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太った男を殺しますか? 「トロリー問題」が教えてくれること
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 太田出版 |
| 発売年月日 | 2015/08/01 |
| JAN | 9784778314842 |
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太った男を殺しますか?
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商品レビュー
3.4
10件のお客様レビュー
道徳的ジレンマをテーマにした本書では、思考実験「トロリー問題」を通じて、善や正義の概念について深く考察されています。著者は、さまざまな哲学者や倫理学者がこの問題にどのようにアプローチしてきたかを紹介し、特に「太った男」というキャラクターを通じて、現代社会における善悪の認識の変化を浮き彫りにします。読者は、暴走する列車の行き先を選ぶ際に直面する道徳的選択が、実際には日常生活の中でも多くの類似のジレンマを反映していることに気づかされます。思考実験を通じて、自己責任や社会的価値観に対する鋭い視点を提供し、現代の複雑な倫理観に迫る内容が展開されており、読者に新たな視点を与えてくれる一冊です。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
「トロッコ問題(トロリー問題)」は、「サンデル教授の白熱教室」で有名になったが、この道徳的ジレンマの思考実験を世界の哲学者倫理学者たちがどう応用して扱ってきたか、その変遷が書かれた本。 功利主義の批判としてだけでなく、様々な側面でこの思考実験が用いられてきたことがわかる。 しかも...
「トロッコ問題(トロリー問題)」は、「サンデル教授の白熱教室」で有名になったが、この道徳的ジレンマの思考実験を世界の哲学者倫理学者たちがどう応用して扱ってきたか、その変遷が書かれた本。 功利主義の批判としてだけでなく、様々な側面でこの思考実験が用いられてきたことがわかる。 しかも、トロッコ問題も、ある時はトラックの切り替えをする立場だったり、運転手だったり、橋の上からの傍観者だったり(題名の「太った男…」はこのパターン)バリエーションがいろいろ。またある時は、臓器移植だったり。(これは衝撃!)トロッコの線路の切り替えだと、結構1人の犠牲者だけにする方を選ぶ人も多いが、5人の臓器移植のために健康な人間1人を殺したり、列車を止めるため太った男を突き落とすことは、到底選べない。 災害時のトリアージはすでに社会に認知されているが、功利主義的な考え方はこのように見方を変えると残酷さが際立つ場合が多い。 「最大多数の最大幸福」がいかに人間性のないものかがよくわかる。
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夏の読書会の課題図書。訳書だからか読むのに時間がかかりました。キャッチーな内容とは裏腹に、本書のテーマは有名な「トロッコ問題」。 暴走する列車の行き先の片方には5人の人間、もう片方には太った男が縛られていて、分岐スイッチのそばにはあなたしかいない。どうする? 暴走する列車の先に...
夏の読書会の課題図書。訳書だからか読むのに時間がかかりました。キャッチーな内容とは裏腹に、本書のテーマは有名な「トロッコ問題」。 暴走する列車の行き先の片方には5人の人間、もう片方には太った男が縛られていて、分岐スイッチのそばにはあなたしかいない。どうする? 暴走する列車の先には5人の人間が縛られていて、高架橋の上には太った男とあなた。太った男を落とせば列車は止まる。どうする? それぞれの答えを出すに至った思考とは何なのか、それぞれの問いにはどんな違いがあるのか。 こんな問題はほぼ100%起こりえないけど、同じジレンマが世界で日々起きていると思うととても面白かったです。 ちなみに、本書でちらっと出てた別の思考実験で思い出したのがどこでもドアの話。 入ってきた人間を分子レベルまで一度分解して行き先で再構築するのがどこでもドアの仕組みです。入った時も出た時もどちらも100%同じ人間ですが、あなたは使いますか?
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
トロリー問題(トリオロジー)にまつわる、あらゆる哲学者が行った思考実験を紹介する一冊。「悪い選択肢」と「もっと悪い選択肢」を前に、人々はどのように判断をくだすべきか。 「目的として意図されていた結果」と「予見はされていたが意図されていない結果」とを区別し、後者の結果を引き起こした場合、ときには許されるのが二重結果論。自己防衛が結果として殺人に至った場合などが二重結果論である。じゃあ功利主義は許されるのだろうか。 なかなかに書いてある内容は難しい。簡単にまとめられないので、再読したいと思う。
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