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リリーのすべて ハヤカワ文庫NV
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リリーのすべて ハヤカワ文庫NV

デヴィッド・エバーショフ(著者), 斉藤博昭(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2016/01/01
JAN 9784150413767

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商品レビュー

3.5

13件のお客様レビュー

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2024/05/11

かなり面白かった。私が思う「純愛」に1番近い話だと思った。グレタはアイナーの事を本当に愛してた事が伝わるし、アイナーもグレタの事を信じる事で、変わっていく自分を受け入れたのだと思った。単純なトランスジェンダーの話と油断していたが、結構好みの恋愛小説で驚いた。 読み終わった後、アイ...

かなり面白かった。私が思う「純愛」に1番近い話だと思った。グレタはアイナーの事を本当に愛してた事が伝わるし、アイナーもグレタの事を信じる事で、変わっていく自分を受け入れたのだと思った。単純なトランスジェンダーの話と油断していたが、結構好みの恋愛小説で驚いた。 読み終わった後、アイナーの名前で検索をかけたところ、「インターセックス」や「性分化疾患」という言葉を知った。これらにまつわる問題はかなり複雑で、同じと捉えられやすいLGBTとは、問題視する論点が全然違う。そのような学びもあり、読んで良かった。

Posted by ブクログ

2024/05/11

妻グレダに感情移入してしまった為かリリーへと変貌を遂げていく夫アイナーの決断に少し苛立ちを感じてしまった。しかし、リリーは心が認識している人格(性)を「ありのまま」に生きようとしただけであり、体も女性として生まれていたらその選択も身勝手に思わなかったのかなと複雑な気持ちになった。...

妻グレダに感情移入してしまった為かリリーへと変貌を遂げていく夫アイナーの決断に少し苛立ちを感じてしまった。しかし、リリーは心が認識している人格(性)を「ありのまま」に生きようとしただけであり、体も女性として生まれていたらその選択も身勝手に思わなかったのかなと複雑な気持ちになった。精神と肉体の齟齬に苦しむリリーに私も心が侵食されそうになった。

Posted by ブクログ

2023/01/17

「世界で初めて女性に変身した男と、その妻の愛の物語」が2015年の映画化をきっかけに「リリーのすべて」として文庫本化。 ネーミングセンスとしてはさて置いて、 元の邦題のタイトルのままを文学的語っている。 ただ、映画きっかけで読んだ私としては、 この小説は映画「リリーのすべて」...

「世界で初めて女性に変身した男と、その妻の愛の物語」が2015年の映画化をきっかけに「リリーのすべて」として文庫本化。 ネーミングセンスとしてはさて置いて、 元の邦題のタイトルのままを文学的語っている。 ただ、映画きっかけで読んだ私としては、 この小説は映画「リリーのすべて」を序章とした 大長編小説のように感じた。 実在の人物を元に語られる物語で、 その事実のキャッチーさが目を引くけれども、 たっぷりとした文章で語られるのは、 真にリリーになったアイナーと、 アイナーの妻であったグレタの愛の軌跡。 彼らの生き方や信念が、本当に本当に 尊いものとして当時受け入れられていたなら、 今の社会はもう少し、人に対して優しかったのではないか。 自分も優しくなれていたのではないか、と思う。 映画の中の霞んだコペンハーゲンを、 愛おしく思える原作小説でした。

Posted by ブクログ

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