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神の棘(Ⅱ) 新潮文庫
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神の棘(Ⅱ) 新潮文庫

須賀しのぶ(著者)

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神の棘(Ⅱ) 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2015/06/26
JAN 9784101269726

神の棘(Ⅱ)

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商品レビュー

4.6

48件のお客様レビュー

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みんなの感想まとめ
  • 戦争の恐怖
  • 人間の葛藤
  • 敵対する運命
  • 聖都ヴァチカン
  • 祖国の廃墟
  • 死者の詠唱
  • 希望の聖歌
  • 感情を揺さぶる歴史的描写
  • 深い感慨をもたらす物語
  • 運命を交差させるキャラクター

戦争の恐怖と人間の葛藤を描いた物語は、時代背景を通じて、戦争がもたらす悲惨さと無意味さを強く訴えかけます。アルベルトとマティアスという二人の主人公は、敵対する立場にありながらも運命を交差させ、互いに影響を与え合います。彼らの物語は、冷酷さと純粋さが交錯し、読者に深い感慨をもたらします。特に、戦中の緊迫した描写から、最後の静かな終わり方に至るまでの流れは印象的で、感情を揺さぶります。また、著者が実際の歴史に基づいて丁寧に描写しているため、当時の状況を理解しやすく、読者にとって貴重な体験となるでしょう。思わず応援したくなるキャラクターたちの不思議な縁も、物語をさらに引き立てています。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/09/19

読み終わった時思わず大きなため息。 久しぶりにこんなに引き込まれる世界観を楽しめた。 この本のストーリーは第二次世界大戦のナチス政権下にいた二人のドイツ人の話であり、民族とは何か、正義とは何かを常に考えさせられるお話である。 二人のドイツ人は幼なじみでありながら対極の場にいる。同...

読み終わった時思わず大きなため息。 久しぶりにこんなに引き込まれる世界観を楽しめた。 この本のストーリーは第二次世界大戦のナチス政権下にいた二人のドイツ人の話であり、民族とは何か、正義とは何かを常に考えさせられるお話である。 二人のドイツ人は幼なじみでありながら対極の場にいる。同じドイツ人でありながらもそれぞれが自分の運命のもとに立ち向かっていく話である。 かなりの長作だが、あっという間に読み終わってしまうのでぜひ壮大なストーリーを読んでほしい。 個人的な話だが、自分もまた聴覚障害があるのでもし当時ユダヤ人だとしたら真っ先に自分はユダヤ人の障害者として殺されていたのだろうなと自分に置き換えて色々と考えさせられた。

Posted by ブクログ

2026/05/18

アルベルトに対する認識というか捉え方が二転三転した。 最初は「マティアスが不器用すぎる」と感じていたが、アルベルトの方がよっぽど不器用なのでは…? ドイツがどうなるのかは分かっているので、アルベルトが逃した人の話から減刑されるかな、と少し考えた自分の浅はかさよ…。 虐殺など酷い...

アルベルトに対する認識というか捉え方が二転三転した。 最初は「マティアスが不器用すぎる」と感じていたが、アルベルトの方がよっぽど不器用なのでは…? ドイツがどうなるのかは分かっているので、アルベルトが逃した人の話から減刑されるかな、と少し考えた自分の浅はかさよ…。 虐殺など酷い背景も描き込まれているが、偶に(?)暴走するマティアスに少し笑わせてもらった。 非常に読み応えがあった。

Posted by ブクログ

2025/10/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

直前にトルストイの『光あるうち光の中を歩め』を読んでいたので、キリスト教の教えとは、信仰するとは、赦しとは、正しさとは… キリスト教について学びながらも疑いながら触れる時間が続いた。 なによりまず、須賀しのぶさん、ほんとにすごい。 物語の組み立てにしても、知識量にしても。なのに読みやすい。 この本を読んだおかげで、わたしはナチス、キリスト教、ユダヤ、第二次世界大戦について何も知らなかったんだなと気づけたことは大きい。もっと知りたい、知っておかなければと思った。 でももう残り150ページを切ったあたりからそれどころでもなくて……なにをどう言えばいいのか分からない。 せめて最後にアルベルトとイルゼが会えたら良かったのになとか思うけど、それはわたしのエゴでしかないしアルベルトは望んでいないこと。 マティアスとひとときを過ごせただけでも良かったのだろうなあ。 あまりに強くて美しく、冷静で隙のない、器用だけど一周まわって不器用にも思えるアルベルト。 許されない罪は罪としてのしかかり、本人も理解している。自分を救うのは自分というアルベルトの言葉にも納得できる。 でもやっぱり、世間一般のいう幸せをもっと味わってほしかった。罪を重ねる必要のない生活を送ってほしかった。外野からそんな風に思われることは望んでないだろうけど。 マティアスになりたかった、の言葉についてもアルベルトからもっと聞いてみたかった。 マティアスのどんなところに憧れて、羨んで、嫌だったのか。アルベルトの言葉で聞きたかった。 マティアスはこの後どのように生きていくのだろう。 きっと、変わらず信仰と疑心の間で揺れながら、でもその視点があるからこそ立派な司祭でいられるのだろう。マティアスが生きている間はまだ、そうできるのではないだろうか。 時代が過ぎるごとにアルベルトのように自分の責任は自分に還るというような考え方をする人も増え、キリスト教との関わり方も変わっていく人も増えるのだろう。今はイベントのときにだけ教会に行くという人も多いと聞くし…… まだまだキリスト教については理解が及ばない部分が多いなあ。 きっとまた読み返すことになる本。 次読むときにはどう思うのだろう。

Posted by ブクログ

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