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カワサキ・キッド 朝日文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
| 発売年月日 | 2015/08/01 |
| JAN | 9784022618351 |

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カワサキ・キッド
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カワサキ・キッド
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商品レビュー
3.8
10件のお客様レビュー
自身の半生を振り返りながら、社会への思いを語るエッセイは、著者の少年時代の苦労や成長を描き出しています。川崎市のコリアンタウンで育った著者は、両親の離婚や貧しい生活を経て、ジャニーズに出会い、芸能界での道を歩むことになります。これまでのクールなイメージとは裏腹に、不器用でアガリ症な一面も見せ、親しみやすさを感じさせます。特に、彼が抱く差別のない社会への願いや、弱者に寄り添う姿勢は、読者に深い感銘を与えます。また、彼の人生の中での重要な出会いや出来事が、どのように彼を形成してきたのかが丁寧に描かれており、読み進めるうちに彼の内面に触れることができるでしょう。全体を通じて、個人の成長と社会へのメッセージが交錯し、心に響く一冊です。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
そして、マイケルの表情から笑顔が消え、ラブ・ソングから社会派の歌へシフトしていったと書かれている。(まあ、いまふうに保険をかけた言い方をすれば)性的虐待は許されるわけではないけど、一方で子どもたちを思い夢を与えようともしていたマイケルの一部分はジャニーさんとも重なる。ましてやヒガ...
そして、マイケルの表情から笑顔が消え、ラブ・ソングから社会派の歌へシフトしていったと書かれている。(まあ、いまふうに保険をかけた言い方をすれば)性的虐待は許されるわけではないけど、一方で子どもたちを思い夢を与えようともしていたマイケルの一部分はジャニーさんとも重なる。ましてやヒガシにとってはどんよりした毎日からすくい上げてくれた人なのだから。この本のなかでも、川崎を離れジャニーズの寮で暮らすようになったのを境に、モノクロの世界がカラーでとらえられるようになったと書かれている。そういう彼、この本で書いているように在日コリアン、被爆者さらには韓国人でありながら被爆した人たちへの思いを寄せることのできる彼だから、貧乏くじを引くようないまの立場を受け入れられたのだろうなと思った。世間が気軽に糾弾しようと、自分がお世話になったことを深く認識しているし、世間が非難するばかりでないジャニーさん像が彼の心のなかにあるからこそだろう。それって、自分の目でものを見て自分の頭で考え、行動できてるってことじゃないの。
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素直な文章で綴られ又東さんの少年時代のモノクロフォトも掲載されていて読みやすいエッセイに仕上がっています。 川崎での少年時代、ジャニー喜多川さんとの運命的な出会い、初めて語るおいたち、ジャニーズでの生活、芸能界での出会いや別れ等々、どの章も興味深く、時に東さんの真っすぐな文章...
素直な文章で綴られ又東さんの少年時代のモノクロフォトも掲載されていて読みやすいエッセイに仕上がっています。 川崎での少年時代、ジャニー喜多川さんとの運命的な出会い、初めて語るおいたち、ジャニーズでの生活、芸能界での出会いや別れ等々、どの章も興味深く、時に東さんの真っすぐな文章に感動したり感心したりしつつ読み進めました。 想像していた通りのきちんとされた方と言う印象でしたが、その陰にはおいたちから始まる人知れずの苦労や挫折があったのだと知りました。 これからの更なる活躍を応援したくなる様な1冊です。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ジャニーズのアイドルグループの先駆けの一つ、少年隊の東山紀之=ヒガシのエッセイ本だ。 実は、彼は川崎出身だ。内容の主立ったところは、もちろん、アイドルとしての芸能界の経験などの話なのだが、冒頭あたりや端々に「The カワサキ」という場面が登場したりする。ことに川崎市の中でも、幸・川崎区は工場地帯と繁華街で、桜本のあたりはコリアンタウンだったり、大気汚染公害も激しかった地区だ。本の中には、具体的な記述は少ないが、それでも粉塵で手が汚れる、妹がぜん息で、というような場面が出てくる。川崎で生きてきた以上、そこは避けて通れない。 『カワサキ・キッド』という本は、もちろん、アイドルの半生記的なエッセイ本だ。だが、同じ川崎に生まれ育った私にとっては、あちこちに共通の記憶があり、他の誰に理解できなくても、同郷の者同士だけが持つ「わかる〜」的な思いを何度も抱かせる本だ。 いつも思う。 川崎は、横浜とは違う(当たり前だけど)。近年、いくつか川崎で若い世代を巻き込んだ事件が発生したりしたが、その特徴は、かなり「川崎」ならではの状況と実像を反映していたように思われる。 また、少し前から、川崎の若者たちからラップが生まれ出したと聞いた時、川崎なら、そういうこともあるだろう、と思った。川崎に住む者たちの中に、どこか、東京にも横浜にも背を向けて、工場地帯に向かう巨大なトラックの列を眺めながら、楽器も持たずに身体だけでリズムを刻むことが習い性になっている自分がいるのだろう。肺の奥に潜む闇と粉塵が、喉を通して駆け上ってくるのだ。 ヒガシは俳優でもあるがアイドルで(もう現役ではない気もするけど(^^;)、歌って、踊って、司会もする、芸能人・タレントだ。テレビでキラキラと輝く。 でも、その肺の奥に、やはり灰色の空と工場の煙突を抱え続けている。それが、川崎生まれ・川崎育ちの「カワサキ・キッド」の性なのだな、と思った。
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