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鎌倉幕府と朝廷 シリーズ日本中世史2 岩波新書1580
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2016/03/01 |
JAN | 9784004315803 |
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鎌倉幕府と朝廷
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商品レビュー
3.8
13件のお客様レビュー
源平合戦のころから鎌倉幕府滅亡までの150年余りを1冊の新書でたどります。 やはりこの時期の一番の不思議は北条氏で、実質的に日本の最高権力者で天皇家の後継問題にも口出しする(口出しさせられた)ほどの権力を持っているのに、鎌倉幕府内でも将軍に次ぐNo2な上に朝廷の官位はものすごく低...
源平合戦のころから鎌倉幕府滅亡までの150年余りを1冊の新書でたどります。 やはりこの時期の一番の不思議は北条氏で、実質的に日本の最高権力者で天皇家の後継問題にも口出しする(口出しさせられた)ほどの権力を持っているのに、鎌倉幕府内でも将軍に次ぐNo2な上に朝廷の官位はものすごく低いという、それでOKと思った得宗の判断ポイントは何だったのか、とても興味があります。 現代でも田中角栄のように公職についてなくても闇将軍で実質No1という人はいましたが、世襲は出来ませんでしたからね。 この本ではこの点について最後のあとがきで少しまとめてあるのが参考になりました。
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2023/01/26 壇ノ浦の戦いのあたりから鎌倉幕府の滅亡までの通史に関して、すごく細かい歴史の流れを学ぶことができる本。 内容は日本史以上のもので研究者向けなのかは分からないのですが、とても詳しいことの経緯がまとめられています。 壇ノ浦の戦いから始まり、源氏による武士の政権が...
2023/01/26 壇ノ浦の戦いのあたりから鎌倉幕府の滅亡までの通史に関して、すごく細かい歴史の流れを学ぶことができる本。 内容は日本史以上のもので研究者向けなのかは分からないのですが、とても詳しいことの経緯がまとめられています。 壇ノ浦の戦いから始まり、源氏による武士の政権がどのように出来上がっていったのか、その武士による政治と朝廷とのバランスはどうなっていたのか、権力が鎌倉幕府に移った後の朝廷の中での立場の取り合いや譲り合いのような政争はどのようなものであったのか、その一方で人々はどのような暮らしをするようになっていたのか、また隣人や守護、領主などとのトラブルをどのように解決しようとしていたのかなど、本当に細かいところまで記述してあります。最初一読しただけだと中々人物関係が理解できず何度か戻ったりしてやっと理解できるというような感じで難しいですが、本当に日本史の細部まで把握するにはもってこいの本だと思います。 続きも頑張って読もうと思いました。
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鎌倉殿の13人を見ながら,その予備知識を得るために読書。北条氏による政治は,あまりポジティブなイメージを持っていなかったが,その背景を理解することで納得できな部分が多かった。関東武士の独立した力を得たいという気持ちが,あったように思える。
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