- 中古
- 書籍
- 新書
信頼学の教室 講談社現代新書
定価 ¥990
220円 定価より770円(77%)おトク
獲得ポイント2P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2015/12/01 |
JAN | 9784062883474 |
- 書籍
- 新書
信頼学の教室
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
信頼学の教室
¥220
在庫なし
商品レビュー
4.2
15件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
学びのメモです。 信頼において。 究極の信頼とは、リスクがあるかないかとか、信頼する とかしないとか、そういうことを考えもせずに 相手との関係を持ち続けるという状況だと言えるでしょう。 我が身を委ねて、自分の利害を任せようとする 条件は一つだけではない。 誰かを信頼し、我が身を預けるには、 相手に適切な能力が備わっているという認識が必要です。 ★信頼は、築くのは大変だが崩れるのは 一瞬です。それは、悪いことは一般化され、 いいことは限定的にみられる。 という信頼の非対称性があるから。 だからといって、どの人も疑い誰も信頼せず 協力し合わないという姿勢は適応的ではないといえる。 狩猟時代だったら社会からの孤絶は即命に関わる ことだった。 誰かを信頼し、協力関係を結ぶことというのは 裏切られたり、独り占めされたりするリスクがあります。 けれどもそのリスクを受け入れて 一旦信頼することこそ協力関係が可能となり それによる知識の蓄積、技術の伝播と 改善によって今日までの日常が築き上げられてきました。 ★信頼の構築には、価値の共有が根本にある。その他に、 ①能力 →資格や経験、経歴、さらには過去の実践など ②人柄 →その人は真面目か、努力するか、公正か、正直か、他者との関係の中で、思いやりがあるか、冷たいか温かいかなど が信頼関係を築くための必要な要素である。 信頼に限らず、誰か他人を評価する時の 評価軸として、能力と人柄があるというのは 対人認知研究の基本と言えます。 けれども、状況に応じて そのときに対処する優先順位は変わってくる。 ★信頼のベースとなるような最も重要な要素は価値の共有 価値は個人や企業によって、それぞれ異なる。 ある人と価値を共有して信頼を得られるという ことは、逆に言うと、別の価値を持つ人からは 信頼されないということを意味する。 信頼のベースとなる価値は、 まあまあどうでもよいという価値ではなく、 これだけは譲れないという価値。 そういった価値は人によってかなり違った ベクトルを示すことが多い。 そこで自分が想定する状況で、 ターゲットになる人たちの価値が ★どのようなものかを把握しておき、そこに アプローチすることが賢明だと考える。 万人うけを狙わず、ターゲットを絞り込まないと 信頼の構築はうまくいきにくいように思える。 ★対象となる事柄をどのように捉え、 その中でなにを重要視し、どういった プロセスや帰結を望むかということが大切。
Posted by
対談形式は冗長だと思う。 自分なら、信頼を感情的要素と、論理的・合理的要素に分類したうえで、信頼の非対称性は前者から発生すると書くだろう。 思わぬ指摘があり(文明と信頼の関係、敵対関係から信頼関係を構築するのに必要な条件など)、十分有益で、満足した。
Posted by
( オンラインコミュニティ「Book Bar for Leaders」内で紹介 https://www.bizmentor.jp/bookbar )
Posted by