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スプーンと元素周期表 ハヤカワ文庫NF
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スプーンと元素周期表 ハヤカワ文庫NF

サム・キーン(著者), 松井信彦(訳者)

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スプーンと元素周期表 ハヤカワ文庫NF

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2015/10/08
JAN 9784150504472

スプーンと元素周期表

¥220

商品レビュー

3.7

7件のお客様レビュー

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2023/06/05

面白かったー。 こういう科学エッセイ大好き。 興味深い話はたくさんあったが、一番驚いたのは天然核分裂反応炉のオクロの話。 ウランと水と藍藻類だけで稼働していたというのだ。 びっくり。 そんなこと初めて聞いた。 藻類が過剰な酸素を作り、水が強い酸性になり、ウラン235を溶け込ませ、...

面白かったー。 こういう科学エッセイ大好き。 興味深い話はたくさんあったが、一番驚いたのは天然核分裂反応炉のオクロの話。 ウランと水と藍藻類だけで稼働していたというのだ。 びっくり。 そんなこと初めて聞いた。 藻類が過剰な酸素を作り、水が強い酸性になり、ウラン235を溶け込ませ、藻類が水をろ過してウランを特定の場所に集中させ、臨界量に達した。 ただ、それだけではウランが核分裂を起こしても連鎖反応は起こさない。 水があることで中性子の速度が落ち、連鎖反応が起きたのだ。 そのため、核分裂が発生すると高熱になり、水が蒸発し核分裂がストップ、冷えて水がたまると再度核分裂が発生、とのサイクルが発生していた。 (15万年かけて6トンのウランが30分/2時間半のオン、オフのサイクルで消費された) この話だけでもこの本を読んだ価値はあったが、ほかにも失われた日本刀の作成技術の話とかフォンノイマンがメーザーに関しては誤った認識を持っていたとか楽しい話がたくさんあった。

Posted by ブクログ

2021/04/04

元素記号にまつわるエピソード集。新たな元素を巡る科学者たちの争いがやはり印象的で、元素の名付けを巡って混乱があったり、新たな元素の発見が覆されたり。人間臭い内容が実に多い。ちょっとボリューム満点すぎて、文系にはちょっとお腹いっぱいになってしまったが。。

Posted by ブクログ

2018/01/23

理系を自認しているが、どうも化学が苦手で特に炭素がでてくると思考がストップしてしまうくらいなのだが、親しみやすそうな本書のタイトルに惹かれて読み始めてしまった。 やはり自分にはちんぷんかんぷんでした。 タイトルの「スプーン」って、ガリウムでつくったスプーンのことらしい。これで紅...

理系を自認しているが、どうも化学が苦手で特に炭素がでてくると思考がストップしてしまうくらいなのだが、親しみやすそうな本書のタイトルに惹かれて読み始めてしまった。 やはり自分にはちんぷんかんぷんでした。 タイトルの「スプーン」って、ガリウムでつくったスプーンのことらしい。これで紅茶に砂糖をいれてかき混ぜると溶けてしまうそうな。

Posted by ブクログ

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