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結婚式のメンバー 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2016/03/27 |
| JAN | 9784102042021 |

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アメリカ南部の田舎町に住む少女フランキーは十二歳で、どんなクラブにも属していない、どこのメンバーでもない フランキーをメンバーと認めるものはこの世界にはなく、「わたしたち」と呼べるようなものも何ひとつなかったから、世界が自分から切り離されているように見え、どこか遠いところへ行か...
アメリカ南部の田舎町に住む少女フランキーは十二歳で、どんなクラブにも属していない、どこのメンバーでもない フランキーをメンバーと認めるものはこの世界にはなく、「わたしたち」と呼べるようなものも何ひとつなかったから、世界が自分から切り離されているように見え、どこか遠いところへ行かなくてはと思っていた 自分はこの世の中で何ものになろうとしているのだろう、なぜ自分は今ここにじっとたたずんでいるのだろう、と唐突にそんなことを考えさせるものを、怖れた 多感な女の子の話 ついに彼女は自分は何ものであるかを知り、ここから自分がどこに行くのかを知る 兄が結婚する 兄と兄嫁を愛しており、結婚式のあと一緒に街を出ていく 自分はその結婚式のメンバーであると⋯ ということなんだけど⋯ 自分が世界から孤立してしていて誰もいなくて孤独で、現実を倦(う)んでいて⋯まではわかるけど、それがどうして兄の結婚についていき、兄と兄嫁と自分が同じメンバー(一員)だと言うのか? 周りのすべてから自分が隔てられているという感覚があるから、隔てられないところへ行こうとし、隔てられてない世界に憧れてるんだろう、と思い至った フランキーには一緒に考えてくれるベレニスやジョン・ヘンリーがいて、成長し大人になれば、彼女らの存在に支えられていたことに気づくだろう それが大人になるということなんだとも思う 思春期の頃には自分の気持ちを言葉にすることが出来ないもどかしさや、自分の持ってる気持ちが何なのかが分からない思いを感じるけど、 フランキーは自分の気持ち、思考を言葉に変換し考えることができるからこそ、際立って繊細なんだと思う 十代初めの多感な少女の生き方、 感じ方、世界の眺め方を痛切に描いた、目まぐるしく変わる少女の心理を精緻に描いた小説
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緑色をした気の触れたあの夏のカード・ゲームと同じように、最初から最後まで、何かがすっかり間違っているという感覚
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この街を出て、永遠にどこかへ行ってしまいたい。 兄の結婚式で人生が変わることを夢見た、12歳の少女フランキーのひと夏の出来事を描いた物語。 時代は第二次世界大戦中、アメリカ南部の田舎町。 主人公はとても繊細で大胆な行動をするので驚きますが、変化していく心と身体、行き場のない心情...
この街を出て、永遠にどこかへ行ってしまいたい。 兄の結婚式で人生が変わることを夢見た、12歳の少女フランキーのひと夏の出来事を描いた物語。 時代は第二次世界大戦中、アメリカ南部の田舎町。 主人公はとても繊細で大胆な行動をするので驚きますが、変化していく心と身体、行き場のない心情が伝わる。 黒人の女料理人ベレニスとフランキーの会話が、出生時に亡くなった母親の代わりのようで精神的支えになっているように感じた。ベレニスはなかなか根気強い。 村上春樹さんの解説で、カーソン・マッカラーズの生き方、小説の中に残っていることを知る。 「心は孤独な狩人」「悲しきカフェのバラード」もお勧めされていました。 「たけくらべ」を読んで、読者さんの感想で村上春樹さんが読後感が似ている、と書かれていたのを知り読んでみました。読めて良かった。知れて良かった著者。
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