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大正箱娘 見習い記者と謎解き姫 講談社タイガ
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2016/03/18 |
| JAN | 9784062940221 |

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大正箱娘 見習い記者と謎解き姫
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商品レビュー
3.3
23件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
新米新聞記者の英田紺のもとに届いた一通の手紙。 旧家の蔵で見つかった呪いの箱を始末してほしい、という依頼。 呪いの解明のため、神楽坂にある箱屋敷と呼ばれる館で、うららという名の美しくも不思議な少女は 「うちに開けぬ箱もありませんし、閉じれぬ箱も、ありませぬ」と。 お話は4つ。 一話と四話は続きもの。 二話と三話は別立て。 紺の秘密とうららの、知人よりも濃い人間関係。 友だちと言って良いのか、微妙な間柄。 そこそこミステリー要素も含まれてて楽しかった。
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舞台は大正 新聞記者の紺がとある家から渡された“箱” その“箱”について“箱娘”うららに尋ねに行ったのがこの物語の始まり 様々な箱にまつわる事件をうららと紺が解決していく 一族のしがらみ、女性軽視の時代 何もかもが今と違い不自由に感じ、読みながら息が詰まる思いがする 私からした...
舞台は大正 新聞記者の紺がとある家から渡された“箱” その“箱”について“箱娘”うららに尋ねに行ったのがこの物語の始まり 様々な箱にまつわる事件をうららと紺が解決していく 一族のしがらみ、女性軽視の時代 何もかもが今と違い不自由に感じ、読みながら息が詰まる思いがする 私からしたら大正時代は遠い昔の時代に感じる でも確かに存在し、実際に時代のしがらみに泣いた女性たちはたくさんいたんだろうなと思うとやるせない 不自由な中でも強かに生きる女性たちには頭が上がらない うららの「開けなくてもいい箱はある」というセリフは全くその通り 知らなくて良い真実があるし、知りたくない真実もある でもそれをうららは紺にどうする?決めていいよと伝えているのが印象的で優しさたけじゃないなって感じた
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★すべての箱を開けることが、正しいことだとはうちは思いません(p.189) ・文章に書かれたとき初めてこの世界に現れてきたような、それまでの人生、これからの人生が感じられない書き割り的キャラクタたち。女性と社会、女性の生き方などが表面的なテーマかと。実際には「箱娘」という発想を追...
★すべての箱を開けることが、正しいことだとはうちは思いません(p.189) ・文章に書かれたとき初めてこの世界に現れてきたような、それまでの人生、これからの人生が感じられない書き割り的キャラクタたち。女性と社会、女性の生き方などが表面的なテーマかと。実際には「箱娘」という発想を追求しただけかも? ずっと以前読んだ『ミミズクと夜の王』の前半がユニークだったので手に取りました。 「箱娘」記者。箱娘。甲野スミ。呪いの箱。 「今際女優」自殺した戯曲家扶桑牧ヲ。今際女優と呼ばれる出水エチカ。 「放蕩子爵」秘密を暴く怪人カシオペイヤ。自殺した娘。 「悪食警部」甲野スミ。事件。紺は容疑者に。警視庁の室町警部。 ■箱娘についての簡単なメモ 【一行目】新聞記者である英田紺がその屋敷を訪れたのは、陽の落ちかけた夕刻のことだった。 【英田紺/あいだ・こん】→紺 【出水エチカ/いずみ・えちか】女優。今際の際の演技が上手い。《芝居のような生き方しか、知らぬだけなのかもしれない。》p.103。《人は人が、死ぬところを見たいのよ》p.106 【潮/うしお】甲野家の女中。 【うらら】回向院うらら(えこういん・うらら)。「箱娘」と呼ばれる。《開けられぬ箱はありませんし、閉じられぬ箱もまた、ないだけです》p.117。なにをもって「箱」とするか。 【回向院うらら/えこういん・うらら】→うらら 【大奥方様】甲野家の現当主。 【小布施/おぶせ】紺の上司。太っている。自分ではうららと会おうとしない(理由があるのかもしれない)が紺にはつなぎを持たせたいと考えている。ぶっきらぼうなところはあるが突き放したり丸投げしたりすることはない。 【怪人カシオペイヤ】盗賊。金でも人間でもなく、秘密を盗む。 【甲野栄之助/こうの・えいのすけ】スミの再婚相手。婿として入った。 【甲野スミ/こうの・すみ】呪いの箱が出てきたN野の甲野家の未亡人。帝都出身。最近、蔵から出てきた刀のせいで夫を亡くした。 【紺/こん】英田紺(あいだ・こん)。帝京新聞記者。担当は三面記事の怪異譚。童顔の十七歳。物怖じしないタイプ。ひとりよがりな正義を振りかざすが理由はある。《男も女も、生きてこそだと思います》p.106。《わたしは、嫌なんです。女が、尊厳なく扱われることが》p.111。とはいえ自己の価値観に合わない生き方をしている女性を勝手に救いたいと思ってしまうのでかなり傲慢なタイプかもしれない。 【紺の出自】T県K市S町生まれ。父は英田善治(よしはる)、母は英田ハツ、妹は英田泉(みず)、祖父は英田善悟(ぜんご)、元陸軍憲兵少尉で剣道師範。 【叉々/しゃしゃ】うららのところの使用人? 《うららが出たいと言った時に、いつでも出してやるのが俺の仕事なのさ》p.92 【ダブル】時村燕也が入り浸っている撞球場。 【手紙】《手紙というものが、紺は好きではない。ナイフを持って封を開ける。破った紙の隙間から、こぼれ落ちてくるものがある。それが、呪いではないと一体誰が保証してくれるのだろう。》p.155 【時村燕也/ときむら・えんや】丸岡潔子の婚約者。時村子爵家の三男坊。 【徳三】甲野家の下男。栄之助の少し前に入った 【呪いの箱】N野の甲野家の蔵から出てきた。正確にはその家では蔵から箱が出てきたらそれが呪いの箱となる。女を近づけてはならない。ちなみに刀が出てきたら男を近づけてはならない。 【箱】《箱はいいものですよ、記者さん。閉じ込められる箱は息苦しいけれど、閉じこもる箱は安心する。母親の腹の中のように》p.85 【箱娘】→うらら 【扶桑牧ヲ/ふそう・まきを】戯曲家。 【丸岡佳枝/まるおか・かえ】自殺した。その事件は「文通心中」と呼ばれた。怪人カシオペイヤに秘密を暴かれ逮捕された鉱石密輸事件の主犯と思われる豪商の末娘。 【丸岡潔子/まるおか・きよこ】佳枝の姉。紺と同じ十七歳。 【泉/みず】紺の妹。十三歳で嫁ぎ、嫁ぎ先で死んだ。 【室町稀彦/むろまち・まれひこ】警視庁の警部。口八丁で真実をねじ曲げ自分の好きなように事態をおさめる。真実を暴くよりもおさめる方に主眼を置いている柔軟なタイプとも言える。
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