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あのひとは蜘蛛を潰せない 新潮文庫
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あのひとは蜘蛛を潰せない 新潮文庫

彩瀬まる(著者)

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あのひとは蜘蛛を潰せない 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2015/08/29
JAN 9784101200514

あのひとは蜘蛛を潰せない

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商品レビュー

4

160件のお客様レビュー

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2026/03/04

割と薄めの文庫だったので2時間程度で読み切れると思っていたんです。 全然、数日かかりました。彩瀬まる先生の書かれる物語を2時間程度で味わいきれるわけがなかったですね。 もう言葉の節々に苦味と旨みが滲み出ていて、意味を考えながら読んでいたので時間がかかりました。彩瀬まる先生の心理描...

割と薄めの文庫だったので2時間程度で読み切れると思っていたんです。 全然、数日かかりました。彩瀬まる先生の書かれる物語を2時間程度で味わいきれるわけがなかったですね。 もう言葉の節々に苦味と旨みが滲み出ていて、意味を考えながら読んでいたので時間がかかりました。彩瀬まる先生の心理描写が大好きです。 梨枝が幸せになってくれるのか、いやでもこの場合幸せの定義ってなんだろう、とかぐるぐる考えちゃって、心に深く刺さって抜けなくて、他人事とは思えないお話でした。 愛情って何なのでしょう、思いやりって何なのでしょう。 皆さんも1度読んでぐるぐる考えてみてください。 私にとって楔のような1冊になりました。

Posted by ブクログ

2026/02/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読んでいると呼吸が詰まりそうになるような、おそらくこの物語と似たような身に覚えのある体験をした方も多いのではないだろうか。 P.195〜199 「かつんと小石を噛んだように三葉くんの表情が強ばる───…」 ここからの流れが所謂毒親育ちの弊害を分かりやすく表現している。梨枝自身も母から言われ続けてきた「ちゃんとしなさい」「みっともない」の呪いで恋人の三葉くんを支配しようと苦しんでいくさま。 梨枝を縛り付けるのは母から女手ひとつで住宅ローンを完済し子供ふたりの成人後まで世話して"やってる"と言われ続けた、見返りを求めて余計な先回り/面倒/条件付きの愛情。 「かわいそう」だから尽くしてしまう。自分だって相当息苦しいはずのに。 他の方も述べていたかと思われるが、この作品は恋愛ものとは少し違うかもしれない。 しかし、本質は呪いからの解放と梨枝が完全な独り立ちが始まった今からどうやって生きていくのか、どちらかと言えば前向きな終わり方だったと思う。 最後に、呪いを抱えながらも自分の責任で店舗を任せて貰えるほどの実力は他でもない梨枝自身の努力の成果だということは揺るぎない事実だ。

Posted by ブクログ

2026/01/03

全く一緒ではなくとも、主人公のある部分に、これは私でもあるかもしれないと思った。 みんな、みっともない。でも、みんな懸命に生きている。

Posted by ブクログ