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恋歌 講談社文庫
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恋歌 講談社文庫

朝井まかて(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2015/10/15
JAN 9784062931915

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商品レビュー

4.3

132件のお客様レビュー

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みんなの感想まとめ
  • 恋愛
  • 幕末動乱
  • 歌人の強さと美しさ
  • 逆賊の妻の苦悩
  • 内乱と愛の葛藤
  • 歴史を超えたメッセージ
  • 歌を詠む女性の姿
  • 商家の娘の成長
  • 水戸藩士との運命
  • 直木賞受賞作品

過酷な幕末から明治にかけての動乱期を背景に、歌人中島歌子の壮絶な人生が描かれています。商家の娘として育った登世は、一途な恋の末に水戸藩の武士に嫁ぎますが、夫が尊王攘夷派の志士であるため、内乱に巻き込まれ、逆賊の妻として捕らえられます。物語は、彼女の弟子が歌子の手記を読み返す形式で進行し、登世の心の叫びや命の重みが伝わってきます。愛する人との再会を願い、歌を詠むことで苦境を乗り越えようとする姿は、感動的であり、彼女の強さと美しさを際立たせています。歴史の荒波に翻弄されながらも、歌子が残した和歌は今も心に響き、時代を超えたメッセージを私たちに届けてくれます。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/09/21

辛い…辛くて苦しい…辛くて苦しすぎて読まずにはいられなかった。 樋口一葉の師である中島歌子さんの半生。 幕末から明治を生き抜いた。 と言ってしまえば簡単だけど、そんなどころではなかった。 クマに襲われて命に別状はないと言っても、とんでもない傷だった。みたいな。 幕末にこ...

辛い…辛くて苦しい…辛くて苦しすぎて読まずにはいられなかった。 樋口一葉の師である中島歌子さんの半生。 幕末から明治を生き抜いた。 と言ってしまえば簡単だけど、そんなどころではなかった。 クマに襲われて命に別状はないと言っても、とんでもない傷だった。みたいな。 幕末にこんなことがあったなんて。 ミステリーでもなんでもないのに人がどんどん死んでいく。 家重公の名前が一瞬出てきてふふっとなったのなんて一瞬で吹き飛ぶくらいに辛かった。 幕末の混乱期に水戸藩の内政の衝突で命を落とすとか、本当やりきれなさしか残らない。 でさ、ってここから先言ったらネタバレにしかならないじゃん。 ええ…辛…。 でもこのタイトルの恋歌はこれで合ってるのよ。 間違いないのよ。 恋歌よこれは。 でも辛い… ちょっと次は明るいの読まないと辛いわぁ。 夢に見そうだもん。 家政婦は見た状態で読んでてもこれはちょっと…いや…だいぶしんどいなぁ。 なんか楽しいことしよう。 でもね、みんみんお母さん、読んでよかったとは思うの。だからありがとうございました!

Posted by ブクログ

2026/09/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

恐るべし、朝井まかて。 久々の満点評価作品です。 本書は、第150回直木賞受賞作だが、歴代受賞作の中でもトップクラスの完成度&面白さだと思う(直木賞作品をあまり読んでない私が言うのもなんだが…)。 物語の背景にあるテーマは、(解説の大矢博子氏も指摘しているが)幕末維新に最初に「桜田門外の変」で火を付けた藩なのに、新政府要人に水戸藩士の名前がないのはなぜかという疑問。 簡単にいえば、藩内での無為な勢力争い(天狗党と諸生党との血で血を洗う権力抗争のみならず、天狗党内での勢力抗争もという乱れよう)で有為な人材がことごとく殺されていたため。為政者の優柔不断さが、水戸藩の内部崩壊を招いた。 そんな骨肉相食う近親憎悪の様な藩勢の中で翻弄された人々が主人公。 そして作者が目をつけたのは、明治の歌人、中島歌子。門下生に樋口一葉や三宅花圃らがいるが、水戸藩での過酷な運命を生きてきた女性が、心の叫びを吐露するかの如く読んだ異質な歌《君にこそ恋しきふしは習いつれ さらば忘るることもをしえよ》に注目した。 本書は、簡潔で格式高い文体のみならず、後半に待ち受けるある意外な事実にも注目して欲しい。 本書をこれから読む人には、読書の楽しさを存分に謳歌出来る好著です。 【朝井 まかて(1959年8月15日 - )は、大阪府羽曳野市生まれの女性作家。大阪市在住。ペンネームは沖縄県出身の祖母、新里マカテの名に由来する。 略歴: 甲南女子大学文学部国文学科卒業。広告制作会社でコピーライターとして勤務し、結婚とともに退職して企画制作会社「あんばい房」を設立。 2006年より大阪文学学校で学ぶ。2008年に文学学校の文芸誌「樹林」(通称在特)2006年12月号に本名名義で掲載されたものを改良した『実さえ花さえ』(応募時のタイトルは『実さえ花さえ、その葉さえ』)で小説現代長編新人賞の奨励賞を受賞し小説家デビュー。 人生を変えた一冊として、ユクスキュル / クリサート著『生物から見た世界』を挙げている。人間や動物のものの見方、つかみ取り方を相対化する点が、小説執筆に通じることがあるという。 琉球王国に仕えてきた家柄の曾祖父は琉球処分で禄を没収された。「まかて」の由来は「分かるものなら知りたい」、沖縄については「薩摩にやられっぱなしだったのかな、とも思うと悔しい。」】(ウィキペディア)

Posted by ブクログ

2026/08/17

とても重い話だが、さすがの直木賞受賞作。それを越えて一気に読ませてくれました。幕末の水戸藩、こんなひどい状況だったとは分かってなかった。ひでえ・・・

Posted by ブクログ

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