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マツリカ・マジョルカ 角川文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2016/02/01 |
JAN | 9784041023044 |
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マツリカ・マジョルカ
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マツリカ・マジョルカ
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商品レビュー
3.1
71件のお客様レビュー
シリーズものの1作目。現在3作目まで出版されています。普段は手に取らないタイプの作品なのですが、ネットでミステリ小説を探していたところ、3作目の「マツリカ・マトリョシカ」の評価が高く、そちらを先に読んでみました。結果、大ハマりとまではいかないものの、1作目と2作目も読んでみようか...
シリーズものの1作目。現在3作目まで出版されています。普段は手に取らないタイプの作品なのですが、ネットでミステリ小説を探していたところ、3作目の「マツリカ・マトリョシカ」の評価が高く、そちらを先に読んでみました。結果、大ハマりとまではいかないものの、1作目と2作目も読んでみようかなと思えるくらいには面白かったです。 それで1作目と2作目も読んでみると、分かりやすく作者の成長が感じられるシリーズでした。(後発の霊媒探偵城塚翡翠シリーズは未読ですが、ドラマは見ていて、かなり面白かったです)。 特に1作目である今作は、文章自体の読みにくさはないものの、表現や話の展開、構成力などはイマイチでした。ただ、それを考慮してか、短編集てきな構成になっていたので、サクサク読み進めることはできました。ミステリ部分も一定のレベルに達していると感じました。 ネタバレにならない範囲で少しだけ具体的に上げると、主人公の男子生徒はもの凄い劣等感と後悔を持っていて常にクヨクヨしています。表紙の女性は女王様タイプでそんな主人公に接するのですが、彼の下心とか妄想とかいつも爆発させています。それでも3作目ではミステリとか青春のパートなどのバランスがそこまで悪くないのですが、1作目の今作ではクドイくらいに悩みと妄想が繰り返されるので胸焼け気味です。 なので、この手の作風が得意でない方は、シリーズ3作目の「マツリカ・マトリョシカ」から読むことをおすすめします。3作目は、1作目の評価で読むのをやめるには、勿体ない程には面白い作品だと思うからです。なお、一応1作目と2作目と登場人物が揃っていくという形なので順番に読むのがベストですが、今シリーズにおいては想像で補える範囲かと思います。
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Kindle Unlimitedで読了。 作者の別の本が話題になっていたので読んでみた。 文章はかなり読みやすくスラスラと読めた。 面白くなかったわけではないものの、登場人物のマツリカさんを魅力的に見せるための表現が舐め回すようなものが多く、気持ち悪さを感じてしまった。 偏見か...
Kindle Unlimitedで読了。 作者の別の本が話題になっていたので読んでみた。 文章はかなり読みやすくスラスラと読めた。 面白くなかったわけではないものの、登場人物のマツリカさんを魅力的に見せるための表現が舐め回すようなものが多く、気持ち悪さを感じてしまった。 偏見かもしれないが、女性が読むと拒否反応を起こしそうなレベルだと思う。 結局作者の他の本も買ったので、そちらも読んでみようと思う。
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主人公は柴山という自分に自信が無く、人と関わることに恐れを抱いている高校1年生だ。表紙に映る少女は「マツリカ」と名乗る本名不詳・年齢不詳・住所不詳の謎に謎を重ねたような存在である。柴山はマツリカと出会うことで少しずつ変わっていく。だが根本のところは変わらない。おどおどしてて、人に...
主人公は柴山という自分に自信が無く、人と関わることに恐れを抱いている高校1年生だ。表紙に映る少女は「マツリカ」と名乗る本名不詳・年齢不詳・住所不詳の謎に謎を重ねたような存在である。柴山はマツリカと出会うことで少しずつ変わっていく。だが根本のところは変わらない。おどおどしてて、人に話しかけるときはとても緊張して、可愛い女の子にドキドキしてしまう思春期の少年である。その人間らしさに親近感を抱き、物語へと没入することができるだろう。 更にこの作品は短編が集まった長編のような作りになっているため、区切りが付けやすく気軽に読むことができることも魅力である。最終章で明かされる柴山の真実にも注目してほしい。 お手軽なミステリーを読みたい、主人公の変化を楽しみたい、マツリカの魅力に引き込まれたい人は是非読んでみてほしい。
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