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神の棘(Ⅱ) 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2015/06/26 |
| JAN | 9784101269726 |
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神の棘(Ⅱ)
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商品レビュー
4.6
45件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
直前にトルストイの『光あるうち光の中を歩め』を読んでいたので、キリスト教の教えとは、信仰するとは、赦しとは、正しさとは… キリスト教について学びながらも疑いながら触れる時間が続いた。 なによりまず、須賀しのぶさん、ほんとにすごい。 物語の組み立てにしても、知識量にしても。なのに読みやすい。 この本を読んだおかげで、わたしはナチス、キリスト教、ユダヤ、第二次世界大戦について何も知らなかったんだなと気づけたことは大きい。もっと知りたい、知っておかなければと思った。 でももう残り150ページを切ったあたりからそれどころでもなくて……なにをどう言えばいいのか分からない。 せめて最後にアルベルトとイルゼが会えたら良かったのになとか思うけど、それはわたしのエゴでしかないしアルベルトは望んでいないこと。 マティアスとひとときを過ごせただけでも良かったのだろうなあ。 あまりに強くて美しく、冷静で隙のない、器用だけど一周まわって不器用にも思えるアルベルト。 許されない罪は罪としてのしかかり、本人も理解している。自分を救うのは自分というアルベルトの言葉にも納得できる。 でもやっぱり、世間一般のいう幸せをもっと味わってほしかった。罪を重ねる必要のない生活を送ってほしかった。外野からそんな風に思われることは望んでないだろうけど。 マティアスになりたかった、の言葉についてもアルベルトからもっと聞いてみたかった。 マティアスのどんなところに憧れて、羨んで、嫌だったのか。アルベルトの言葉で聞きたかった。 マティアスはこの後どのように生きていくのだろう。 きっと、変わらず信仰と疑心の間で揺れながら、でもその視点があるからこそ立派な司祭でいられるのだろう。マティアスが生きている間はまだ、そうできるのではないだろうか。 時代が過ぎるごとにアルベルトのように自分の責任は自分に還るというような考え方をする人も増え、キリスト教との関わり方も変わっていく人も増えるのだろう。今はイベントのときにだけ教会に行くという人も多いと聞くし…… まだまだキリスト教については理解が及ばない部分が多いなあ。 きっとまた読み返すことになる本。 次読むときにはどう思うのだろう。
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2巻を通して、読み進めることがしんどいシーンも沢山あったけど読んで本当に良かった。 あの時代に本当に彼らのように生きた人がどこかにいたのだと思わされた。 最後の2人が対話するシーンはずっと忘れられないと思う。
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読むのにとても集中力の必要な心にずっしりと重い本でした。戦争に翻弄された若者たちの受難の物語り。受難としか言いようのない、その時代に生まれたことだけが不幸な彼ら。バチカン以降は涙が止まらなくてページを捲れませんでした。当たり前ですが奇跡は起こらず。最も神に愛されたのが彼だと信じた...
読むのにとても集中力の必要な心にずっしりと重い本でした。戦争に翻弄された若者たちの受難の物語り。受難としか言いようのない、その時代に生まれたことだけが不幸な彼ら。バチカン以降は涙が止まらなくてページを捲れませんでした。当たり前ですが奇跡は起こらず。最も神に愛されたのが彼だと信じたいです。
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