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信頼学の教室 講談社現代新書
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信頼学の教室 講談社現代新書

中谷内一也(著者)

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信頼学の教室 講談社現代新書

990

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2015/12/01
JAN 9784062883474

信頼学の教室

¥990

商品レビュー

4.2

15件のお客様レビュー

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2024/07/28
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※このレビューにはネタバレを含みます

学びのメモです。 信頼において。 究極の信頼とは、リスクがあるかないかとか、信頼する とかしないとか、そういうことを考えもせずに 相手との関係を持ち続けるという状況だと言えるでしょう。 我が身を委ねて、自分の利害を任せようとする 条件は一つだけではない。 誰かを信頼し、我が身を預けるには、 相手に適切な能力が備わっているという認識が必要です。 ★信頼は、築くのは大変だが崩れるのは 一瞬です。それは、悪いことは一般化され、 いいことは限定的にみられる。 という信頼の非対称性があるから。 だからといって、どの人も疑い誰も信頼せず 協力し合わないという姿勢は適応的ではないといえる。 狩猟時代だったら社会からの孤絶は即命に関わる ことだった。 誰かを信頼し、協力関係を結ぶことというのは 裏切られたり、独り占めされたりするリスクがあります。 けれどもそのリスクを受け入れて 一旦信頼することこそ協力関係が可能となり それによる知識の蓄積、技術の伝播と 改善によって今日までの日常が築き上げられてきました。 ★信頼の構築には、価値の共有が根本にある。その他に、 ①能力 →資格や経験、経歴、さらには過去の実践など ②人柄  →その人は真面目か、努力するか、公正か、正直か、他者との関係の中で、思いやりがあるか、冷たいか温かいかなど が信頼関係を築くための必要な要素である。   信頼に限らず、誰か他人を評価する時の 評価軸として、能力と人柄があるというのは 対人認知研究の基本と言えます。 けれども、状況に応じて そのときに対処する優先順位は変わってくる。   ★信頼のベースとなるような最も重要な要素は価値の共有 価値は個人や企業によって、それぞれ異なる。 ある人と価値を共有して信頼を得られるという ことは、逆に言うと、別の価値を持つ人からは 信頼されないということを意味する。 信頼のベースとなる価値は、 まあまあどうでもよいという価値ではなく、 これだけは譲れないという価値。 そういった価値は人によってかなり違った ベクトルを示すことが多い。 そこで自分が想定する状況で、 ターゲットになる人たちの価値が ★どのようなものかを把握しておき、そこに アプローチすることが賢明だと考える。 万人うけを狙わず、ターゲットを絞り込まないと 信頼の構築はうまくいきにくいように思える。 ★対象となる事柄をどのように捉え、 その中でなにを重要視し、どういった プロセスや帰結を望むかということが大切。

Posted by ブクログ

2024/01/27

対談形式は冗長だと思う。 自分なら、信頼を感情的要素と、論理的・合理的要素に分類したうえで、信頼の非対称性は前者から発生すると書くだろう。 思わぬ指摘があり(文明と信頼の関係、敵対関係から信頼関係を構築するのに必要な条件など)、十分有益で、満足した。

Posted by ブクログ

2022/04/12

( オンラインコミュニティ「Book Bar for Leaders」内で紹介 https://www.bizmentor.jp/bookbar )

Posted by ブクログ

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