがきで書いているように幕末史についてこれほどわかりやすく書かれた本は他にないと思います。たとえば安政の大獄で吉田松陰がなぜ死刑になったのか、ということについてきちんと説明している歴史書はありません。そもそも安政の大獄は、慶喜を擁立しようという一橋派の弾圧のために行われたのであり、それを企図した戊午の密勅に松蔭は全く関わっていないのだ。ペリーの艦隊に潜り込んでアメリカへ渡ろうとして捕まったのであり、安政の大獄で誰もが吉田松陰が重罰を受けるとは思っていなかったのだ。吉田松陰が厳罰を受けることになったのは、自らが間部老中の暗殺計画を話したからなのだ。  幕末における水戸藩と薩摩藩、長州藩の関係もわかりづらいのだが、幕末の改革の主役はむしろ水戸藩なのであり、それを薩摩藩は藩主が斉彬から光久に変わったことで、裏切ることになるのだ。だから桜田門外ノ変の実行者18人のうち薩摩藩はただ一人であり、残りは水戸藩出身者なのだ。  幕末の問題を考える場合に、水戸藩の人や幕府の人は、幕府と朝廷が協力してこの国を改革せればいいと思っていたはずなのだ。それがいつの間にか、幕府は倒して新しい政府を造るということに変わっていくのだ。大変革の時は既存の勢力を活かすという発想では必ず失敗するのだが、民の多くが大変革を望んでない場合には既存の勢力を生かさない限りうまくいかない。幕末から明治にかけてはまさにそんな時代なのでこの本の価値が高い時代だ。

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2021/06/02

この巻では、大老に就任した井伊直弼が、水戸斉昭に代表される攘夷派に対して弾圧を加えたことを中心に、明治維新へと向かっていくことになる大きな時代のうねりがどのようにしてつくり出されていったのかということが解説されています。 幕末史にかんしては、さすがに多くの需要があるのか、わたく...

この巻では、大老に就任した井伊直弼が、水戸斉昭に代表される攘夷派に対して弾圧を加えたことを中心に、明治維新へと向かっていくことになる大きな時代のうねりがどのようにしてつくり出されていったのかということが解説されています。 幕末史にかんしては、さすがに多くの需要があるのか、わたくしのような一般の読者にも親しみやすい解説書が多く刊行されており、シリーズの他の巻にくらべると本書の独自色のようなものはあまり感じられなかったようにも思います。むしろ著者の日本史解釈の大きな枠組みである「言霊信仰」などの話が、史実から離して提示されているような印象も受けてしまいました。

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2019/01/28

★★★2019年1月レビュー★★★ 『逆説の日本史19』は、島津斉彬の死や安政の大獄など。 この時代、佐幕の大物2人は孝明天皇と井伊直弼であると筆者は説く。井伊直弼は、開国を貫いた点は評価できる。しかし惜しむらくは井伊の頭には、「幕府」があって「日本」は無かった。 また、この辺...

★★★2019年1月レビュー★★★ 『逆説の日本史19』は、島津斉彬の死や安政の大獄など。 この時代、佐幕の大物2人は孝明天皇と井伊直弼であると筆者は説く。井伊直弼は、開国を貫いた点は評価できる。しかし惜しむらくは井伊の頭には、「幕府」があって「日本」は無かった。 また、この辺りから孝明天皇の影に見え始めた岩倉具視。 まだ水戸藩も存在感がある。 ここから長州がどう出てくるか、20巻も楽しみだ。

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