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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2015/08/01 |
| JAN | 9784163903408 |

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商品レビュー
3.3
464件のお客様レビュー
主人公の至って真剣に賢そうな語り口で進む取り組み(やたら披露される身体の構造の知識やら、継続できるモチベーションの保ち方やら)に感心するけど、やってることが面白い。 主人公はおじいちゃんと自分を比べたり、「俺がしてやっている」と実感したり、「俺は全てわかっている」と有能感を持っ...
主人公の至って真剣に賢そうな語り口で進む取り組み(やたら披露される身体の構造の知識やら、継続できるモチベーションの保ち方やら)に感心するけど、やってることが面白い。 主人公はおじいちゃんと自分を比べたり、「俺がしてやっている」と実感したり、「俺は全てわかっている」と有能感を持ったりすることで、求職中でも折れなかったんだと思う。 おじいちゃんは、心身がうまくコントロールできない中でも(たまにとんでもなく動けたりする。多分、めちゃくちゃ調子のいい時があるんじゃないのかな。)感謝を伝えたい人と関わったり、ずっと気がかりに思っている人が大丈夫になるのを見届けたくて、どんなに不安でも、生きていたいのではないかな。
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28歳の主人公・健斗が、87歳の祖父の介護に葛藤する物語。在宅介護の実態を、ユーモラスかつドライに描く芥川賞受賞作。 表面上は「献身」に見える介護でも、実態は被介護者を弱らせる「攻撃」でもあることを描き、介護の現場に潜む滑稽さと残酷さを暴き出している。 健斗は、祖父を過剰に手助けして身体能力を奪う(スクラップ)ことで、安らかな「尊厳死」へ導くことを決意する。 しかし、過剰な介護は結果的に祖父の生存欲求を刺激し、健斗の意図に反して祖父が再び活力を取り戻していく(ビルド)という皮肉。 祖父の描き方がとてもチャーミングで愛らしい。「殺せ」とわめき散らした直後に何食わぬ顔でバウムクーヘンを食べたり、誰もいない時に「夜行生物のような俊敏な動き」で冷凍ピザをオーブンで焼いたり…。希死念慮は見せかけで、結局は全然元気である。 構ってほしさからか、なんでもかんでも大げさに言う高齢者は確かにいるよな〜と感じた。そして、そういう人ほど元気なのである。 健斗の再就職が決まり、生に縋る祖父の姿から下記のように悟るラストが見事だった。 (p.121) 「今の自分には、昼も夜もない白い地獄の中で聞い続ける力が備わっている。先人が、それを教えてくれた。どちらにふりきることもできない辛い状況の中でも、闘い続けるしかないのだ。」 今後、健斗が祖父の貪欲さを見習って、社会の荒波の中で一生懸命生き抜くことを願うばかり。 健斗が随所で見せる高齢社会嫌悪に所々で共感してしまった。特に、選挙より国民年金保険料不払いのほうがよっぽど政治的行為だと確信する場面なんかはとても笑えた。実際、令和の若者たちは本作の健斗の考え方にかなり同意できるのでは?
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体が弱ってすぐに怠けようとし、弱い者には強く出る、「死にたか」が口癖のネガティブな祖父と、その祖父をゆっくり衰弱させ、穏やかに死なせることで願いを叶えようという考えに取り憑かれる求職中の孫の健斗。健斗は自分は祖父とは違う強い男だと証明するかのように、筋トレと自慰行為にものめりこむ。 絶妙に感じの悪い2人だが、どこか滑稽で憎めない。じいちゃんがこっそりピザを食べて、バレないように「珍しい夜行生物のような俊敏な動き」で駆け抜けていくところ大好き。 テーマとしては重いのだけど、ラストは思いの外ハートフルな着地をする。大きな解決はないものの、理屈で言えない人間の生命力と情を感じられてとってもよかった。「じいちゃんのことは気にせんで、頑張れ」「じいちゃん、自分のことは自分でやる」って言葉なんてうるっときてしまった。 羽田さんの作品、他も読んでみたい。
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