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マクニール世界史講義 ちくま学芸文庫
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マクニール世界史講義 ちくま学芸文庫

ウィリアム・H.マクニール(著者), 北川知子(訳者)

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マクニール世界史講義 ちくま学芸文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2016/03/01
JAN 9784480097255

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商品レビュー

3.3

13件のお客様レビュー

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2024/06/29

著者は、世界史は生物圏全体に影響を及ぼす出来事の中に埋め込まれていると論考している。文献研究を中心とする従来の歴史研究から視点を変え、主にミクロ寄生、マクロ寄生というキーワードから世界史全体を俯瞰している。 ミクロ寄生は人体に侵入してひとの個体群をすりつぶす地獄の石臼、マクロ寄生...

著者は、世界史は生物圏全体に影響を及ぼす出来事の中に埋め込まれていると論考している。文献研究を中心とする従来の歴史研究から視点を変え、主にミクロ寄生、マクロ寄生というキーワードから世界史全体を俯瞰している。 ミクロ寄生は人体に侵入してひとの個体群をすりつぶす地獄の石臼、マクロ寄生は人類の大多数にのしかかる地上の石臼だ。ミクロ寄生は農耕や牧畜の開始とともに人類史に大きな影響を及ぼし続けたが、近代における疫学の発達によりその均衡が崩れている。マクロ寄生は人間の集団や階級間の搾取関係に例えられる。狩猟採集から農耕・牧畜の生活へ移行することに伴う富の不均等の発生し、都市化、職業の専門化等により変質する過程を捉えている。

Posted by ブクログ

2024/01/08

途中で呆れて読むのをやめた。先住民と、かれらに対してとられた酷な政策を無視して、「技術的に劣ったほうが優ったほうに勝ろうとする、この原則のうちに社会は革新されてきた」とは……。まったく異なる文明というものを無視していないだろうか?

Posted by ブクログ

2021/05/08

世界史というふろしきを広げて、人類という僕たち、文明という社会の姿をその上で描いてみる。 自分がいる社会、隣りにある社会、これまでにないフロンティアとして見出された社会。 その関わり方、その中での立ち方、振舞い方。文明的な、疫学的な序列、強弱のためのバランスによって、それぞ...

世界史というふろしきを広げて、人類という僕たち、文明という社会の姿をその上で描いてみる。 自分がいる社会、隣りにある社会、これまでにないフロンティアとして見出された社会。 その関わり方、その中での立ち方、振舞い方。文明的な、疫学的な序列、強弱のためのバランスによって、それぞれの存在が強められ、弱められ。飲み込まれながら、大きな形となっていく。 寄生している。確かに、人も社会も、寄り掛かることでしか成り立たないことは明らかで。 どんなヒエラルキーも、人間の関係も、強弱という姿が表面に表れているとしても、そのどちらもがなくてはならないものとして成り立っている。マクロでもミクロでも、その俯瞰した視点は世界というものを語るときに必要なもののような気がする。 歴史というものを切り取れば、同じことを繰り返して、あたふたとひとり足掻き続けている、変わることのできない人類、根本的には本能的にしか舵をきれない人類、みたいな滑稽な姿が浮かんでくるような気分に辿り着くけれど、それはたぶん想像力が足りないんだろう。 歴史が示すダイナミズムの中で、たくさんの破錠を超えて、刷新した姿を表してきた人類というもののエネルギーを確かに感じ、未来にもう1度振り向くことが必要なんだと思う。 'この事実を強調し、地球上にこれほど不安定でありながらも壮大に広がる生命体の網の目の一部としての人間の画期的な記録に対する理解を深めることが、今回の講義の目標であり、目的です。お話してきたような人間を取り巻く状況に対する展望が陰鬱で、決定論的で、魅力がないように見えるとしたら、私は残念に思います。私自身はまったく逆の感じ方をしていて、私自身を含む人類と他の生命体との密接な関係を認識することで、一種の高揚感を感じています。社会的相互作用、言語が持つ象徴的な意味、人間の知性は、私たち自身のために、そしてこの地球を共有するすべての動物や植物のために、他の面では見栄えのしないヒトという種に、その身が置かれた環境を何度も何度も変化させることを許したのです'

Posted by ブクログ

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