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今日はいぬの日
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
| 発売年月日 | 2015/06/01 |
| JAN | 9784041030318 |
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今日はいぬの日
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商品レビュー
3.9
15件のお客様レビュー
タイトルと装丁のかわいらしさにまんまと騙された…とのコメント付きで職場の同僚が貸してくれた1冊。 確かに帯がなければ、 ほのぼの脱力日常系エッセイとかかな?と思ってしまうビジュアルの、 倉狩聡さん著「今日はいぬの日」。 物語は、動物管理センターで動物の殺処分を担当する小高の視点...
タイトルと装丁のかわいらしさにまんまと騙された…とのコメント付きで職場の同僚が貸してくれた1冊。 確かに帯がなければ、 ほのぼの脱力日常系エッセイとかかな?と思ってしまうビジュアルの、 倉狩聡さん著「今日はいぬの日」。 物語は、動物管理センターで動物の殺処分を担当する小高の視点と、家族に疎まれて辛い日々を送っていたスピッツ犬ヒメの視点を交えながら、思いがけない犬と人とのサバイバルゲームを描いていく。 思い切ってるなー。 ある日、流星群の欠片を飲み込んだヒメが、人間の言葉を喋れるようになるところから始まるこの騒動の設定が面白い。 言語の分野から考えるとだいぶムリがあるようにも感じるが、エンタメ小説としてこんなに魅力的な物語に昇華されるんだから、細々した野暮なことは考えない方が楽しめる。 文章が明解でわかりやすく、とにかく物語として読み急がざるをえない続きが気になる系。 冒頭に出てくる伏線も後からどう効いてくるのかワクワクする設定だったので、あっという間に読んでしまった。 通読するとところどころツッコミたくなる箇所もないではないが、毛色の変わったホラー系エンタメ小説だな、とタカを括っていたら、かなり深くて強いテーマ性もあり面食らったりもする。 たとえば、わかりやすいところで考えるなら、生態系の頂点で傲慢にふるまう人間という種について、種を超えた在り方、もしくは個体について、仲間としてまとまるにはまず最初に何が鍵になるのか、どこまでを仲間と考えるのか。 この文章の冒頭では一旦棚上げした言語から思考を進めるのも面白い。 人間に飼われた犬が人間の言語を話せるようになったとして、たとえば物体がまとう人間には共通に持っている概念、わかりやすいところで考えるなら見えないもの(数字とか)概念まで等しく共有できるのか?愛情を注がれてきた飼い犬とそうでない個体との価値観のすり合わせは可能か? …などなど、考え出すとテーマが深い。 まあそんな読み方自体もしかしたら特殊なのかもしれないけれど、わたしにとってはそれぐらい考える余地、幅のある面白い設定だった。 ちなみにわたしは、ずいぶん長いこと動物を飼っていないので、読み方が極端だったかもしれない。帯を見返して気づく。 どうやら泣けるホラーだったらしい。 読み急ぎすぎたかもしれない…。
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犬はというかペット全般は飼い主を選べない。 ヒメは仔犬の頃は家族みんなに可愛がられていた。 ところが子供たちが成長するにつれ生活が忙しくなりどんどんほったらかされてしまう。 散歩すら誰も行かない、下手をすればごはんすらもらえない。 もう胸が痛くて痛くて…。 そしてラスト…大号泣。...
犬はというかペット全般は飼い主を選べない。 ヒメは仔犬の頃は家族みんなに可愛がられていた。 ところが子供たちが成長するにつれ生活が忙しくなりどんどんほったらかされてしまう。 散歩すら誰も行かない、下手をすればごはんすらもらえない。 もう胸が痛くて痛くて…。 そしてラスト…大号泣。 可愛いイラストだけど中身は犬好きにとって苦しすぎる内容。覚悟して読んでね。 詳しい感想はこちら↓ https://ameblo.jp/harayou1223/entry-12944279721.html
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
飼い主一家から虐げられていた日本スピッツのヒメは、流星雨の日に降ってきた足を齧ってからヒトの言葉を操れるようになった。 人間の都合で捨てられ、保健所で殺処分される犬猫がいることを知り、人間への復讐をするため手始めに飼い主一家の末っ子の雅史を下僕にする。 保健所で働く小高は仕事として犬猫の殺処分をするが、飼い主の身勝手で処分された犬たちの遺灰を飼い主の家に撒いて回っていた。 彼には忘れられない犬がいる。過去に不手際から安らかに送ってやれなかった犬。 ある日保健所に預けられた猫に会いに来た雅史とヒメと出会って、犬たちの復讐の騒動に巻き込まれることになる。 始めはヒメの飼い主一家の身勝手さにイライラしたけど、途中からヒメの悪質さと残虐さが恐ろしくなった。 人間の知識を得た犬による復讐劇というパニックホラーだけど、復讐心の根底にあるものは愛されたい、撫でてくれるだけでいいという人間への想いというのが悲しい。 せめてミコトは助けてほしかった…
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