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生きるための選択
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 辰巳出版 |
発売年月日 | 2015/11/01 |
JAN | 9784777816095 |
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生きるための選択
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商品レビュー
4.4
37件のお客様レビュー
ブクログのレビューで見かけて読んだ。 北朝鮮と聞いて最初に思い浮かぶのは、核保有国であることと力強くニュースを読み上げるキャスターの姿。 田舎の方ではかなり飢餓が酷いと聞いていたが、その姿はテレビに映ることはないので、現実味がなかった。テレビで見る姿は本当に一部で、この本で書かれ...
ブクログのレビューで見かけて読んだ。 北朝鮮と聞いて最初に思い浮かぶのは、核保有国であることと力強くニュースを読み上げるキャスターの姿。 田舎の方ではかなり飢餓が酷いと聞いていたが、その姿はテレビに映ることはないので、現実味がなかった。テレビで見る姿は本当に一部で、この本で書かれていることが大半を占めるのだろう。 著者は本当に壮絶な経験をしていると思う。それでも彼女の運が良いのも本当だ。買った人間の家族をリスクを冒して引き合わせようとは考えないと思う。人身売買を行い、レイプや暴力を当たり前とする人間が、他人の家族を気にかけ、約束を守る姿にとても複雑な気持ちになった。 自分が今、安全で自由であることを改めて知った。人権活動なんて大きなことはできなくても、安全で自由である立場の人間ができることはきっと多いと気付かされた本だった。
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勝負球はパームボールさんの ブックリストから興味本意で 読んでみました。 読後感、半端ないです。 どの内容も想像を絶し、胸に 突き刺さってきました。 著者が韓国に亡命した当初、 自由が残酷で大変で、飢えさえしなければ 北朝鮮にいたほうが良かったと思う箇所は 何か、違う意味で恐...
勝負球はパームボールさんの ブックリストから興味本意で 読んでみました。 読後感、半端ないです。 どの内容も想像を絶し、胸に 突き刺さってきました。 著者が韓国に亡命した当初、 自由が残酷で大変で、飢えさえしなければ 北朝鮮にいたほうが良かったと思う箇所は 何か、違う意味で恐ろしさを感じます。 大学入学し、コスタリカでボランティアをすることで人を助け、思いやる事で、自分を思いやり、 自身の傷を癒えはじめたのは、はっとさせられました。 是非、多くの人に読んで欲しいと思います。
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ノンフィクション。 読みながら。 どんなに想像しても、現実の事とは到底思えないような生活。 著者ヨンミの子供時代。 北朝鮮での生活。 彼女は4歳にして母から「何か話す時は鳥やネズミが聞いてるかもしれないと思え」と教えられる。 9歳の時に父が逮捕。 母も事情聴取で奪われ、姉と2...
ノンフィクション。 読みながら。 どんなに想像しても、現実の事とは到底思えないような生活。 著者ヨンミの子供時代。 北朝鮮での生活。 彼女は4歳にして母から「何か話す時は鳥やネズミが聞いてるかもしれないと思え」と教えられる。 9歳の時に父が逮捕。 母も事情聴取で奪われ、姉と2人きりで長く寒くひもじい冬を虫を食べたりして肩を寄せ合い過ごす。 13歳で死を覚悟の上、国を捨てる決意をし、母を説得し、冷たい川を渡り2人中国へ。 脱北の際、自分の身代わりに母がブローカーにレイプされるのを目の当たりにする。 生きるために自らも別の中国人ブローカーの愛人になり、15歳の時にはさらなる安住の地を求めてモンゴルから韓国へ。 常に命の危険にさらされ、いざと言う時は自死する覚悟でカミソリを隠し持つ日々。(←15歳だよっ?!) 心にあるのは、先に脱北した姉に会いたい。会いたい。 やっと韓国へ逃げ延びた彼女と母を待つものは、かけ離れた文明と侮蔑の視線。 賢く強い彼女は努力し、ひたすら知識を得て。 自らの人生を変えていく。 レビューだけ読むと、陳腐なサクセスストーリーを描いた小説みたいよね? でもつい20年くらい前の現実なんだ。 ヨンミの覚悟と勇気と努力の人生をなぞる今、得体の知れない国、北朝鮮がますます恐ろしく思えてしまう。 まずはこの現実をみんなが知ること。 なにもできなくても知ることはできる。 そこからなんだろうな…って。 YouTubeで美しいヨンミが涙を流しながらせつせつと語る演説を観て苦しくなった。 たくさんの人に、観て、読んで、知って、感じて欲しいと思った。 わー。 初めてこんなにブクログで語ってしもた。。 そのくらい響いた1冊。
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