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琥珀のまたたき
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琥珀のまたたき

小川洋子(著者)

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琥珀のまたたき

定価 ¥1,650

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2015/09/11
JAN 9784062196659

琥珀のまたたき

¥385

商品レビュー

3.7

106件のお客様レビュー

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2025/01/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

文章が美しくて感動。 三人をもう元の世界に戻れないところまで連れてきておいて一人で逝ってしまう母にやるせない気持ちになった。 オパール、本当はずっと壁の外のことも本当の名前も覚えていたのかな ‘オパール’という名を置いて行ってしまったけれど、幸せになっていてくれればいいな

Posted by ブクログ

2024/11/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

魔犬に襲われないようにとママに言われ、子どもたち3人は家の外でない生活を送る。 ママの教えは何でそんなことさせるのって感じだったけど、魔犬にばれないように小さい声ではなしなさいっていうのは近所の人にばれないようにだなと思った。 よろず屋ジョーが来たのがこの3人にとって転機だったろうと思う。オパールも瑪瑙も外の世界をこがれてたけど、琥珀だけは今の3人だけの生活が変わらないでいてほしかったんじゃないかな。2人が外に出てしまった後、一人だけ図鑑の部屋で、2人を描いていたシーンはなかなか悲しかった。

Posted by ブクログ

2024/10/20

妹を失った事件からおかしくなった母によって 別荘地に隠された3姉兄弟のお話。 それぞれをオパール、瑪瑙、琥珀といった 名前で呼び合うため まるで古びた宝石箱を覗いているような 読書体験だった。 内へ内へと探求していく琥珀と違い、 伸び伸びと健やかに成長する瑪瑙や 異性と出会った...

妹を失った事件からおかしくなった母によって 別荘地に隠された3姉兄弟のお話。 それぞれをオパール、瑪瑙、琥珀といった 名前で呼び合うため まるで古びた宝石箱を覗いているような 読書体験だった。 内へ内へと探求していく琥珀と違い、 伸び伸びと健やかに成長する瑪瑙や 異性と出会ったうえ、17歳にまでなってしまったオパールにより あのような結末になったのは仕方ないとは思うが 最後の母の行動には幻滅してしまった。 いくらなんでも無責任すぎる。 他の2人は分かっているので、 オパールが幸せであることを願う。

Posted by ブクログ