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動物翻訳家 心の声をキャッチする、飼育員のリアルストーリー
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2015/10/01 |
JAN | 9784087716269 |
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動物翻訳家
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商品レビュー
4.2
31件のお客様レビュー
動物園で生きる動物について迫ったノンフィクションです。もともと興味のある動物もいれば、全然知らなかった動物もいましたが、最終的には、どの動物たちにも魅力的なドラマがあり、惹きつけられました。
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「動物に生き生きと暮らしてもらうこと」(客にも楽しんでもらうこと)を目指して働く動物園の現場の飼育員たちの話。4つのエピソードから成っている。 ぼくは動物が好きなので、動物園も好きだと思い込もうとしていたが、行ってみると居心地が悪い。特に象やキリンがコンクリの飼育場を行ったり来...
「動物に生き生きと暮らしてもらうこと」(客にも楽しんでもらうこと)を目指して働く動物園の現場の飼育員たちの話。4つのエピソードから成っている。 ぼくは動物が好きなので、動物園も好きだと思い込もうとしていたが、行ってみると居心地が悪い。特に象やキリンがコンクリの飼育場を行ったり来たりしていたり、ライオンやトラが寝転がって、ぼーっと檻の外を眺めているのを見るのがダメだった。うしろめたいんだ、と気づいてから、行けなくなった。最近は「ダーウィンが来た!」ばっかり見ている。 動物たちが楽しく暮らしている動物園があれば、またぼくも動物園に行くことがあるのかもしれない。そこで暮らさざるを得ない動物たちにとっても、喜んでいる動物が見たい客にとっても、たぶんぼくよりももっと動物が好きだろうと思われる動物園のスタッフたちにとっても、それはいいことに違いない。 理想論は理想論として、現場に与えられる選択肢は多くない。その中でなんとかやりくりしてがんばる飼育員(と動物たち)の話は迫力があって面白かった。そのへんを勝手?に飛んでいるアフリカハゲコウの話はちょっとびっくりした。ちょっと見たいなと思った。 これからの動物園はどうなっていくのだろう? 野生動物が見たければこちらから出向くのが礼儀とは思いつつも、セレンゲティは遠い。リアルには及ばないとしても、VRの技術を使って遊びに行けないかな。タンガニーガ湖のリアルタイム水中VRがあったら、潜りっぱなしになりそうな気がする。 内容と関係ないが、著者は高野秀行の奥さんみたい。あとがきで「マド」という犬を飼っている、という話が出てきて気づいた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ペンギン、チンパンジー、アフリカハゲコウ、キリンのそれぞれについて、「環境エンリッチメント」の観点から飼育に取り組んでいた動物園、飼育員さんたちのノンフィクション。 以前、オカピを見に行ったときに柵をしきりに舐めていて、どうしたんだろう?と思っていたのですが、そうか、あれも常同行動だったんだな…。 動物園、好きだし、子どもと一緒に行くとやはり色々発見はあるし楽しいので、公的民間問わず、なるべくなら存続してほしいのだけど、でも、どこも経営厳しいんだな…。せめてもの応援の意も込めて、可能な範囲でにはなるけど定期的に通おう、と思った。
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