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鏡映反転 紀元前からの難問を解く
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鏡映反転 紀元前からの難問を解く

高野陽太郎(著者)

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鏡映反転 紀元前からの難問を解く

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2015/07/17
JAN 9784000052481

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鏡映反転

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商品レビュー

4.1

13件のお客様レビュー

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2022/01/17

第1章 鏡の中のミステリー 1 鏡映反転 2 即席の説明 3 古代の学説 4 鏡の光学的な性質 第2章 さまざまな説明 1 移動方法説 2 左右対称説 3 言語習慣説 4 対面遭遇スキーマ説 5 物理的回転説 第3章 鏡映反転を説明する 1 さまざまな鏡像 2 手がかり 3 ...

第1章 鏡の中のミステリー 1 鏡映反転 2 即席の説明 3 古代の学説 4 鏡の光学的な性質 第2章 さまざまな説明 1 移動方法説 2 左右対称説 3 言語習慣説 4 対面遭遇スキーマ説 5 物理的回転説 第3章 鏡映反転を説明する 1 さまざまな鏡像 2 手がかり 3 光学反転 4 表象反転 5 視点反転 6 多重プロセス理論 第4章 説明を検証する 1 実験のあらまし 2 「視点反転」対「表象反転」 3 調査 4 否認者 5 別解釈の検討 6 反転鏡 7 「視点反転」対「表象反転」:結論 8 「視点反転」対「光学反転」 9 「表象反転」対「光学反転」 10 三種類の鏡映反転 第5章 理解を深める 1 表象反転 2 視点反転 3 光学反転 第6章 他説を反証する 1 「鏡像と重なる」という説明 2 物理的回転説 3 左右軸劣後説 第7章 科学的解決と社会的解決 おわりに

Posted by ブクログ

2021/08/25

鏡を自分の姿を見たときに、左右や奥行きは 逆転しているのに、何故上下は逆転しないのか? という疑問を突き詰めた一冊。 確かに言われれば不思議な気もするが、説明しようと するとなんとも難しい。なんとこれといった定説は なく、プラトンなどの哲学者や科学者がこれまで 説明しようとし...

鏡を自分の姿を見たときに、左右や奥行きは 逆転しているのに、何故上下は逆転しないのか? という疑問を突き詰めた一冊。 確かに言われれば不思議な気もするが、説明しようと するとなんとも難しい。なんとこれといった定説は なく、プラトンなどの哲学者や科学者がこれまで 説明しようとしてきたが、納得いくものはなかったという。 本編ではその内容を解説してくれているのだが、 正直、自分の頭では理解しきれなかった。 すごく実験は丁寧なのだが、結局何が問題と なっているのかが、どうにもつかめなかった。 曰く、「光学反転」「表象反転」「視点反転」の 三つのプロセスが絡み合っているから、ややこしく なっている、ということのようだが、そんなに 複雑なことなんだろうか、という印象しかなかった。 個人的には「光学反転」の説明にある、鏡が 表面に垂直な方向だけ像を光学的に反転させる、 というところで、あーそういうものかな。 あとは見た目で混乱しているだけで、別に普通の ことなのかな、ぐらいにしか感じなかった。 作中にでてくる実験は興味深く、全然知らない文字なら 反転しているように思うのか、鏡が床にあったら どう感じるのか、そもそも左右が反転していないと 感じる人達もいるらしいぞ、など、バラエティに富んで いるのだが、それらが自分の中でまとまらないまま、 結局なんだったのかよくつかめなかった。ショボン・・・ というかあとがきでサラッと書かれていたが、 作者は慢性疲労症候群に20年以上悩まされたらしく、 この研究も自分を鼓舞するための試金石としての 実験だったらしい。こんなめんどくさい実験を 病の身で・・・!?それの方が驚き。研究者ってすごいなぁ。

Posted by ブクログ

2017/09/18

「何故、鏡に映ると反転するのか?」この単純な疑問が過去から現代に至るまで長らく論争を繰り広げており、かつ現時点でもその明確な答えが出ていないことに関して驚きを隠せなかった。しかし、この単純な問題が何故現代に至るまで解かれていないのか、この本を読み進めていくことによってこの問題の奥...

「何故、鏡に映ると反転するのか?」この単純な疑問が過去から現代に至るまで長らく論争を繰り広げており、かつ現時点でもその明確な答えが出ていないことに関して驚きを隠せなかった。しかし、この単純な問題が何故現代に至るまで解かれていないのか、この本を読み進めていくことによってこの問題の奥深さを知ることが出来た。この本の筆者が行きついた答えは、鏡映反転というものは三種類の反転の組み合わせの違いによってもたらされるものであるというかなり斬新なものであった。でも、確かに文字の反転と身体の反転は同じようで違う。そして、最初は疑いの念が強かったこの説も本を読み進めていく上でその通りかもしれないと感じるようになっていった。何より面白かったのはこの現象が物理的現象ではなく心理的現象(認知心理学)によってもたらされるという点であった。確かに文字の反転とかは自分の頭の中に思い浮かべた文字との違いから反転を認識している(表象反転)。内容は中々難しく、一回読んだだけでは理解できてない部分は多々あるが、それでも心理的現象にもたらされる現象ではないかという考え方を享受出来た点において、中々価値のある内容だったのではないかと感じている。

Posted by ブクログ

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