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ブランコ乗りのサン=テグジュペリ 角川文庫
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ブランコ乗りのサン=テグジュペリ 角川文庫

紅玉いづき(著者)

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ブランコ乗りのサン=テグジュペリ 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2015/12/01
JAN 9784041037393

ブランコ乗りのサン=テグジュペリ

¥220

商品レビュー

4.2

21件のお客様レビュー

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2025/06/17

少女たちの夢と現実が溢れるダークファンタジー。 文豪たちの名前をもらった少女たちの思いと周囲を取り巻く人たちの思いが交差し、複雑な思いが残る。 不完全は美しいと今を生きる読み手にも刺さるセリフが多い。 個人的には何度も読み返すお気に入りの一冊。

Posted by ブクログ

2024/08/30

表紙とタイトルに惹かれて読了。 切なく儚い印象のお話。 カジノ街の中心で象徴的な存在の少女サーカス。 空中ブランコのサン=テグジュペリ、歌姫のアンデルセン、猛獣使いのカフカ、パントマイムのチャペック、アメリカ帰りのブラックジャックディーラーのアンソニー。 キャラクターがどれも魅...

表紙とタイトルに惹かれて読了。 切なく儚い印象のお話。 カジノ街の中心で象徴的な存在の少女サーカス。 空中ブランコのサン=テグジュペリ、歌姫のアンデルセン、猛獣使いのカフカ、パントマイムのチャペック、アメリカ帰りのブラックジャックディーラーのアンソニー。 キャラクターがどれも魅力的。わずかしか登場しないのに、アンソニーには恋をしてしまった。

Posted by ブクログ

2022/11/03

少女四人の視点で、柔らかく、淡々と静かに語られるそのくせ、中身は最初から最後まで苛烈で荒々しい物語だった。こうありたい、という心情のための生き方は、高飛車なんて言葉では生温く、傲慢と呼ぶのが正しい。この人の書く話はいつも凄い勢いを感じて、息を詰めるように読んでしまう。たかだか文庫...

少女四人の視点で、柔らかく、淡々と静かに語られるそのくせ、中身は最初から最後まで苛烈で荒々しい物語だった。こうありたい、という心情のための生き方は、高飛車なんて言葉では生温く、傲慢と呼ぶのが正しい。この人の書く話はいつも凄い勢いを感じて、息を詰めるように読んでしまう。たかだか文庫本一冊の人生が、流星が駆け抜けるが如く、燃え上がって走り去って行く、それが、激しすぎて、びっくりするほど怖い。アンデルセンが好きだなぁと思ったのだけれど、やっぱりサン=テグジュペリの激情が一番圧倒されるかな。

Posted by ブクログ