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ゆうじょこう 新潮文庫
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ゆうじょこう 新潮文庫

村田喜代子(著者)

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ゆうじょこう 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2016/01/01
JAN 9784101203515

ゆうじょこう

¥440

商品レビュー

3.9

22件のお客様レビュー

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2025/10/17

両親により貧しさのために遊郭に売られた少女が読み書きを覚え言葉を通して自分の世界を広げていく姿は健気で美しくて希望を感じます。そしてその希望は社会の理不尽さや大人達の搾取によって容赦なく踏みにじられていく。10代の少女達がそんな現実をどう受け止めたんだろう、とても痛ましく思いまし...

両親により貧しさのために遊郭に売られた少女が読み書きを覚え言葉を通して自分の世界を広げていく姿は健気で美しくて希望を感じます。そしてその希望は社会の理不尽さや大人達の搾取によって容赦なく踏みにじられていく。10代の少女達がそんな現実をどう受け止めたんだろう、とても痛ましく思いました。 1万円札でお馴染みの福沢諭吉。女性にも教育を!と立ち上がってくれていたのかと思いきや「娼婦は人間以下」と語る場面には心底がっかりし、時代の残酷さを感じました。 どなたかのレビューで東雲さんを壇蜜さんをイメージしながら読んでいました、という方がいらっしゃいましたが私は木村多江さんでした。

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2024/11/18

学べる事がどれだけ幸せなのか。それでも女達は夜は自分を擦り減らさないと生きていけない。 イチの訛りが気持ちいい。生きているという強さを感じる。 立ち上がる事がどれだけ大変なことか。

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2023/03/10

2023.03.10 ★3.3 こんなにも自らを貫いたまま淡々と身を売る娼妓もいたのだろうか。 廓は苦界とも言われ、自殺する妓も多かったと聞きかじったことがある。 買われた先の店の大小で待遇に大きく差はあったのだろうが、日記を書くことに自分を見出し、自分を保ち続けた青井イチ...

2023.03.10 ★3.3 こんなにも自らを貫いたまま淡々と身を売る娼妓もいたのだろうか。 廓は苦界とも言われ、自殺する妓も多かったと聞きかじったことがある。 買われた先の店の大小で待遇に大きく差はあったのだろうが、日記を書くことに自分を見出し、自分を保ち続けた青井イチの元々の強さもあるんだろう。 15歳の少女が廓に売られ、そこを出ていくまでの物語。 時代は明治。舞台は熊本。 慣れない熊本弁(? イチの島の方言?)を読むのに初めのうちは苦労した。 ↓↓↓内容↓↓↓ 貧しさゆえ硫黄島から熊本の廓に売らた海女の娘イチ。郭の学校〈女紅場〉で読み書きを学び、娼妓としての鍛錬を詰みながら、女たちの悲哀を目の当たりにする。妊娠する者、逃亡する者、刃傷沙汰で命を落とす者や親のさらなる借金のため転売される者もいた。しかし、明治の改革の風を受け、ついに彼女たちはストライキを決意する――過酷な運命を逞しく生きぬく遊女を描いた、読売文学賞受賞作。

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