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クジラの鼻から進化を覗く シリーズ・遺伝子から探る生物進化1
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クジラの鼻から進化を覗く シリーズ・遺伝子から探る生物進化1

岸田拓士(著者), 斎藤成也, 塚谷裕一, 高橋淑子

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クジラの鼻から進化を覗く シリーズ・遺伝子から探る生物進化1

定価 ¥2,200

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 慶應義塾大学出版会
発売年月日 2016/02/01
JAN 9784766422955

クジラの鼻から進化を覗く

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2018/10/14

海から陸に上がった羊膜類のうち、再び海に戻っていった希有な例である、鯨類・海牛類・ウミヘビ類・魚竜類(絶滅)・首長竜類(絶滅)その中の、鯨類とウミヘビ類を研究対象として、生物の進化を遺伝子の面から研究していったもの。 海に帰っていった後は使われなくなるセンサーである嗅覚を司る遺伝...

海から陸に上がった羊膜類のうち、再び海に戻っていった希有な例である、鯨類・海牛類・ウミヘビ類・魚竜類(絶滅)・首長竜類(絶滅)その中の、鯨類とウミヘビ類を研究対象として、生物の進化を遺伝子の面から研究していったもの。 海に帰っていった後は使われなくなるセンサーである嗅覚を司る遺伝子の乱れから、進化の過程を追うというとても面白いアイデアとアプローチ研究の進展を期待したい。 ただし、調査捕鯨に基づくデータを研究で使用しながら、調査捕鯨由来の試料を使っていることを名目に論文の掲載を拒絶されたことから、調査捕鯨の否定に至るのは筋道が成り立たないので、星一つ減とする。 その見た目から、保護の網がかかっていないウミヘビ類なら、鯨と違って研究のために殺傷してもいいとでも? 調査捕鯨が、商業捕鯨を合理的な理由によらず禁じられた抜け道として利用しているのはその通りなので、調査捕鯨を調査捕鯨として成立させるための改善(アウトプットの充実)を訴えるものなら、賛同もできたんだけどねぇ なんかおかしいのに気づいた! 調査捕鯨由来のデータだからという理由で、著者は論文掲載を拒否されているわけだ。 そして、アウトプット(論文)が少ないから調査捕鯨の「調査」って何?といっているわけだ。 意図的に「調査捕鯨由来データ」に基づく論文の掲載が拒否されているのだから、そりゃあアウトプットが少なくなるのも当然なのでは?それこそが、「調査捕鯨反対派」のやり口なのでは?

Posted by ブクログ

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