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歓喜の仔 幻冬舎文庫
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歓喜の仔 幻冬舎文庫

天童荒太(著者)

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歓喜の仔 幻冬舎文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎
発売年月日 2015/07/01
JAN 9784344423749

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歓喜の仔

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商品レビュー

3.5

22件のお客様レビュー

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2025/05/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

文庫で668ページの大作。天童荒太先生の作品は重厚で辛い物語が多いんだけどいつも読んだ後、あぁ、読んでよかった…と思わせてくれる。 今作も誠(長男)がある人物に言った「おれの母親は吉丘愛子、父親は吉丘信道だ。血とか戸籍とか関係ない。おれが決めた。俺が決めた仲だ。二度と来るな。この先、いないあんたに、感情を動かすことはない」に救われた。かっこいいよ、誠。 きっと両親にも歓喜の歌は届いただろう。

Posted by ブクログ

2023/03/30

久しぶりの天童荒太の本。 この人の作品は、ひとつひとつにもの凄く力が入っていて、じっくり創作、制作されているので、バンバン創刊されるわけではない。 以前に読んだのが、「悼む人」 直木賞作品で、映画にもなったけど、私は全然共感できなかった。 つまり面白くなかった。 それに比べて...

久しぶりの天童荒太の本。 この人の作品は、ひとつひとつにもの凄く力が入っていて、じっくり創作、制作されているので、バンバン創刊されるわけではない。 以前に読んだのが、「悼む人」 直木賞作品で、映画にもなったけど、私は全然共感できなかった。 つまり面白くなかった。 それに比べて、この「歓喜の仔」は面白かった。 面白いといっても、もの凄く暗く、重く、救いようのないストーリーなんだけどね。 高校生、小学生、幼稚園の3人の子供が主人公。 多大な借金を背負った父親は借金取り(ようはやくざ)に追い詰められ失踪。 母親も精神を患い自ら窓から転落し植物状態に。 家族を養うために長男は高校を中退し、早朝から深夜まで働きづめ。 その給料は借金の方にほとんど持っていかれ、生きていくため借金取りのやくざに言われるまま、覚せい剤の調合を小学生の弟とやらされる。 小学生の弟は、植物状態の母親をアパートで介護し、同時に妹の面倒を見る。 幼稚園の妹は、母親が倒れてからおかしな行動を取るようになってしまう。 兄弟3人と父親、母親の5人の物語が断片的に綴られていく。 その中で長男は、自分の中に同様な境遇を持った戦場で暮らす少年のストーリーを展開し、自分と重ね合わせていく。 やくざのような人間達と付き合い、騙し、騙されが当たり前の生活の中で、最後には兄弟達が信頼しあって、これからも生きようとしていく。 かなり好みが分かれると思うけど、「永遠の仔」とともに、この本もかなりお勧めです。

Posted by ブクログ

2020/09/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

家族に何かしらの問題があったと思われる環境で生活する3人の兄弟妹の話である。 この3人の兄弟と妹に、救いが訪れることは絶対にないと思わせられるストーリーの展開に終始読んでいてつらかった。 かすかな希望を残して物語は幕を閉じたように思えるが、3人にはこれからつらく険しい道のりが待ち受けていることは確実であり、手放しには喜べない。

Posted by ブクログ

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