楽に生きるための人生相談

美輪明宏(著者)

• 販売会社／発売会社: 朝日新聞出版
• 発売年月日: 2015/12/01
• JAN: 9784022513427

商品レビュー

2024/08/13

朝日新聞に掲載されたＱ＆Ａをまとめた本

これを読むことで美輪明宏さん独自の人生観が見えてきて面白く勉強にもなる

2024/03/17

朝日新聞の「悩みのるつぼ」の三輪さんの回答だけをまとめた本。
回答によっては、見方が偏っていると感じるものもあるけれど、良い言葉も多い。
「そもそも悪口を言うのは、自分が心の底で抱えている劣等感を優越感に変えようという計算が働いています。」というのはすごく納得できた。

2019/10/27

三輪さんは良いこと言うなぁ。
元々は人間関係に悩んでいた時、ネットで三輪さんが「人付き合いは腹六分でいい」と言っていたというのを見て、目からウロコが…。そこからその言葉が載っている本を探して、本書を購入。三輪さんのように悟る？には時間がかかると思うけれど、常に心に留めておきたい。
そしてやはりあった。私と同じ「母親の振るまいがが我慢できない」という女性の悩み。回答は「放っておくしか仕方がない」。…ですよね。離れて暮らしているなら、会った時はボランティアの精神をもって我慢したらいい、と。心得ます。
以下、印象に残った言葉たち。
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結婚式というのは「決別式」。夢と自由に別れを告げ、今日から夫や子供のため、現実に取り組むという覚悟の儀式です。だからウエディングドレスの白は「死に装束」だと、私は常々言ってきました。（←ええぇ…納得するけども…）
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そもそも浮気をしない男は「無形文化財」だと思ってください。希少な存在です。
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自分がなんぼのものか知らず、イケメンにふさわしいとうぬぼれている。相手にとってはいい迷惑。迷惑防止条例にひっかかります。相手にも女性を選ぶ権利があります。（←言い方がすごいw）
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人間には向き、不向きがあって、バラにはバラの、ユリにはユリの、スミレにはスミレの咲く土壌がある。土壌が合わないと、枯れてしまうし、咲きません。（←『置かれた場所で咲きなさい』とはまた違う発想だなぁ）
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そして三島由紀夫とのエピソードは驚いた。そして三島由紀夫はやはり表現がうまい！と思った。