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混相流の数値シミュレーション
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混相流の数値シミュレーション

太田光浩(著者), 酒井幹夫(著者), 島田直樹(著者), 本間俊司(著者), 松隈洋介(著者)

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混相流の数値シミュレーション

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 丸善出版
発売年月日 2015/07/01
JAN 9784621089378

混相流の数値シミュレーション

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2022/02/01

 混相流とは、気体・液体・固体が入り交ざった流れのことを言います。そう言われるとピンとこないかもしれませんが、例えばコップに向かって高いところから水を注ぐイメージをしてみてください。水がコップに流れ込むとき、周囲の空気を巻き込むことで泡が生じるかと思います。これはまさしく空気(気...

 混相流とは、気体・液体・固体が入り交ざった流れのことを言います。そう言われるとピンとこないかもしれませんが、例えばコップに向かって高いところから水を注ぐイメージをしてみてください。水がコップに流れ込むとき、周囲の空気を巻き込むことで泡が生じるかと思います。これはまさしく空気(気体)と水(液体)の混相流です。他にも、土に水が染み込んでいく現象は砂・砂利(固体)と水(液体)の混相流として捉えられます。このように、混相流は日常のいたるところで見られる現象であり、産業的にも重要な問題であることが知られています。しかしながら、単相流に対して、混相流の振る舞いは極めて複雑で、解析的なアプローチによって挙動を解明することは非常に困難です。そのような背景があり、1990年頃からは、数値的に混相流の挙動をシミュレートする研究が盛んになっています。数値(計算)工学分野において、混相流のシミュレーションは最も難解なトピックの1つであると同時に、花形的な分野でもあります。  本書では、単相流の基礎式を混相流に拡張するところから始まり、VOF法などの古典的なシミュレーション手法から比較的新しいDNS系の手法まで、余すことなく説明されています。数値シミュレーションの基本的な内容は理解しているという方であれば、きっと糧を得られる本だと思います。 (ラーニング・アドバイザー/構造エネルギー工学 OHMURA) ▼筑波大学附属図書館の所蔵情報はこちら https://www.tulips.tsukuba.ac.jp/opac/volume/3260352

Posted by ブクログ

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