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アズミ・ハルコは行方不明 幻冬舎文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
| 発売年月日 | 2015/10/01 |
| JAN | 9784344424050 |

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アズミ・ハルコは行方不明
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アズミ・ハルコは行方不明
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商品レビュー
3.5
33件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
◾️record memo 愛菜は困ったように笑う。この店での愛菜は年下の道化キャラだから、自分を卑下したり自虐したりはお手のものだった。もちろんあとで、ちょっと死にたくなるけど。 地元を離れたものの地元の仲間との縁が切れるのが心配で、SNSでしきりに帰省をアピールし同級生と会う約束を取り交わした。連日郊外のファミレスに集い、深夜までぐずぐずとダべった。そのときにユキオは気づいたのだ。つまんねえって。もう賞味期限が切れている人間関係にしがみつこうとしている自分がみっともなくて嫌だった。それっきり地元には帰っていなかった。 ユキオはあまりに空虚なそのメールを無言で見つめた。自分の便利さを強調して安く売り込むなんて、まるでデリヘルのチラシだな。 あのころ『青春アミーゴ』はクラス中で流行っていた。ユキオも意識して、わざとイケメンと名高い同級生と絡んだりしたものだ。その方が女子にウケるから。女子が背格好の似た相手を友達に選ぶように、ユキオも外見のレベルが同じくらいの奴と意図的につるんだ。クラス替えのたびに相方は入れ替わり、全員いまではほとんど音信不通だけど。 今井さんは突然、思い出したように言った。 「小学校のときさぁ、将来もし誰かと結婚したら、自分の親とかきょうだいと、同じお墓に入れないって知ったとき、あたしとあんたと、あとひとみで」 今井さんは、みんなに囲まれながら花束を抱えて、幸せいっぱいの笑顔を浮かべている杉崎ひとみを指し、 「この三人でさぁ、抱き合ってうわああんって泣いたの。憶えてる?」 そうだ、そんなこともあった。 まだほんの十歳ばかりのとき、宇宙が怖いとか、死ぬのが怖いと戦慄するブームの次に、それはやって来た。お父さんとお母さんと一緒のお墓に、自分だけ入れない。それを知ったときのあの、心と体が真っ二つに引き裂かれるような感覚。春子はその記憶を思い出した瞬間、またあのときみたいに、三人で抱き合って、びいびい泣きたい気持ちになった。こんなふうにひとみの結婚式の二次会に、他人行儀な顔で突っ立ってるんじゃなくて、おめでとうの代わりに抱き合って思いきり泣きたいと思った。女の子特有の、ヒステリックな感情の昂りをダダ漏れにさせて。 洋服にかける情熱は年々薄まっていき、最近はユニクロとしまむらでクローゼットの大半がまかなわれるようになったものの、可愛い系OLの通勤ファッション着回し一ヶ月分を眺めると、抵抗感でいっぱいになった。こんな女になりたくない。これはわたしじゃない。 この違和感はなんだと思いながら、春子は雑誌をパタリと閉じて、平積みのいちばん上にそっと戻した。普通のOLになるのってほんと難しいんだな。でも、難しいだけで、決して楽しくはない。なんでこんなに楽しくないんだろう。 でもそれじゃあ、自分は一体、なにになりたかったんだろう。どういう大人になりたいと思っていたんだろう。 愛菜はあの旗に使われていた行方不明の女の子たちが、本当はみんな、ムカつく現実から逃げただけで、誰に殺されたわけでもなく、変質者に監禁されているわけでもなく、みんなどこかで元気に楽しく、へらへら笑いながら生きていることを祈った。 祈り、そして確信する。 そうでなくちゃ。 絶対にそうでなくちゃ。 だってそうでなきゃ、悲しすぎるでしょ?
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わたしは愛菜だった時もあるしハルコだったときもあったなってしみじみ思った 出てくる男は全員しょーもないけど全員会ったことあるような男だった ラストが好き やっぱり女だけで暮らした方がうまくいくよねー
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寂れつつある地方都市。少女ギャングが流行り、行き場のない若者がステンシルアートを始める。 なんともない生活の中で走り出すエネルギー。 面白い
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