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黒澤明と三船敏郎
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 亜紀書房 |
| 発売年月日 | 2015/09/25 |
| JAN | 9784750514581 |
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黒澤明と三船敏郎
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商品レビュー
5
2件のお客様レビュー
学生時代に初めて図書館で黒澤映画(椿三十郎)を観てから 全てではないですが結構たくさんの黒沢映画を観ました。 自分を映画好きにしてくれた巨匠についてあまり多くのことを知らず 今回この本で初めて知ったことも多く非常に楽しく読むことが出来ました。 読み終わるのに3か月もかかってしまい...
学生時代に初めて図書館で黒澤映画(椿三十郎)を観てから 全てではないですが結構たくさんの黒沢映画を観ました。 自分を映画好きにしてくれた巨匠についてあまり多くのことを知らず 今回この本で初めて知ったことも多く非常に楽しく読むことが出来ました。 読み終わるのに3か月もかかってしまいましたが。 黒澤明がどのような過程で映画監督になったのか そして巨匠と呼ばれるようになっていったのか それぞれの作品の見どころも端的にまとめられていますし 時代背景や国内外の評価含めてまとめてくれているので 次に作品を見返す時に大いに参考にしたいと思います。 そして絶頂期と思われた「赤ひげ」後に 色々な問題によりとん挫したアメリカ進出、 そこからうまく復活できずに絶望して自殺未遂までしたにも関わらず 奇跡的な復活を遂げて最後の数作品を監督したという歴史も 全く知らなかったので驚きました。 何よりテレビ勃興期からの日本映画業界の衰退ぶりが 黒澤明などの巨匠の足かせになっていたのだなぁと痛感しました。 そして世界のクロサワとも呼ばれ、数々の映画賞も受賞されていたので 海外でも無条件に評価が高いと思っていましたが 多くの作品で正当に評価されず酷評されていたり 興業的にもかなり厳しかったことも驚きでした。 ただ著者はアメリカの方ですが日本文化も含めて映画を深く 洞察されており、最後の謝辞を見るとそういった多くの方の協力で 本書が綴られていることを知りありがたく読ませてもらいました。 そして三船敏郎。 元々はカメラをやるつもりだったのが本人の意志とは 少し違うところで役者をやることになったというのは天の計らいも感じました。 役柄や演技からは想像も出来ませんがかなり繊細な方だったらしく 付き人もつけずに共演者にもとても気を遣う方だったようで そういったところは少し意外でした。 また、赤ひげ以降は疎遠になってしまったようですが (これも日本映画業界の衰退が原因のように思いますが) 黒澤明と三船敏郎という組み合わせだったからこそ 不朽の名作が生まれたのだなとそんなことも感じました。 黒沢映画以外では三船敏郎を見たことは無かったので その情報もありがたかったです。 特に寅さんにも出演していたということなので寅さん好きとしては 是非とも拝見したいと思います。
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かなり頻繁に出ている黒澤明の甥(姉の種代の長男)の井上マイク(井上芳男)という人はこれまでの黒澤研究書ではみかけない名前で、かなり叔父を親しく知っている風なのだがなぜ出てこなかったのだろう。 親しい人たちを大勢丹念に訪れて取材し、渉猟した紙資料も膨大で、だから700ページもの大冊...
かなり頻繁に出ている黒澤明の甥(姉の種代の長男)の井上マイク(井上芳男)という人はこれまでの黒澤研究書ではみかけない名前で、かなり叔父を親しく知っている風なのだがなぜ出てこなかったのだろう。 親しい人たちを大勢丹念に訪れて取材し、渉猟した紙資料も膨大で、だから700ページもの大冊になったのだろう。 新しく目にするのが多いのは何といっても欧米諸国側の黒澤作品の初公開当時の批評の数々で、ずいぶんと上から目線で西洋の真似よばわりしているのが多いのがわかる。むっとするくらい無知で傲慢で無理解なものも多い。単純に黒澤は日本では認められなかったが西洋で評価されたという図式は当てはまらないな、と思った。 各作品が公開されるまでの経緯や日本から何年遅れて公開されたか、規模はどんなものだったのか、を整理して年表化してみたら面白いだろう、と思った。順番などめちゃくちゃに近いのだ。 一応ある程度の規模で日本からちょっと遅れて海外でも公開される、という軌道に乗ったのは、最晩年なのがわかる。 「トラ!トラ!トラ!」トラブルの元凶である黒澤プロの青柳哲郎がアメリカ側プロデューサーのエルモ・ウィリアムズに宛てた手紙、というのがp496にあるが、どうしてこういう人間性の男を信じたのか、と思わざるをえない。この矮小なイアーゴーの末路はどんなものだったのか、知りたいところ(悪趣味ながら)。 メインテーマであるところの、黒澤と三船の決別の理由、というのは煎じ詰めると身もふたもないが、二人が組んでじっくり仕事できるだけの経済的余裕が日本映画から失われた、ということに尽きる。
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