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あのひとは蜘蛛を潰せない 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2015/08/29 |
| JAN | 9784101200514 |
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あのひとは蜘蛛を潰せない
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あのひとは蜘蛛を潰せない
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商品レビュー
4
162件のお客様レビュー
タイトルが気になって読みたかった本。 初読みの作家さんです。 大筋は恋愛小説になるけど、母子家庭で不自由なく育った主人公(梨枝)がさまざまな経験を通し、価値観をアップデートする物語だと思った。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 母子家庭がゆえに、"みっともな...
タイトルが気になって読みたかった本。 初読みの作家さんです。 大筋は恋愛小説になるけど、母子家庭で不自由なく育った主人公(梨枝)がさまざまな経験を通し、価値観をアップデートする物語だと思った。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 母子家庭がゆえに、"みっともない"子どもにならないように"正しいこと"を教え育ててくれた母。 それが原因で、常に失敗を怖れるように育ってしまった主人公。 客観的にみれば争いを起こさない優しい人だけど、掘り下げれば自分に自信がなく、責任を受け入れる度胸がない弱い人。 そんな心が弱いけど、まわりに優しい人を"蜘蛛を潰せない"と表現しているのだなと思った。 ●常に真面目に正しく生きることは、個性を潰し、詰まらない人生になる。 ●他者の"わからない"価値観を、勝手に"かわいそう"と決めつけること。 "みっともなさ"は弱点でもあり、その人の個性や本音でもあると思っている。 所詮、人間なんだから誰にも欠点があって、向き不向きもある。自分の弱点を個性だと気付けた時から人生楽になるんだけどな。
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- ネタバレ
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大抵の人が子供の頃にちゃんとしなさい、と言われたことがあると思う。親から見ると子供はいつまでも子供だし一緒に住んでいると特にそうなんだろうなと思う。 都会に住んでいるとこの主人公のように干渉されながらも当たり前のように同居するだろうなと思う。経済的にも助かるしね。 この主人公も家を出ることでいろんなことを自分で飲み下しながらようやく一人の社会人になっていったなと親目線で感じた(笑)
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割と薄めの文庫だったので2時間程度で読み切れると思っていたんです。 全然、数日かかりました。彩瀬まる先生の書かれる物語を2時間程度で味わいきれるわけがなかったですね。 もう言葉の節々に苦味と旨みが滲み出ていて、意味を考えながら読んでいたので時間がかかりました。彩瀬まる先生の心理描...
割と薄めの文庫だったので2時間程度で読み切れると思っていたんです。 全然、数日かかりました。彩瀬まる先生の書かれる物語を2時間程度で味わいきれるわけがなかったですね。 もう言葉の節々に苦味と旨みが滲み出ていて、意味を考えながら読んでいたので時間がかかりました。彩瀬まる先生の心理描写が大好きです。 梨枝が幸せになってくれるのか、いやでもこの場合幸せの定義ってなんだろう、とかぐるぐる考えちゃって、心に深く刺さって抜けなくて、他人事とは思えないお話でした。 愛情って何なのでしょう、思いやりって何なのでしょう。 皆さんも1度読んでぐるぐる考えてみてください。 私にとって楔のような1冊になりました。
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