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拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2015/12/01 |
JAN | 9784062199391 |
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拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々
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商品レビュー
3.5
14件のお客様レビュー
2002年の日朝平壌会談のあと、安倍晋三は、本当に拉致被害者たちの北朝鮮一時帰国に反対したのか? その後、対北朝鮮強硬派として政治的な地位を高めた現首相、そして、その周辺に蠢いた数多くの人間たちの打算と裏切りを告発する、究極のインサイド・ストーリー!! 拉致家族被害者の会の一員...
2002年の日朝平壌会談のあと、安倍晋三は、本当に拉致被害者たちの北朝鮮一時帰国に反対したのか? その後、対北朝鮮強硬派として政治的な地位を高めた現首相、そして、その周辺に蠢いた数多くの人間たちの打算と裏切りを告発する、究極のインサイド・ストーリー!! 拉致家族被害者の会の一員として北朝鮮拉致被害者全員奪還を尽力した蓮池透。 彼は、なぜ拉致被害者家族会を非難し脱会したのか? 2014年5月下旬に日朝協議が行われて、日本側の経済制裁一部解除と北朝鮮側の拉致問題再調査実施で合意がなされた。いわゆるストックホルム合意である だがその後、北朝鮮による拉致被害者再調査の報告はなく、期限も引き延ばされている。 なぜ拉致被害者家族会は、北朝鮮への強行姿勢の救う会に乗っ取られたのか。 小泉首相に随行した安倍晋三官房副長官は、当初から拉致被害者全員奪還を主張していたとして拉致問題を追い風に総理大臣にまで登り詰めた。 だが、安倍晋三官房副長官は、小泉首相が日朝協議を平壌で行った時、当初拉致被害者を日本に一時帰国させた後に北朝鮮に戻すことを規定路線としていたが、蓮池薫さんたちが帰国を拒んだため、拉致被害者全員奪還を主張し始めた風見鶏的な日和見主義な言動は、あまり知られていない。 さらに、拉致被害者支援法の支援金の低さや収入が発生した場合には返金すると蓮池透さんは危惧して抗議したが委員会審議で野党が吊り上げるからこの額のままにならないと自民党から説明されたが実際のところはそのまま可決されたので、蓮池透さんが「国の不作為を問い国家賠償責任訴訟を起こしますよ」と安倍氏を追求したら安倍氏はせせら嗤いながら「蓮池さん、国の不作為を立証するのは大変だよ」と答えた。 総理大臣にまで登り詰めた安倍晋三は、拉致問題を利用して北朝鮮に対抗するためと称して集団自衛権を強化した安保法案改正を強行するなど、拉致問題を自分の政治的野心のために利用して来た。 一番のストックホルム合意の問題は、どうなったら拉致問題が解決したかという具体的なゴールが描かれていないこと。さらに、拉致被害者再調査は北朝鮮側の合意事項では5番目と低い。 日朝協議には、拉致問題対策本部が形式的には参加したか。実務的な作業は安倍晋三官房副長官と外務省が行った。 拉致被害者家族会の頑なに収支報告しようとしたない不透明な会計問題など、拉致問題のタブーに踏み込んだ衝撃のノンフィクション。
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あの青いバッジを付けてる輩は、拉致に取り組んでますよ感を出しながら何となく胡散臭さを感じてたが、"やはり"と言う感想。特に安倍なんて解決の能力も無ければやる気もないんだね。 家族会も被害者と言う一点で繋がっているだけで、考え方も違えば帰還と死亡宣告を受けた家族...
あの青いバッジを付けてる輩は、拉致に取り組んでますよ感を出しながら何となく胡散臭さを感じてたが、"やはり"と言う感想。特に安倍なんて解決の能力も無ければやる気もないんだね。 家族会も被害者と言う一点で繋がっているだけで、考え方も違えば帰還と死亡宣告を受けた家族では立場も違うから、仕方はないけど一枚岩ではなかった。何となく暴露本のような感じで後味は良くなかった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
拉致被害者で2002年10月に、小泉首相の日朝首脳会談の成果で日本に帰国することが出来た5人のうちの一人蓮池薫さんの兄・透さんが書いた本。 安倍晋三は当時から拉致被害者の問題で何もして来なかったというのはよく分かるが、表題は少しオーバー。 それよりも家族会が決して一つになっていない、というのがよく分かった。 帰国出来た被害者の家族とそうでない家族、多額のカンパ金の管理と処理、夫婦の性格の違い、家族会の政治利用、加害国と被害国の立場etc. 巻末の青木理さんとの対談が、少し偏ってはいるけど、より裏側が分かって、一番良かった。
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